梅ちゃんのガーデンブログ

コンコード環境デザイン研究所○ランドスケープデザインとまちづくりとマウンテンクライムのブログ

英彦山上宮が倒壊の危機

2021-09-28 18:07:00 | 
(株)コンコード環境デザイン研究所 梅田和久


     江戸時代につくられた由緒正しき扁額

     銅の鳥居(かねのとりい)江戸時代につくられた銅でできた鳥居

     上宮の危険の看板

     奉幣殿に掲げられたお願い文

     北岳より中岳、南岳を望む

     満身創痍の上宮

「英彦山の上宮が倒壊の危機にあるそうです」
英彦山は福岡県と大分県の県境にまたがる標高約1200mの山で、日本百景・日本二百名山に指定されています。
九州を代表する山岳で豊かな自然林に覆われ、四季を通じて登山者に人気の高い山です。
そして、日本の山岳信仰を代表する歴史のある由緒正しき山と言っても良いでしょう。
その昔、戦国大名に匹敵する力を持っていたとか。
猫のミミみたいな独特な山容で、山中のいたるところには人と自然の歴史が刻まれています。
そう、昔は天狗様もいたらしい。

そんな英彦山ですが
山頂の上宮は約200年前の江戸時代につくられ、国指定の史跡にもなっています。
この上宮、台風や地震、老朽化といった寄る年波によって満身創痍の状態にあるというのです。
もし強力な台風が来ようものなら、この上宮は根こそぎ吹っ飛んでしまうかもしれない危機的状況にあるということです。

そうならないよう今は祈るしかない状態らしいのです。
これが本当に神頼みですね。
決して諸行無常と言ってはおれません。
私たち登山者は是非とも英彦山のシンボルともいうべき上宮の修復に興味関心を持っていただきたいものであります。
そんなことで、先日日曜日に英彦山を周回し見廻ってまいりました。
<つづく>

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