写真=横浜地裁で審理を終えた2人の店長と弁護団ら
「名ばかり店長」裁判で会社のデマに2店長が堂々と反論!
コナカ経営陣はただちに全店長に残業代を払ってください!
6月6日、私たち全国一般東京東部労組コナカ支部の組合員であるコナカ現役店長2人がコナカに未払い残業代を求めて申し立てた「名ばかり店長」労働審判の第1回審理が横浜地裁で開かれました。
組合側は高橋勇組合員、佐藤光成組合員の2店長と棗一郎弁護士、小川英郎弁護士の弁護団が出廷しました。東部労組本部スタッフ3人も傍聴しました。会社側は土屋繁之・総務部長代理、鈴江一規・人事部長代理と3人の弁護士が出廷しました。
この労働審判の争点は、コナカ支部の組合員で元店長の高橋亮さんの労働審判(第1陣)と同じで「店長が労働基準法上の管理監督者に当たるかどうか」です。出退勤の自由も職務権限もふさわしい待遇も与えられていないにもかかわらず、会社側が裁判所に出してきた答弁書では「店長は管理監督者だった」と相変わらず主張しています。
しかし、会社側が主張の根拠に上げているのは、第1陣の高橋亮さんの時にすでに組合側の弁護団に徹底的に反論されて退けられたものばかりです。そこで今回、新たに会社側がやってきたのが、2店長への「デマ攻撃」です。
鈴江部長代理が2店長の勤務時間や労働実態について上司や同僚らに「確認」したという陳述書によると、(店長は)「朝8時半には来ていない」「パートがカギを開けていた」「仕事中にマンガを読んでいた」……と書かれています。これらは完全なウソか、誇張によって事実を大きくねじ曲げた表現です。
この日の審理で、2店長は会社側のデマを1つひとつ反論しました。例えば、会社側は「裏口のカギ」を佐藤店長の代わりにパート社員が持っていたと陳述していますが、佐藤店長が勤務していたお店には「裏口のカギ」自体がもともと存在していません。はじめからないものを、だれが持つことができるのでしょうか。
あるいは、高橋店長の出勤時間を「朝8時半ではなく9時ごろだった」と陳述していますが、高橋店長と働いていたパート社員は鈴江部長代理の「聴き取り調査」に、「高橋さんは8時半には出社していた」と証言した、と言っています。いったい鈴江部長代理はだれの証言をもとに陳述書を書いたのでしょうか。
ほとんどがこんなデタラメな調子です。2店長の反論に対して、鈴江部長代理は何も回答することができず、会社側のずさんな「調査」が法廷で浮き彫りになりました。
そもそも会社側の陳述は「コナカの店長は管理監督者か否か」という争点から大きく逸脱したものです。ひたすら2店長の信用を傷つけることだけを狙った卑劣なやり方と言わざるをえません。
会社側の対応で第1陣と今回がもう1つ違うのは、店長に支払われていた役職手当や資格手当は「残業代」の見合い分として払われていたので、仮に2店長に残業代を支払う場合にはこの手当分を基礎賃金(残業代計算のもとになる賃金)から省くべきだ、と主張している点です。
とんでもない話です。これらの手当は店長という役職や等級に応じた資格への支払いです。それを今さら「あれは残業代みたいなものでした」という主張が通るわけがありません。裁判官からも「手当を引くと、ますます店長と主任の逆転現象が大きくなりますね」と指摘されていました。
そのほかにも会社側は特別賞与や一時金も残業代から控除するよう求めています。少しでも支払いを「値切ろう」という考えです。
さらに残業代支払い期間の一部の「時効」を主張しています。たしかに法律で残業代請求権があるのは過去2年と定められています。しかし、この間、会社は何をやってきたのでしょうか。
東部労組コナカ支部が昨年2月に結成して以来、店長への「名ばかり管理職」を是正し、残業代を支払うよう一貫して指摘されてきました。労働基準監督署からも改善を指導されました。マスコミや世論からも社会的批判を浴びてきました。にもかかわらず、コナカ経営陣は支払いを拒否し続けてきたのです。それを今になって「もう時効だから」という主張がどれだけ恥知らずなものかは言うまでもありません。
この日の審理でも、組合側の弁護団が「前回(高橋亮さんの労働審判)、会社側は組合との団体交渉で解決するといったので申し立てを取り下げたのに、また同じ紛争を組合とつくっている。信義に反する姿勢だ」と怒りをもって追及しました。
次回(第2回)の審理は7月11日(金)の予定です。2店長とコナカ支部へのさらなる応援と協力をよろしくお願いします。
その場しのぎ発言をし誤魔化す事で精一杯。もうこれ以上人任せは止めましょう。
一度しかない人生ですから思いっきり頑張りましょう
会社の汚い対応にはガッカリしました。
管理監督者問題と言うより、ただの誹謗中傷です。それにここは法廷です。
偽証とも言います。
東証一部上場企業のやる事でしょうか?
恥ずかしくてなりません。
7月11日の第二回審理、楽しみにしてます。
精神的な苦痛もあるかと思いますが、ぜひ負けずに頑張って下さい!
また、店造りに指示だした地区長自身は店造りは下手な方で、徹夜させられた週にそいつの店に「勉強に来ました」と言って言って行きましたが、店を見て???・・・
今でもその時の屈辱は忘れません。たまたまですが、その方は今、私のエリアマネージャーです。表面的にはおだてて「店廻りありがとうございます」なんて合わせてますが・・・
ところで撤退が決まったあの新店の責任は誰がとるんだろ。店長、社員、パートさんは悪くない。またムヤムヤにしていくんだろうね。数字がよければ本社のおかげ、悪ければ店長のせいになるのかな?希望なんてありゃしねぇ 店長なんてなりたくねぇ あの優秀な営業陣相手の裁判、頑張ってください。
コナカの社員さんも大変なのはよく分かります。
コナカの社員さんの方の「隣りの芝生は青く見える」的書き込みが散見されますが、他社も似たり寄ったりだということを言いたいです。
この業界は他の業界に比べ、比較的、歴史が浅いせいか、創業者一族が未だに会社を私物化しているところが多いです。
つまり、下(現場)で働く社員については使い捨て感覚です。
会社が大きくなるにつれ、経営陣と現場のズレが拡大(身近なところで金銭感覚)。
現場の店舗のリスク(例)商品の万引きや商品持ち越し(年季商品)による管理ロス等
そういったリスクを回避する為に、企業はあらゆる対策、方策を立てます。
が、この業界は世間と明らかにリスク回避の方向性がズレてます。
リスクを会社が負うのではなく、現場の店長、社員にリスクを負わせるシステムになってます。
店の売上、利益増した分は現場の人間には雀の涙の還元しかおこなわず
逆に減少分は給料減、販売価値のなくなった商品の弁償を行ってます。
コナカさんだけではありません。他社も毎年大量の退職者が出ています。
この業界が変わるとしたらコナカさんからだと思います。
東部労組の方々の頑張りで、多少なりとも世間にこの業界の問題点が認知されてきてます。
まだまだ、色々解決しなければならない問題が多々ありますが、コナカさんにはまだ可能性を感じます。東部労組のコナカ社員、パートの方、頑張って下さい。
元同業者の私から見てもお世辞抜きで、コナカさんの接客は一番でした。(今はどうか分かりませんが、今は何せスーツは着ない仕事なんで必要性がないんです、笑)
何か、まとまりのない長文で失礼しました。
「品性下劣」