写真=前回裁判後に報告集会を行うメトロコマース支部組合員と弁護団ら(2015年11月5日)
12/14 東部労組メトロコマース支部の非正規差別なくせ裁判に支援傍聴を
東京メトロ駅売店の非正規労働者らでつくる全国一般東京東部労組メトロコマース支部が訴えている、正社員との賃金差別をなくすための労働契約法20条裁判の第13回口頭弁論が、12月14日(月)午前10時から東京地裁6階631号法廷で行われます。裁判後には報告集会を日比谷図書館4階小ホールで行います。
2014年5月1日メーデーに提訴して以降、組合側は非正規労働者(契約社員B)と正社員が同じ売店で同じ仕事を行っていることと、それなのに基本給、各種手当、ボーナス、退職金などの賃金や休職制度など労働条件に差別があることを主張・立証してきました。これに対して会社側は資料を開示しないなど、制度や運用に合理性があるかどうかをまともに説明できていません。組合側は次回の裁判で、さらに登用制度などのでたらめさなどを明らかにする陳述書を提出する予定です。
今後の裁判の進行は未定ですが、争点が明らかになった段階で証人調べ(証人尋問)を行います。同時並行的に行われている郵政ユニオンの裁判とともに裁判所が2013年4月に施行された労働契約法20条をどのように解釈するのかの先行事例となります。つまり今回の裁判はメトロコマースだけに限らず、全国約2000万人の非正規労働者の生活と権利がかかった闘いと言って過言ではありません。
これまで計12回の口頭弁論はすべて傍聴席をあふれる支援者の皆さんに駆けつけていただいています。すべての労働者の力をお借りして同支部は勝利判決を勝ち取る決意です。当日の支援傍聴と報告集会へのご参加をよろしくお願いします。
【東部労組メトロコマース支部 非正規差別なくせ裁判 第13回口頭弁論】
■日時:2015年12月14日(月)午前10時~
※ 10分前に法廷前に集まってください
■場所:東京地裁6階 631号法廷
(地下鉄「霞ヶ関」駅A1出口から徒歩1分)
※ 報告集会は裁判終了後すぐに徒歩で移動して日比谷図書館4階小ホールで行います。
<連絡先>
全国一般東京東部労組 書記長:須田光照
電話 03-3604-5983
メール info@toburoso.org