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全国一般東京東部労働組合の記録

東部労組デイベンロイ労組支部が東京都労働委員会で勝利命令!

2016年03月02日 12時41分00秒 | 労働組合

写真=東部労組第42回定期大会で発言するデイベンロイ労組支部組合員(2015年11月8日)

東部労組デイベンロイ労組支部が東京都労働委員会で勝利命令!
デイベンロイリネンサプライ経営者は組合つぶしをやめろ!

テーブルクロスやユニフォームなどを洗濯し配送するデイベンロイリネンサプライ株式会社(本社:東京都品川区)で働く人たちでつくる全国一般東京東部労組デイベンロイ労組支部が、会社側による組合つぶしに対して東京都労働委員会(都労委)に行った不当労働行為救済申立について、2月22日、都労委が組合側勝利の命令を出しました。

不当労働行為と認定された概要は以下のとおりです。

1.2012年5月以降、財務諸表を一切提示していないこと
2.2012年12月28日及び2013年1月4日に残業代精算について従業員の同意を取り付けたこと
3.2012年12月28日に「お年玉」と称し従業員に支払ったこと
4.組合の車両貸し出し申請を拒否したこと
5.2013年2月1日からタイムカードを廃止したこと
6.2013年1月30日に従業員協議会を設置したこと
7.2013年6月25日付で社内定期便の利用の禁止を通知したこと
8.支部小野書記長に対し2013年7月以降の給与停止を通知し、7月分給与から勤怠控除したこと
9.2013年7月1日付で支部小野書記長に対し団体交渉を経ないで人事異動を通知したこと
10.2013年7月8日付で支部町田委員長に対して配置転換を行ったこと
11.組合からの脱退を勧奨したこと
12.支部町田委員長に対し2013年冬一時金を0.23ヶ月の支給率で支払ったこと
13.2014年7月23日団体交渉で夏一時金の平均支給率を示さなかったこと
14.以上の内容を新聞紙2頁大の白紙に書いて本社及び各営業所に10日間掲示すること

いずれも組合との協議を無視し、一方的に会社が行ってきたことが不当労働行為と認定されたのです。

命令は、22項目にもなった救済申立のすべてを不当労働行為と認定するものではありませんが、組合の勝利命令ととらえることができる内容でした。これも傍聴支援など東部労組各支部、闘う仲間がいたからこそ引き出せた命令であると心から感謝し御礼申し上げます。

この勝利命令を期に、正常な労使関係を作り上げることと、組合員拡大を目標にこれからもがんばります。これからもよろしくお願い致します。

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