「労働時間」に関連したメール労働相談事例(2015年5月分)のまとめ

みなさんへ
2015年5月に、ＮＰＯ法人労働相談センターと東部労組に寄せられた「労働時間」に関連したメール労働相談の事例を紹介します。

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「労働時間」に関連したメール労働相談事例(2015年5月分)のまとめ
ＮＰＯ法人労働相談センター
全国一般東京東部労組
2015年7月27日

1、保育園で事務の正社員。休憩もお昼休みも一切なく、幾ら遅くまで働かせられても残業代はでない。月40時間はタダ働きさせられている。人手が足らない時は保育士の仕事までさせられる。その上、手取り12万円の低賃金。

2、未払い残業代で労働基準監督署に申告して「是正勧告」が出た。ところが会社が一向に支払ってこない。しかも、その後、労基署はまるで動いてくれません。これでは「監督署」の意味がありません。どうしたらいいのでしょうか。

3、マンションの管理人。労働契約書では、朝8時～夕方5時となっているが、実際には平日は夜の11時まで拘束される。土日の拘束もある。これは労働時間としていいのか。

4、フレックスタイムの会社。全社員が朝9時から10時30分の自由な時間に出社している。自分もそうしていた。ところが会社が、突然、「遅刻」を理由に懲戒処分を通告してきた。納得できない。

5、仕事が早く終わった時に、早帰りを命じられる。午前中だけで帰させられたり、15時帰りもある。月の内5・6回はある。その分賃金カットされる。労働基準監督署に相談したら「会社の都合で仕事を休む場合は、少なくても6割以上の休業補償を会社は出さないといけない」と言われたが、会社に言えば、すぐにクビになることは間違いない。こういう場合どうすればいいのか。

6、勤続10年。今回、管理職に命じられたが、今まで出ていた残業代が出なくなり、手取りが、逆に大幅に下がってしまった。労基法では残業代がないのは「管理監督者」で、普通の「管理職」には残業代は支払われるはずなのにおかしい。

7、40時間の「みなし残業」で働いているが、会社からは40時間は必ず残業をしなければいけないと言われたが、本当なのか。また、会社は、残業が少ないと「みなし残業代」も出ないと言うが、これも本当なのか。

8、介護施設。毎日の始業時間の30分前に来て、仕事の準備をさせられているが、この分の賃金はでません。これは違法だと思いますが、いかがですか。

9、ドライバー。とにかく拘束時間が長すぎる。体調もおかしくなってきた。

10、看護師の6時間パート。実際は7時間働く場合が多いが、「6時間以上の場合は45分休憩」の法律があるからと、15分だけ残業代が支払われる。しかし、実際、休憩はしていない。

11、サービス残業の強要をやめさせたい。残業代を支払わせたい。どうしたらいいか。

12、店舗の店長。朝起きたとたんに個人の携帯電話に、会社から仕事の電話が入る。深夜でも休日でも会社から仕事の電話が続く。体がおかしくなった。違法ではないのか。

13、職場の多くの中国人労働者は、毎日朝7時から夜遅くまで働かされている。問題ないのか。

14、うちの会社は、31日の月は24日以上、30日の月は23日以上働かないと、一日8時間以上・週40時間以上残業をしても残業代は支払われない決まりになっているが、違法性はないのか。

15、フレックスタイムを導入しはじめた会社が、有給休暇を取った日の時間をその月の労働時間から控除して計算してくるようになった。

 

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