(11月29日、中労委命令についての記者会見で訴える塩田委員長<中央>)
阪急トラベルサポート 塩田委員長の職場復帰を拒否
中労委命令取り消しを求める訴訟提起を言明
どこまで争いを続けるのか!
12月12日、東部労組HTS支部と阪急トラベルサポートとの第30回団体交渉が渋谷の会議室で行われました。
組合からはHTS支部塩田委員長、大島組合員、本部菅野委員長が出席。会社からは新井取締役、中川東京支店長、伊藤隆史弁護士はじめ5名が出席しました。
11月29日に交付された中央労働委員会(中労委)の命令(会社は、アサイン停止を解除し、1年間分の賃金相当額を支払わなければならない)を受け、組合から会社に対し、この中労委命令に従い、塩田さんを職場に戻すつもりがあるのか、問いただしました。
会社の回答は、「アサイン停止は支配介入の不当労働行為である、との中労委命令には納得がいかない。中労委命令取り消しを求め裁判を起こす」というものでした。中労委命令には従わず、中労委を相手にした裁判「行政訴訟」を起こす、ということです。
また、「どこまで争いを続けるのか」との組合の追及に対し、「納得いくまで争う」との意向を明らかにしたのです。
都労委に続き、中労委からも不当労働行為を断罪されたにもかかわらず、一向に反省しようとしない阪急トラベルサポートの対応・態度を許すことはできません!
阪急トラベルサポートは不当労働行為を認め、塩田さんをただちに職場に戻せ!