「週刊金曜日」の取材に応じたことで、阪急トラベルサポートから「アサイン停止」(事実上の解雇)を受け、その撤回を求めて闘っている東部労組HTS支部の塩田委員長。
昨年2月の東京都労働委員会(都労委)に続き、、同11月、中央労働委員会(中労委)からも「アサイン停止は不当労働行為」と断罪されたにもかかわらず、阪急トラベルサポートは塩田さんを職場に戻さず、争いを続けています。同12月、命令の取り消しを求め、中労委を相手に裁判を提起したのです。
一方で組合も、都労委命令より大幅に後退した中労委命令(記事について、塩田さんにも「一定の責任が認められる」としてバックペイを1年間分に限定、など)の取り消し(都労委命令への回帰)を求め、中労委を提訴しました。
現在、会社・組合双方が原告となり中労委を提訴した裁判は併合され、審理が続いています。現在の状況につき、「週刊金曜日」8月31日号に記事が掲載されました(上画像)。
私たち組合はもとより争議の解決を求めています。
それは、阪急トラベルサポートが塩田さんを添乗業務に復帰させれば実現することなのです。
いたずらに解決を長引かせ、塩田さんを苦しめる阪急トラベルサポートを私たちは許すことはできません。会社が争いを続ける姿勢を変えない以上、組合も徹底的に闘います!
阪急トラベルサポートは塩田さんをただちに職場に戻せ!