外国人差別の労災隠しに抗議!ピーエス三菱本社前行動
全国一般東京東部労組は10月12日、パキスタン人労働者のアミン・モハマッド組合員への労災隠しに抗議するピーエス三菱本社前行動を実施しました【写真】。
コミュニティ・ユニオン首都圏ネットワーク一日行動の一環として実施され、13団体・110人が参加しました。
ピーエス三菱本社が入る東京汐留ビルディング前で行動を開始し、申し入れのため参加者らはアミンさんを先頭にオフィスのある18階までエレベーターで上がりました。
対応にあたった同社の担当者に対し、首都圏ネットの日和田代表が申入書を読み上げて手渡しました。その後、アミンさんは「会社は嘘を認めて謝ってほしい」と怒りを込めて訴えました。
アミンさんは2019年7月にピーエス三菱が施工主だった足立区のマンション建設現場で作業中に負傷しましたが、直接の雇用主である下請会社からは「現場でけがをしたことは伏せろ」と強要され、元請のピーエス三菱からも労災申請を拒否されました。元請・下請ぐるみでの労災隠しにあったのです。
労基署から現場での労災として認められましたが、アミンさんは4年以上たった現在もけがの後遺症に苦しんでいます。ところが、ピーエス三菱はアミンさんに謝罪するどころか労災発生の事実すらいまだに認めていません。アミンさんが怒るのはあまりにも当然のことです。
この日の申し入れでもアミンさんは会社の謝罪を求めましたが、担当者は「現在は裁判中ですので……」と述べただけであとは無言で黙り込みました。アミンさんは元請・下請の3社を相手に損害賠償請求の裁判を東京地裁に起こしていますが、その裁判でも会社側は労災を認めないままで、恥知らずにもアミンさんを「詐病」扱いする、とんでもない態度を取っています。
申し入れに対する会社担当者の不誠実な対応に怒った参加者たちは「アミンさんに謝れ!」「外国人労働者への差別を許さないぞ!」など一斉に糾弾の声が上がりました。
最後にアミンさんの「勝つまで闘っていく」という決意を受けて団結ガンバローで行動を締めくくりました。
アミンさんの裁判は今後、証人尋問に入る方向です。東部労組とアミンさんは大衆行動と裁判闘争を一体で闘い、外国人労働者への差別に基づく労災隠しを許さず、会社側に責任を取らせる決意です。みなさんの引き続きのご支援をよろしくお願いします!
対応にあたった同社の担当者に対し、首都圏ネットの日和田代表が申入書を読み上げて手渡しました。その後、アミンさんは「会社は嘘を認めて謝ってほしい」と怒りを込めて訴えました。
アミンさんは2019年7月にピーエス三菱が施工主だった足立区のマンション建設現場で作業中に負傷しましたが、直接の雇用主である下請会社からは「現場でけがをしたことは伏せろ」と強要され、元請のピーエス三菱からも労災申請を拒否されました。元請・下請ぐるみでの労災隠しにあったのです。
労基署から現場での労災として認められましたが、アミンさんは4年以上たった現在もけがの後遺症に苦しんでいます。ところが、ピーエス三菱はアミンさんに謝罪するどころか労災発生の事実すらいまだに認めていません。アミンさんが怒るのはあまりにも当然のことです。
この日の申し入れでもアミンさんは会社の謝罪を求めましたが、担当者は「現在は裁判中ですので……」と述べただけであとは無言で黙り込みました。アミンさんは元請・下請の3社を相手に損害賠償請求の裁判を東京地裁に起こしていますが、その裁判でも会社側は労災を認めないままで、恥知らずにもアミンさんを「詐病」扱いする、とんでもない態度を取っています。
申し入れに対する会社担当者の不誠実な対応に怒った参加者たちは「アミンさんに謝れ!」「外国人労働者への差別を許さないぞ!」など一斉に糾弾の声が上がりました。
最後にアミンさんの「勝つまで闘っていく」という決意を受けて団結ガンバローで行動を締めくくりました。
アミンさんの裁判は今後、証人尋問に入る方向です。東部労組とアミンさんは大衆行動と裁判闘争を一体で闘い、外国人労働者への差別に基づく労災隠しを許さず、会社側に責任を取らせる決意です。みなさんの引き続きのご支援をよろしくお願いします!