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全国一般東京東部労働組合の記録

HTS支部 「HTS Union News」

2010年09月28日 09時43分43秒 | 添乗員・旅行業界

東部労組HTS支部は、阪急トラベルサポート東京支店の添乗員のみなさんに、「HTS Union News」(上画像)を随時発行し、支部の活動や近況を紹介しています。

9月28日付で発行した第14号の内容をみなさんにもご紹介いたします。
ぜひみなさんのご意見をコメントでお寄せいただければと思います。

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HTS UNION NEWS
VOL.14

発行責任者 全国一般東京東部労組HTS支部 塩田卓嗣
        2010年9月28日発行


少しづつ涼しくなり、秋の気配も感じられるようになりました。
今年の猛暑で体調を崩したりされませんでしたでしょうか。

さて、今回は、私たち東部労組HTS支部の最近の活動についてご報告いたします。
現在、私たちの活動は、「みなし労働」撤廃のための不払い残業代請求裁判、そして塩田委員長を職場に戻すための労働委員会が主になっています。
昨年3月の塩田委員長のアサイン停止問題以降、会社との団体交渉は決裂したままですが、私たちはこの問題をあきらめていませんし、当の塩田委員長も職場復帰を目指し苦しい生活に耐え、がんばっています。私たち組合員も、塩田委員長を支え、最後までがんばりぬく決意です。

労働組合のない職場の労働者が選べる道は2つしかありません。会社から理不尽な扱いを受けたら「泣き寝入りして働き続ける」か「激怒して辞めるか」です。組合のない以前の状況では、理不尽にアサイン停止を言い渡されてしまったら、なすすべもなくそれを受け入れざるを得ませんでした。でも今、私たちの職場には労働組合=東部労組HTS支部があります。
労働組合とは弱い立場の労働者がチカラを合わせ、働く人たちの生活と権利を守るものであり、また、辛い目にあっている仲間一人一人を全力で守るものです。今まで労働組合がなかったため、憤りを感じながら会社を去っていった人も多くいると思いますが、これからは違うということを証明したいと思います。だからこそ私たちは塩田委員長を支え、最後まであきらめません。

とはいえ、すでに一年以上、会社との団体交渉が行われていない状況です。この間、みなさんの中に様々な要望があるのではないかと思います。そこで、私たちが問題として考えている以下の事項について、みなさんのご意見をおうかがいしたいと思います。

①日当・査定について
会社は過去の団体交渉において、「アンケートで100%評価していない」「(アンケートの主旨は)ツアーの品質改善」「匿名のアンケートの記載をもとに会社が添乗員を評価することはない」との趣旨の回答を私たちに行いました。
であれば、「アンケートの評価が悪いことがストレートに日当にスライドする」という事態は発生しにくいと思われますが、みなさんの場合はいかがでしょうか。

②ガイド通訳手当について
私たちは以前から団体交渉において、添乗員がガイドや通訳を行っていることについて、会社に改善を求めてきました。これについて、改めて実態とみなさんのご意見を求めたいと思います。

③資料の提供について
最近、ツアーのコースが色々あって、耳慣れない地域への添乗も多いかと思います。図書館に行ったり、ネットで調べたりと、みなさんそれぞれ苦労されていることもあるのではないでしょうか。
ガイドブックやネットに情報が載っていないような地域については、せめて会社から資料の提供があるべき、と私たちは考えます。
また、アサイン通達の際、就業条件明示書だけではなく、募集用パンフレットのコピーも添付すべきではないでしょうか。打合せの段階になって初めて知る事実・情報が伝えられることもあり、事前の心構え・情報収集という面からも、会社からの情報の提供は必要ではないでしょうか。

以上の点について、ぜひみなさんのご意見をお寄せください。

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