写真=東部労組新年会で支援を訴えるメトロコマース支部組合員ら(2016年1月31日)
2/8 東部労組メトロコマース支部の非正規差別なくせ裁判に支援傍聴を
東京メトロ駅売店の非正規労働者らでつくる全国一般東京東部労組メトロコマース支部が正社員との賃金差別をなくすために起こした裁判の第14回口頭弁論が、2月8日(月)午前10時から東京地裁6階631号法廷で行われます。裁判後には報告集会を弁護士会館5階502ABC会議室で行います。裁判への支援傍聴と報告集会への参加をよろしくお願いします。
前回の裁判(2015年12月14日)までに組合側は陳述書を裁判所に提出し、売店業務の概要、人事配置、業務密度、社内研修などあらゆる観点で正社員と非正規労働者が同じ仕事で同じ責任を負っていることを明らかにしました。非正規労働者から正社員への登用制度の不透明さや会社側の組合敵視の姿勢なども主張しました。また、当日の法廷では裁判長が、正社員の昇給などに関する実態を明らかにしていない会社側に対して開示・説明を促しました。裁判は大詰めを迎えています。
メトロコマース支部が労働契約法20条を使って2014年5月に裁判を起こした後、非正規労働者への差別をなくすための同様の裁判が全国各地で起きています。非正規労働者というだけで同一労働であるにもかかわらず、ボーナスや各種手当も含めて賃金面で大きな差別を強いられ、何年働いても退職金は1円も出ないという理不尽が横行しています。「非正規労働者を人間として扱え!」の声をますます大きくしていかなければなりません。
メトロコマース支部の裁判には毎回多くの方々のご支援で傍聴席を埋めてもらっています。引き続き皆さんのご支援を心よりお願い申し上げます。
【東部労組メトロコマース支部 非正規差別なくせ裁判 第14回口頭弁論】
■日時:2016年2月8日(月)午前10時~
※ 10分前に法廷前に集まってください
■場所:東京地裁6階 631号法廷
(地下鉄「霞ヶ関」駅A1出口から徒歩1分)
※ 報告集会は裁判終了後すぐに徒歩で移動して弁護士会館5階502ABC会議室で行います。
<連絡先>
全国一般東京東部労組 書記長:須田光照
電話 03-3604-5983
メール info@toburoso.org