東京東部労働組合【公式】ブログ

全国一般東京東部労働組合の記録

支える会だより 2012/12/1

2012年12月06日 09時00分00秒 | 労働相談

NPO法人労働相談センター「支える会だより」を紹介します。

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支える会だより 2012/12/1 第3号

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 目次

1.石川理事長ご挨拶

2.矢部副理事長ご挨拶

 「『動きが見える活動体』を追求します」

3.今号の労働相談

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年の瀬の奔流が押し寄せてくる時節ですね。会員の皆さんも慌しさにかまけて
「心が荒れる」ことのないよう、気持ちを引き締めて本年を送り出していきましょ
う。『支える会だより』第3号をお届けいたします。最新の労働相談データも添
付いたしましたので、ご確認ください。

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2012年12月1日
NPO法人労働相談センターを支える会会員のみなさま

                                            NPO法人労働相談センター
                                                    理事長 石川 源嗣

日頃からのご支援に心から御礼申し上げます。

NPO法人労働相談センターのホームページのアクセス数が落ちたことについて、
多くの皆様にご心配ご助言をいただいていましたが、おかげさまでやっと復調過
程に入ったと思われます。

先のニュースでもお知らせしましたように、今年7月にホームページを全面リニュー
アルした結果、アクセス数がどんどん下がり続け、やむを得ず旧来のトップペー
ジに戻しました。それでも以前のアクセス数になかなか戻りませんでしたが、10
月頃から電話、メール相談とも復活の兆しを見せはじめ、日曜労働相談も活発に
なり、多忙を極めるようになってきました。

実際、相談センターの菅野事務局長の集計によっても、相談数は8月が377件、
9月が389件、10月が513件と順調に回復していることが分かります。しかしかつ
ては700件を超える月もあったので、今後はそれに向けてがんばりたいと考えて
います。

また、ホームページの全面的点検と改善をめざして、9月に有志で「ホームペー
ジ制作委員会」を立ち上げました。今後、本格的なホームページの制作、アクセ
ス数の向上をはかっていきたいと思います。

最後に、最近の労働相談で、今まであまりなかった一部上場大企業正社員からの
相談が続いています。すべてリストラがらみで、早期退職優遇制度からだまし討
ち的な「無断欠勤」で懲戒解雇という悪質案件まで多くなっています。ここに来
て、大企業大リストラの影響が労働相談に波及してきている感じです。ただこれ
が一時的なものか、恒常的なものかは分かりません。しばらく注意深く見守りた
いと思います。
いずれにしても労働者への攻撃はさまざまな形で続き、強まっています。

今後ともよろしくご支援をお願いします。

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2012年12月1日

NPO法人労働相談センターを支える会 会員の皆さま


NPO法人労働相談センター
副理事長 矢部 明浩

「動きが見える活動体」を追求します

まずは、「NPO法人労働相談センターを支える会」に皆さまからお寄せいただい
たお志のご報告です。現時点で84名の方から3,590,183円(11月26日現在)お預
かりしております。皆さんの志が、ここまで形となってきました。強い強いセン
ターへの期待と熱意、重く重く受け止めております。改めて心より御礼申しあげ
ます。ありがとうございました。

さて、本年も早や暮れようとしておりますが、NPO法人労働相談センターとそれ
を「支える会」ともに、来たる年はいよいよ目に見える行動を展開していきたい
と考えております。

いくつか挙げれば、(1)労働組合セミナー(春・夏・秋・冬)の定期開催、(2)役員
体制整備、総会開催等「支える会」の運営基盤構築、(3)行政官庁(厚生労働省本
省、東京労働局、労働基準監督署、東京都等地元地方公共団体など)への労働条
件是正・向上施策推進、助成金獲得のための申入れ行動、(4)労働相談ボランティ
ア説明会の毎週日曜日開催、などです。

できることから一歩ずつ―NPO法人労働相談センターは、歩幅は狭くとも、着実
に歩みを進めてまいります。「動きが見える活動体」を追求します。

皆さんのたゆまぬご声援とご期待を一身に受け、来年も働く人たちの声を“より
広く、より深く、より親身に”くみあげてまいります。

末筆となりましたが、本年同様、新年においても何とぞ変わらぬご支援のほどよ
ろしくお願い申しあげます。

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今号の労働相談

Q 相談したいことがありましてご連絡させて頂きました。
僕は以前、営業の仕事をしていたのですが、その会社では社用車を使用し、ガソ
リンも会社のガソリンカードで入れていました。

しかし昨日面接した会社では、営業の仕事であるにも関わらず、自家用車、ガソ
リン代自己負担という事になりそうです。
会社の仕事であるにも関わらず、自腹を切らなければいけないことになりそうで
す。

こういう事は法律でキチンと規制されていたりはしないのでしょうか?
泣き寝入りしなければいけないのでしょうか?

また、僕は今まで残業代をもらった経験がありません。
全てサービス残業でした。

今度、転職する予定です。
次の会社ではキチンと残業代を請求できるような体制を整えておきたいと考えて
います。

タイムカードがある会社ならば記録が残りますが、大抵の会社では労働時間を記
録するシステムがありません。
どの様な形で労働時間を証明したらよいでしょうか?
残業時間を明確にするための方法を知りたいと思います。

ご相談のほど、よろしくお願い致します。


A メールを拝見しました。
 
タイムカードがない会社であっても、残業代の支払をしないことは労働基準法違
反ですので、支払わない場合は請求できます。
 
具体的にはどのような仕事をやって、どのような人と関わり、何時まで仕事をし
たのかメモに残しておきます。
また、他に残って仕事をしている人がいたのならその人の名前を記しておきます。
後日証言が取れます。
 
ガソリン代を自己負担することを規制する法律というものはありませんが、ガソ
リン代を差し引くことで最低賃金以下になるようでしたら、それは違法となる可
能性が高いといえます。
 
残業代未払等に関しましては、なかなか一人では解決が難しい問題です。集団で
会社と交渉した方がうまくいくかもしれません。

会社やお住まいの近隣に労働者一人から加入できる労働組合(ユニオン)がある
と思います。まずはそちらに相談を持ちかけ組合員となり団体交渉等の支援を仰
ぐ方法もあります。きっと、坂本さんのお話に真剣に耳を傾け適切なアドバイス
をしてくれるはずです。

ご連絡いただければ、当センターにてユニオンをご紹介することができます
ので、お気軽にお問い合わせください。 

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「支える会だより」に関するお問い合わせ
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

NPO法人労働相談センターを支える会
東京都葛飾区青戸3-33-3 野々村ビル1階
TEL 03-3604-1294
eメール consult@rodosodan.org

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

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       ★★NPO法人労働相談センターからのお知らせ★★

 継続した相談をご希望の方は当センターと協力関係にある「ジャパンユニオン」
 にご相談されることをお勧めします。

労働者にとって最強のセーフティネットは労働組合!
労働問題を労働組合加入で解決しよう!
全国一般東京東部労組 http://www.toburoso.org/ info@toburoso.org
ジャパンユニオン  http://www.jca.apc.org/j-union/ j-union@jca.apc.org

NPO法人労働相談センター
website: http://www.rodosodan.or
e-mail:info@rodosodan.org
〒125-0062東京都葛飾区青戸3-33-3野々村ビル1階
TEL03-3604-1294/FAX03-3690-1154
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