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全国一般東京東部労働組合の記録

東部労組第47回定期大会 コロナ禍の労働運動を推し進め労働者の命と生活を守ろう!

2020年11月09日 16時02分03秒 | 労働組合

東部労組第47回定期大会 コロナ禍の労働運動を推し進め労働者の命と生活を守ろう!

11月8日、全国一般東京東部労組は第47回定期大会を曳舟文化センターで開催し、組合代議員ら67人が参加し、争議を闘う仲間をよってたかって勝利させ、コロナ禍の労働運動を闘っていこうとの方針を確立し成功を勝ち取りました。

大会冒頭、菅野委員長が「社会を変えるのは政治や司法ではなく労働者の団結と闘いが原動力だ。労働者の生活や権利を他者にゆだねることなく私たちの手で切り開いていこう」とあいさつしました。

今期の東部労組の活動をまとめた動画を上映した後、来賓として全国一般全国協の平賀雄次郎委員長、コミュニティ・ユニオン全国ネットワークの岡本哲文事務局長、葛飾区労協の三浦徹也議長、葛飾区議のみずま雪絵さんからあいさつをいただきました。

また、争議を闘っている全労働者組合ユナイテッド闘争団の千田さんと吉良さんから不当解雇撤回に向けたアピールを受け、それに応える形で全参加者がシュプレヒコールで2人を激励しました。

他の友好労組や関係者からも今大会への連帯メッセージが75通寄せられました。

第1号議案<経過報告と総括>では、重大労災糾弾を闘っている大久保製壜支部や労災隠しと闘っているアミンさんらをはじめ職場や地域で奮闘してきた各支部の活動報告を受けて、須田書記長が「コロナ禍でも活動を止めなかった各支部の意義と成果は大きい。コロナ禍だからこそ労働運動で命と生活を守ろう」とまとめました。

さらに10月にあったメトロコマース支部の裁判で非正規労働者への賃金差別を容認した最高裁の不当判決を糾弾し、非正規差別撤廃まで闘っていく決意を述べました。

第2号議案<運動方針案>では、安倍から菅への首相交代の情勢を踏まえ、労働者民衆のたゆまぬ運動で安倍の憲法改悪を阻止した成果を確認しつつ、主体的な力量不足で安倍を打倒するまで追い詰めることができなかったことへの反省が必要だとし、「ゼネラルストライキが打てる全国団結を目指そう」と方針提起しました。

また、気候変動など地球環境危機を加速させている資本家の利益至上主義と闘おうという新方針も提起しました。

これらの総括や方針と決算・予算案なども加えて、すべての議案が討論のうえで賛成多数で採択。年間ストライキ権も圧倒的多数で確立されました。役員全員も投票で信任されました。

長年にわたり東部労組をけん引してきた岸本執行委員の退任あいさつと新役員からの決意表明を受けた後、再任した菅野委員長の音頭による団結ガンバローで大会を成功裏に締めくくりました。

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