店長の残業問題めぐり会社と対立
「偽装管理職」を組合は許さない!
全国のコナカで働く皆さん、全国一般東京東部労組コナカ支部(コナカ労組)と株式会社コナカとの第4回団体交渉が昨日(4月23日)、東京都内の会議室で開かれました。出席したのは組合側6人、会社側5人でした。
前回会社が持ち帰った組合員の高橋亮さん(元草加店店長)の未払い残業代請求書に対する回答を聞きました。会社の回答は「200万円」でした。高橋さんの請求は過去2年間で「800万円」を超えています。
なぜ、こんなに開きがあるのでしょうか。それは会社が店長に対する「管理職」(管理監督者)扱いを貫きたいからです。店長には残業代を1円も支払わない、とあらためて会社は表明しました。
では、そもそも会社の提示した金額は何なのでしょうか。過去2年の未取得の公休が162万円分あるとして、それを「丸めて」「四捨五入した」(会社談)結果、200万円になったというのです。だれがこんな説明に納得できるでしょうか。
高橋さんは当然、会社回答をはねつけました。「高橋さん、一体いくらなら会社を許してもらえるのか」。団交の終盤、会社が言った言葉です。まったく状況がわかっていません。
私たちが求めているのは、コナカの店長にも1日8時間、週40時間という当たり前の労働時間を適用してほしい、法律で定められた残業代をきちんと支払ってほしいということです。
出退勤を指示される。個人予算の誓約書を書かされる。一般社員とほとんど変わらない給料しかもらえない。なのに「管理監督者」と勝手に決められて、長時間のタダ働きを強いられる。こうしたあり方を今こそ変えるべきだ、と繰り返し再検討を促したものの、会社の見解は変わりませんでした。
この件についてはもはや交渉のみで打開できる問題ではない、と判断せざるをえません。どちらが正しいか、はっきりさせるしかありません。労働組合として次のステップ(労働基準監督署への申告・告訴、民事裁判の提訴、労働委員会への申し立て、団体行動権の行使など)に進むことを会社に通告しました。
全国の店長の皆さん、この闘いは皆さん自身の闘いです。
自らの手で自分と仲間、その家族の生活を守りましょう。
コナカ労働組合とともに声をあげ、立ち上がりましょう。
さあ、どうする?
しかし会社側はどこまでも自己主義的ですね。
問題が更に大きくなった場合の「デメリット」を全く考えてないんでしょう。こういうのを「jackass(トンマ)」って言うんですよ!
今までやって来た事を早いうちに詫びた上で、支払うモノは全部支払いきって職場の改善を最大限に行う事で、問題の拡大化防止や社員のモチベーション拡大に繋がるのではないでしょうか?そういうことを全く理解せず目先の事だけにしか考えが及ばない役員連中はまさしく「jackass」と言わずして何と言おうか?
コナカ労組委員長・書記長はじめ東部労組の皆さんには是非とも組合員のために頑張っていただきたいと思っています。
次のステップに進む事は止むを得ないでしょう。反省しない役員には痛い目に遭っていただきましょう!!
役員経営陣の皆様~会社の決定、変更事項などは従業員へきちんと伝達して下さい。とても不安です。
労務改善委員会は、何をしているのですか???
店舗の現状は、悲惨ですよ。とても集中して仕事が出来る環境では、ないですよ。結果(数字)を見ればわかると思いますが・・・一部店長育成に問題有りかも
店長と社員って給料だいぶ違いますよね。
店長の労働条件向上を抜きにコナカ全体を変えることはできません。そして、店長の労働条件をよくする第1歩が会社による「偽装管理職」のウソを暴き、法定の労働時間と残業代を手にすることです。
「愚痴」でも「文句」でもかまいません。そこに現状変化の思いが込められているからです。
しかし、それだけでは何も変わらないのも事実です。変えるためには自らが声をあげ、ともに立ち上がらなければなりません。そのために労働組合ができたのです。
あなたの思いはほかの多くの店長が考えていることです。諦める必要はありません。間違っているのは会社です。仲間と家族の生活を守るために立ち上がってください。
現状変化への思いと少しの勇気をもって、組合に参加してくれることを心からお待ちしています。