(過去2年分の時間外労働などの未払い賃金とその労働時間記録を添えて提出しました。
各自419万円、453万円など多い人では557万円にものぼります。
いかに長時間ただ働きさせられていたかわかります。
みなさんもぜひ計算してみたらいかがですか。)
2007年5月30日
労 働 基 準 法 違 反 申 告 書
三田労働基準監督署長 殿
労働基準法違反の事実があるので、労働基準法第104条第1項に基づき、次のとおり申告致します。貴署におかれましては直ちに事実を確認の上、違反事実を是正すべく職権を発動されるようお願い致します。
申告者
全国一般労働組合全国協議会東京東部労働組合
同HTS支部
違反者
株式会社阪急トラベルサポート
労働基準法違反の事実
申告者に対して、違反者は下記の違反行為をした。
(1) 第37条 違反違反者は、申告者に時間外労働および法定休日労働をさせているにもかかわらず、割増賃金を支払っていない。
(2) 第34条違反 違反者は、申告者が1日8時間以上の労働をしているにもかかわらず、休憩時間を与えていない。
(3) 第32条違反 違反者は、申告者に対し、1日につき8時間、1週間につき40時間を超える労働を行わせている。
(4) 第36条違反 違反者は申告者に時間外労働をさせているにもかかわらず、労働時間延長に関する協定(36協定)を締結していない。
(5) 第39条違反 違反者は、申告者に対し、法定の年次有給休暇を与えていない。
(6) 第24条違反 違反者は、「打ち合わせ・精算業務」に対して、実労働時間に対する対価を支払うことなく、その対価を「2時間に対し一律2,000円」としている。これは、申告者の賃金より時給を算出し、実労働時間をかけた場合の金額を下回ることになる。
(7) 第89条違反 違反者は、就業規則の作成、労働者への周知を行っていない。
貴署におかれましては、上記労基法違反の事実の調査と違反に対する必要な権限行使を速やかに行われるよう求めます。
*添付資料 1.賃金明細 2.未払い時間外割増賃金計算書 3.その他関連する資料
元添乗員のみなさん!
現役添乗員のみなさん!
いつもいつも応援してくださる皆さん!
一度集まりませんか。
コーヒーでも飲みながら、ぜひ、みなさんの苦労話しやご意見を聞かせて下さい。
日 6月15日(金)
時間 午後12時
場所 NPO法人労働相談センター
地図参照 http://www.rodosodan.org/ikikata.htm
阪急さん変わることをお祈りします。
でも旅行業の殿様JTBさまが業界改革をしてくれないと中小規模の旅行会社は潰れてしまうでしょうね!
旅行会社の一番非人道的なことは添乗員やライバーに極端な「睡眠不足」を強要していることにあります。
最近の国土省の調査でも8割の旅行バス会社が違法行為をしていると発表しています。しかし、バス会社をそうさせているのは、旅行会社ではありませんか。逮捕されるべきはバス会社の経営者より、旅行会社経営陣のはずです。
以前のコメントでもありましたが、私たちは「女工哀史」と同じ境遇です。しかし、世界中の人はその真実を知りません。地位とお金はとても恵まれていると思っておられる方がほとんどです。まさか、日当制でそれも月20万円がやっと。その上、12時間、13時間が当たり前で頭の中がボーとしているなんてみなさん知る由もございません。ドライバー同じ睡眠不足です。恐ろしい話です。
とにかく、まず会社に法律を守らせることが全ての鍵となります。本当に法律を守れば、現在のような労働環境や安売りなどできるわけがないのです。
だから私たちの合言葉は、「会社は法律を守れ!」これ以外にありません。
「価格競争・安売りの為に法律を守れないのだ」「法律を守ってたら会社が潰れる」などという業界・会社の詭弁にだまされてはいけません。
法を守らないことは犯罪なのです。
最初から法律や添乗員の人権を守る気がないから、添乗員やドライバーに犠牲を転化できると踏んでいるから、人件費を削れるから、他(おわかりですよね)で搾取できるから、平気で「安売り」ができるのです。
そもそも「安売り」だから、人権を守らなくていいのですか。「安売り」だから反社会的行為や違法行為を認めていいのですか。
法治国家です。まず法を守りなさい。法を守ってから幾らでも好きなことをしなさい。
法を守れないなら、守れる為の運動をしなさい。会社が先頭に立ち、業界や行政に訴えなさい。会社が率先して世間に呼びかけなさい。会社自ら署名運動しなさい。
私たちは、幾ら時間がかかっても、全国、世界の人々にこの真実を知らせていきましょう。
署名運動も手伝いましょう。
コメントも出し続けましょう。
阪急の労働組合を声援し続けましょう。
労働時間の記録や資料をしっかりと記録しておきましょう。
当時女工たちの大ストライキが世間や世界の耳目を集めたように、私たちは私たちの方法で世界の「耳目」を集めましょう。粘り強く、したたかに。
まずは、JTB・阪急・近畿ツーリズムの大手旅行会社様。添乗員の実情を知りご改善下さい。
旅行商品を販売する際は、情報公開に勤め格安商品たる理由をご説明下さい。
加えて、お客様の教育もお願いします。添乗員は奴隷では無い事を説明してください。
マナーが悪いお客が増えてます。50円のトイレチップさえもケチる。水をレストランに持ち込む。バイキングでは我先に。自分が一番。
添乗員に不法労働はさせないで下さい。各国の取り決めは守りましょう!!ガイドをしてはいけない国でのガイディングは止めましょう。
中国やトルコのガイドの日当はちゃんと支給しましょう。現地で彼らと接するのは私達添乗員なんですよ。
互いに気持ち良く仕事が出来るようにして下さい。
現地関係者の待遇改善も行ってください。
もちろん、添乗員の待遇改善も速やかに行ってください。
でないと、添乗員のなり手が無くなってしまい最終的に困るのはあなた方旅行会社なんですよ!!
HTS支部の皆様がたのご努力と勇気に敬意を表します。
全国の添乗員が見守っています。
500万円といっても本来支払われていたはずの賃金です。堂々と請求していいのだと勇気をもらっています。少しづつ記録をとりだしています。
1万人の添乗員がみんなで労働基準監督署に請求したら、おもしろいでしょうね。マスコミもとりあげるでしょうし。
今は、出来ることで応援します。
差し当たり、署名運動をやらさせて頂きます。
全部、一般の会社ではあたり前のこと。
女工哀史さんのコメント、私たちの合言葉、「会社は法律を守れ」に大賛成。
価格競争反対とか、安売り反対とか、価格の正常化を図るべきだとかは会社の詭弁の世界。あれだけ巨額な利潤をあげ、大資産を有している大旅行会社の詭弁に乗せられる必要はない。
まず「法律を守れ」だ。
中小零細の旅行会社に同じ要求を突きつけるわけにはいかないが、「みなし労働時間」で何十年も大儲けした結果のあの巨大な本社ビルを持つ阪急やクラツーに「法律を守ったら会社が潰れる」と言わせるわけにはいかない。
たった過去2年分の残業代を支払えないわけがない。
雇用保険を入れられないわけがない。
有給休暇を導入できないわけがない。
健康保険に入れられないわけがない。
8時間労働時間を実現できないわけがない。
世間では当たり前のこと。
「会社は法律を守れ」。
帰ってきて読むのがとても楽しみです。コメント少し減ってます?6月はみんな出かけますものね。私もすぐにまた仕事です。仕方ないといえば仕方ないか。
コメント全国1万人の添乗員が寄せてくれたらいいのにと思います。
また、うちにも早く支部ができないかなと密かに思っています。誰かが音頭とってくれれば絶対私と私の友人は入ります。
15日にはみなさん集まるといいですね。私は、残念ながらその日は仕事でローマにいます。
時間外労働手当ては、どのようにしたら計算できるのですか。
日当です。会社は一日12時間としてツアー毎に支払っているといいます。この場合どのように計算するのですか。休日手当・深夜手当もどう計算すればいいか良くわかりません。
あと、労働時間も何時から数えたらいいかわかりません。空港でショーアツプした時からでいいのでしょうか。ホテルでの終了の時間は?朝は?。
あと、休憩時間はないですよね。これも労働時間にいれるべきと思うのですが。
申し訳ありませんが、教えて頂ければ助かります。
実質労働時間とは
・事務所のある地点から、集合場所に行く時間。(仏労基署で確認。これは日本の労基署で確認要)
・空港集合時間前1時間前から待機となっていればその時間から仕事開始。
・会社が手配した乗り物の中にいる時間。
・お客様と一緒にいる時間。
・単に日当と示されていれば8時間です。口頭で12時間と言っても関係なし。8時間を越えた分から、超過勤務です。
・超勤、深夜、早朝、日曜労働、祭日労働は、労働基準法や協約で、時間帯、計算方法が定められていると思います。
これらは、旅行会社が作成したアイテナリー、サービス・マニュアルに書かれていることです。
ホテル朝食6時から、添乗員は朝食場所に30分前に待機となっていれば、その日の仕事開始時間は5時半、仕事終了予定時間は13時30分。それ以降、観光、夕食、イルミネーション等が連続すれば、それがその日の超過勤務時間。休憩が取れないので、休憩分も手当で払ってもらう以外方法が無いかもしれません。これも現地係り員が付いていれば、散策コース、お店、キャフェ等を案内して、一旦解散、1時間くらいは、ガイドと2人でゆっくりお茶でもしていられるのですが。夜も同じ事です。
一日の連続長時間勤務を緩和する方法は、現地係り員を使う以外に方法はありません。ナイトツアーの待機時間も仕事です。通常、人はパジャマ姿で寝転んでテレビでも見ている時間です。
サービス・マニュアル、アイテナリーに書かれていない仕事。お客様の訪室、お客様、会社からの業務連絡電話等、不測の事態は、時間記入されたメモを残す。
仏労基署の指導では本来会社が準備すべき用紙ですが、1日を24時間に区切った勤務表にメモすることを指導されました。この用紙に事務所での書類取り書類チェック等、あるいは精算、自宅でお客様に電話した、開始時間終了時間と、担当者お客様の名前等を記録して、労働時間の合計を出す様指導されました。
会社が、管理できない労働時間は、自分で申告できるシステムを確立する。
これは1社の添乗員という1職種では確立できない事だと思います。1社が確立できても、他社が準じなければ、準じない他社に仕事が移管されてしまうのは、明らかです。パリの日本の旅行業界で15年間繰返されたイタチごっこ、もぐら叩きゲ-ムです。
日本の労働厚生省に厳重な勧告を出してもらわねばなりません。1万人の日本の添乗員さん、数千人いるかも知れない、世界各国の現地ガイド・アシスタントさん!今は「私達の会社、あるいは私達の国は大丈夫。」、と思っていても、しっかりした日本の法的な規制が無い限り、水が流れる如くに、コンディションが低い所に仕事は流れ落ちます。
92年から94年くらいまである会社が添乗員なし、乗り継ぎの空港まで現地係り員がグループを迎えに行き、滞在中も現地係り員が全て世話をする、現地ツアー・コンダクター制を取り、JTBをも脅かすほどこのツアーが売れた時期もありました。大手がこれを真似始め、この会社は倒産しました。
日本と各国の本社、支店、下請け会社に働く、旅行会社接客業務に従事する人間が一体となる必要があります。
会社同士の情報交換に勝る、接客業務従事者の情報交換網、今はこのコメントの欄です。会社の数より、私達の数の方が多いのですから、正確な情報提供、それを労働組合で整理、まとめて貰う事が、権力に対抗する力だと思います。
パリの署名集め、郵送の時間が最低5日間かかるので、6月15日に間に合わないかも知れません。でも頑張ります。
よくもまあ、ここまでしらばっくれてこれたもの。
呆れ果てるし、そのふてぶてしさ、ずうずうしさには
見上げたものがある。
添乗員たちもこの見上げたずうずうしさを見習いましょう。
500万円でも1000万円でもドンドン請求しましょう。正当な賃金です。