第21戦 11月1日(土)神奈川・横浜文化体育館 観衆7500人
UNヘビー級選手権 60分3本勝負
アブドーラ・ザ・ブッチャー(1-1)テリー・ファンク
①テリー(7分50秒体固め)
ブッチャーがテリーをロープに振りタックル。しかしテリーは逆にブッチャーの脳天にエルボー、続けてロープの反動を利用したフライング・ボディシザース・ドロップを決めフォール。
②ブッチャー(7分10秒リングアウト)
ブッチャーの地獄突きでテリーが場外転落。ブッチャーが追いかけ肩車に決めた状態でテリーの右ヒザを鉄柱に激突させた後にイス攻撃を加えてリングへ戻り、テリーがエプロンに上がってきたところを体当たりを決めて場外に吹っ飛ばしリングアウト勝ち。
③(3分35秒両者反則)
ブッチャーがテリーのコブラツイストを腰投げで返したが、樋口レフリーがまき込まれテリーの下敷きに。そこへテリーめがけてブッチャーがエルボードロップにいったものの、テリーにかわされ樋口レフリーを直撃。ダウンした樋口レフリーが担架で控室に運ばれた後、和田レフリーがリングに入ってきて二人を分けようとするが、テリーが二度にわたってレフリーを投げ飛ばし乱闘を続けた為、両者反則のドロー。
※ブッチャーがタイトル初防衛に成功。
タッグマッチ45分1本勝負
馬場&鶴田(1-0)マードック&マクダニエル
①鶴田(18分40秒首固め)マクダニエル
30分1本勝負
キラー・トーア・カマタ(5分30秒体固め)大熊元司
ミスター桜田(8分25秒回転エビ固め)ジ・アステロイド
グレート小鹿(10分10秒反則勝ち)ジ・アベンジャー
ビッグ・ジョン・スタッド(5分5秒体固め)ロッキー羽田
ミスター・フジ(12分2秒体固め)伊藤正男
20分1本勝負
ミスター林(11分7秒体固め)百田義浩
百田光雄(11分24秒片エビ固め)越中詩郎
(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録
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第22戦 11月2日(日)東京・後楽園ホール 観衆3300人
インターナショナル・タッグ選手権 60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)ブッチャー&カマタ
①鶴田(9分45秒体固め)カマタ
鶴田はカマタをロープに振って、流血している額めがけジャンピング・ニーパットからパンチを連打。さらに馬場の脳天チョップで倒れたところへ、鶴田がコーナー最上段からフライング・ニードロップを決めフォール。
②カマタ(4分15秒体固め)馬場
16文キックを受け場外に出たカマタを馬場が蹴ろうとする後ろからブッチャーがヘッドバット。場外に落ちた馬場がブッチャーを捕まえようとするが逆に押さえられ、そこへカマタがリングに上がる梯子で馬場の腰を攻撃。助けに入った鶴田も殴り倒し、倒れた馬場へブッチャーと二人がかりで梯子を打ち付けてリングへ戻し、ダブルヘッドバットで倒れた馬場へニードロップを決めフォール。
③日本組(2分25秒反則勝ち)外人組
鶴田がブッチャーをロープに振りジャンピング・ニーパット。倒れているブッチャーへ鶴田が攻撃しようと飛び込んだところへ、ブッチャーが鶴田の顔めがけ塩?を投げつけた為に反則負け。
ゴングが鳴るとテリーとマードックがリングに飛び込み乱闘となった。
※馬場・鶴田組がタイトル5度目の防衛に成功。
馬場のコメント
「アバラ骨がいっちゃったみたいだ。これが防衛と言えるか。ブッチャーとカマタは気合が入ってたし、いいタッグチームだ。」
鶴田のコメント
「真っ暗だ。ついてないよ。4日は眼帯をしてでもやる。」
タッグマッチ45分1本勝負
テリー&マードック(1-0)スタッド&アステロイド
①テリー(10分5秒スピニング・トーホールド)アステロイド
アステロイドがマードックをコーナーに振って体当たり。これをマードックがかわしコーナーに激突して倒れたアステロイドへレッグブリーカー2連発から代わったテリーがスピニング・トーホールドを決め勝利。
タッグマッチ30分1本勝負
マクダニエル&アベンジャー(1-0)桜田&羽田
①マクダニエル(10分6秒体固め)羽田
30分1本勝負
グレート小鹿(16分4秒首固め)ミスター・フジ
20分1本勝負
大熊元司(11分32秒回転エビ固め)伊藤正男
ミスター林(15分48秒逆片エビ固め)百田光雄
百田義浩(12分19秒体固め)越中詩郎
(試合開始13時)「全日本プロレス中継」収録
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第23戦 11月3日(月・祝)東京・福生市民体育館 観衆2500人
タッグマッチ60分1本勝負
テリー&鶴田(0-0)ブッチャー&カマタ
①(13分55秒両軍リングアウト)
タッグマッチ45分1本勝負
馬場&桜田(1-0)マクダニエル&アベンジャー
①桜田(13分18秒体固め)アベンジャー
30分1本勝負
ディック・マードック(11分20秒片エビ固め)大熊元司
グレート小鹿(15分46秒両者リングアウト)ビッグ・ジョン・スタッド
ロッキー羽田(9分16秒首固め)ジ・アステロイド
20分1本勝負
ミスター・フジ(10分36秒片エビ固め)伊藤正男
ミスター林(12分34秒体固め)百田義浩
百田光雄(14分20秒片エビ固め)越中詩郎
(試合開始18時)
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第24戦 11月4日(火)長野・松本市総合体育館 観衆3800人
UNヘビー級選手権 60分3本勝負
アブドーラ・ザ・ブッチャー(1-1)ジャンボ鶴田
①ブッチャー(5分5秒体固め=バックフリップ)
②鶴田(6分20秒片エビ固め)
エルボードロップの連打からジャンピング・ニーパットを決めフォール。
③(4分43秒両者リングアウト)
鶴田がコブラツイストを決めたが、ブッチャーがロープを掴んで逃げようとした為、もつれて場外転落。そのまま場外戦となりドロー。
※ブッチャーがタイトル2度目の防衛に成功。
ブッチャーのコメント
「鶴田に俺が負けるはずない。今日のようなファイトをしていたら、永遠に俺には勝てないよ。」
鶴田のコメント
「計算外の場外でやられてしまった。タッグリーグ戦が終わったら、もう一度チャレンジしたい。」
45分1本勝負
テリー・ファンク(12分10秒体固め)ジ・アステロイド
テリーはアステロイドをコーナーに振り、戻ってきたところをショルダースルー。続けてダブルアーム・スープレックスを決めフォール。
試合後、テリーは襲い掛かってきたアステロイドのマスクをはぎ取った。
タッグマッチ30分1本勝負
馬場&羽田(1-0)マクダニエル&アベンジャー
①羽田(15分24秒片エビ固め)アベンジャー
30分1本勝負
ディック・マードック(15分18秒体固め)大熊元司
ミスター桜田(11分47秒両者リングアウト)ビッグ・ジョン・スタッド
グレート小鹿(10分46秒首固め)ミスター・フジ
20分1本勝負
伊藤正男(12分13秒体固め)百田光雄
ミスター林(13分37秒体固め)越中詩郎
(試合開始18時)「全日本プロレス中継」収録
セミでテリー対カマタ戦が予定されていたが、会場入りしたカマタがテリーとの対戦を拒否。前日の試合で足を痛めている事もあり、カードが変更されてカマタは欠場となった。
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第25戦(最終戦) 11月5日(水)神奈川・大和市車体工業体育館 観衆3000人
タッグマッチ60分3本勝負
テリー&鶴田(2-1)ブッチャー&アベンジャー
①(13分50秒両軍リングアウト)
②鶴田(3分35秒体固め)アベンジャー
ジャンピング・ニーパット2連発を決めフォール。
タッグマッチ45分1本勝負
マードック&マクダニエル(1-0)馬場&羽田
①マクダニエル(13分3秒体固め)羽田
30分1本勝負
ビッグ・ジョン・スタッド(10分5秒体固め)グレート小鹿
ミスター桜田(9分27秒両者リングアウト)ジ・アステロイド
大熊元司(10分21秒片エビ固め)ミスター・フジ
20分1本勝負
伊藤正男(14分36秒体固め)ミスター林
百田光雄(16分24秒片エビ固め)越中詩郎
(試合開始18時30分)
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