昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

'81インター・チャンピオン・シリーズ

2013年02月09日 20時00分39秒 | 全日本プロレス史


インターナショナル王座争奪トーナメント参加選手
・NWA本部・ノースカロライナ地区代表/ジム・クロケット・ジュニア推薦
ドリー・ファンク・ジュニア(190cm108kgアメリカ・インジアナ出身)
・テキサス地区代表/フリッツ・フォン・エリック推薦
テリー・ファンク(188cm120kgアメリカ・インジアナ出身)
・チャンピオン・カーニバル1位
ジャイアント馬場(209cm145kg新潟出身)
・チャンピオン・カーニバル2位
ジャンボ鶴田(197cm115kg山梨出身)
・チャンピオン・カーニバル3位
ブルーザー・ブロディ(190cm135kgアメリカ・ペンシルバニア出身)
アブドラ・ザ・ブッチャー(186cm140kgスーダン出身)
ジャック・ブリスコ(188cm110kgアメリカ・オクラホマ出身)
・チャンピオン・カーニバル6位
タイガー戸口(193cm125kg東京出身)
・チャンピオン・カーニバル7位
キラー・ブルックス(188cm120kgアメリカ・テキサス出身)


インター王座争奪トーナメント・ルール
・試合時間は、時間無制限1本勝負。
・場外カウントは、20カウント。
・両者リングアウト・両者反則は、失格。

(立会人)ジム・クロケット・ジュニアNWA会長

シリーズ参加選手
ジ・アベンジャー(193cm130kgカナダ出身)
ウエイン・ファリス(187cm115kgアメリカ・テネシー出身)
カール・フォン・スタイガー(179cm110kgドイツ出身)4/30

全日本プロレス出場選手
グレート小鹿
大熊元司
石川隆士
プリンス・トンガ
ロッキー羽田
佐藤昭夫
ミスター林
百田光雄
越中詩郎
後藤政二
滝川隆寿
高野直樹
(レフリー)ジョー樋口、和田京平

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・ブルーザー・ブロディは、4月27日愛知大会で左足首を捻挫。この為、28日から欠場。
・シリーズ終了後、タイガー戸口はフリーに、滝川隆寿と高野直樹は引退。

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コメント

'81インター・チャンピオン・シリーズ・第1戦から第4戦

2013年02月09日 19時55分33秒 | 全日本プロレス史
開幕戦、4月24日横浜文化体育館 観衆3200人
インターナショナル・タッグ選手権 60分3本勝負
ジャイアント馬場(1-1)ドリー・ファンク・ジュニア
ジャンボ鶴田      テリー・ファンク
①テリー(21分7秒ローリング・クレイドル・ホールド)馬場
テリーは馬場のコブラツイストを切り返してローリング・クレイドルでフォール。
②馬場(6分片エビ固め)テリー
馬場は鶴田とテリーへダブルキックからブレーンバスターを決めフォール。
③鶴田(10分54秒両者リングアウト)テリー
鶴田とテリーが殴り合いからもつれて場外転落。場外でも殴り合いを続けドロー。
両チーム引き分け裁定に納得せず延長戦に。
10分延長戦
馬場組(時間切れ)ファンクス
※馬場・鶴田組がタイトル7度目の防衛に成功

タッグマッチ45分1本勝負
アブドラ・ザ・ブッチャー(1-0)ブルーザー・ブロディ
キラー・ブルックス       ジ・アベンジャー
①ブッチャー(4分19秒体固め)アベンジャー
ブッチャーはアベンジャーをロープに振り、カウンターの地獄突きからジャンピング・エルボードロップでフォール。

30分1本勝負
タイガー戸口(8分40秒両者リングアウト)ジャック・ブリスコ
プリンス・トンガ(6分28秒回転エビ固め)ウエイン・ファリス
タッグマッチ30分1本勝負
ロッキー羽田(1-0)グレート小鹿
石川隆士      大熊元司
①羽田組(17分48秒反則勝ち)小鹿組
20分1本勝負
佐藤昭夫(10分29秒回転エビ固め)越中詩郎
ミスター林(6分39秒エビ固め)後藤政二
百田光雄(5分14秒逆エビ固め)滝川隆寿

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第2戦、4月25日沼津市民体育館 観衆3200人
タッグマッチ60分3本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(2-1)ブルーザー・ブロディ
ジャンボ鶴田           ジ・アベンジャー
①ブロディ(8分39秒体固め)鶴田
②ドリー組(3分4秒反則勝ち)ブロディ組
③鶴田(1分42秒片エビ固め)アベンジャー

インター王座争奪トーナメント1回戦 時間無制限1本勝負
テリー・ファンク(1-0)キラー・ブルックス
①テリー(10分6秒回転エビ固め)
エプロンのテリーへブルックスがタックルにきたところで、テリーはロープ越しの回転エビを決めフォール。
※テリーが2回戦に進出

タッグマッチ45分1本勝負
ジャイアント馬場(1-0)アブドラ・ザ・ブッチャー
タイガー戸口      ウエイン・ファリス
①戸口(5分26秒体固め)ファリス

30分1本勝負
ジャック・ブリスコ(11分53秒4の字固め)石川隆士
タッグマッチ30分1本勝負
グレート小鹿(1-0)佐藤昭夫
大熊元司      プリンス・トンガ
①小鹿組(17分10秒リングアウト)佐藤組
20分1本勝負
ロッキー羽田(10分55秒片エビ固め)越中詩郎
百田光雄(7分37秒片エビ固め)後藤政二
ミスター林(6分23秒片エビ固め)滝川隆寿

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第3戦、4月26日東京・後楽園ホール 観衆3400人
インター王座争奪トーナメント2回戦 時間無制限1本勝負
ジャイアント馬場(1-0)テリー・ファンク
①馬場(17分12秒リングアウト)
テリーの仕掛けたコブラツイストを馬場が腰投げで返し、テリーは場外転落。そこへブロディが乱入し、チェーンでテリーを攻撃。ブッチャーも角材を持ってリングに乱入し、馬場を攻撃。その間にもカウントが数えられ、場外で乱闘を続けたテリーのリングアウト負け。

アブドラ・ザ・ブッチャー(1-0)ジャンボ鶴田
①ブッチャー(5分58秒リングアウト)
ブッチャーは鶴田を場外に落とし、ブルックスと2人がかりで攻撃。そこへドリーが助けに入りブッチャーを攻撃し、鶴田とブルックス、ブッチャーとドリーの戦いとなったが、鶴田が客席後方での戦いとなる間にブッチャーはドリーをかわしてリングに戻り勝利。

ドリー・ファンク・ジュニア(1-0)タイガー戸口
①ドリー(9分27秒エビ固め)
ドリーは戸口の回転エビ固めを切り返しエビに決めフォール。

ブルーザー・ブロディ(1-0)ジャック・ブリスコ
①ブロディ(3分50秒リングアウト)
場外戦となりブリスコが4の字固め。場外カウントが進み4の字を外してリングに戻ろうとしたところをブロディのイス攻撃を受けダウン。その間にブロディがリングに戻り勝利。
※馬場、ブッチャー、ドリー、ブロディが準決勝進出

タッグマッチ30分1本勝負
グレート小鹿(1-0)キラー・ブルックス
大熊元司      ウエイン・ファリス
①大熊(16分57秒体固め)ファリス
30分1本勝負
プリンス・トンガ(10分20秒体固め)ジ・アベンジャー
タッグマッチ20分1本勝負
佐藤昭夫(1-0)ロッキー羽田
石川隆士    越中詩郎
①佐藤(16分12秒体固め)越中
20分1本勝負
ミスター林(7分5秒体固め)後藤政二
百田光雄(6分38秒逆片エビ固め)高野直樹

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第4戦、4月27日愛知県体育館 観衆4300人
インター王座争奪トーナメント準決勝戦 時間無制限1本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(1-0)アブドラ・ザ・ブッチャー
①ドリー(6分27秒反則勝ち)
エプロンのブッチャーへドリーはロープ越しにスリーパーホールド。そこへブロディが乱入しドリーを攻撃。これがブッチャー側の攻撃とされ、ブッチャーの反則負け。

ブルーザー・ブロディ(1-0)ジャイアント馬場
①ブロディ(5分59秒体固め)
ブロディは馬場へ場外で鉄柱攻撃を加え、首にチェーンを巻きつけてリングに上げ、ボディスラムからダイビング・ニードロップでフォール。
※ドリー、ブロディが決勝進出

タッグマッチ45分1本勝負
テリー・ファンク(1-0)ジャック・ブリスコ
ジャンボ鶴田      ジ・アベンジャー
①テリー(17分34秒スピニング・トーホールド)アベンジャー

30分1本勝負
タイガー戸口(8分57秒両者リングアウト)キラー・ブルックス
石川隆士(11分36秒回転エビ固め)ウエイン・ファリス
タッグマッチ30分1本勝負
グレート小鹿(1-0)佐藤昭夫
大熊元司      プリンス・トンガ
①大熊(22分9秒片エビ固め)佐藤
20分1本勝負
ロッキー羽田(13分片エビ固め)越中詩郎
百田光雄(7分42秒片エビ固め)後藤政二
ミスター林(9分1秒エビ固め)滝川隆寿

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コメント

'81インター・チャンピオン・シリーズ・第5戦から第7戦

2013年02月09日 19時50分56秒 | '81全日本プロレス
第5戦、4月28日岐阜市民センター 観衆2800人
ユナイテッド・ナショナル選手権 60分3本勝負
ジャンボ鶴田(2-1)ジャック・ブリスコ
①鶴田(8分1秒エビ固め)
鶴田はブリスコをロープに振り、返って来たところをコブラツイストに決めて後に倒しフォール。
②ブリスコ(12分44秒4の字固め)
③鶴田(1分25秒首固め)
鶴田はブリスコが4の字固めにきて前かがみになった瞬間、首を抱え込んで回転しフォール。
※鶴田がタイトル初防衛に成功

タッグマッチ45分1本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(1-0)アブドラ・ザ・ブッチャー
テリー・ファンク          ジ・アベンジャー
①テリー(8分31秒スピニング・トーホールド)アベンジャー

30分1本勝負
ジャイアント馬場(4分2秒両者リングアウト)キラー・ブルックス
タイガー戸口(14分17秒体固め)ウエイン・ファリス
タッグマッチ30分1本勝負
グレート小鹿(1-0)佐藤昭夫
大熊元司      プリンス・トンガ
①大熊(19分34秒体固め)トンガ
20分1本勝負
石川隆士(時間切れ)ロッキー羽田
ミスター林(11分38秒逆片エビ固め)百田光雄
越中詩郎(7分58秒逆エビ固め)後藤政二

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第6戦、4月29日諏訪湖スポーツセンター 観衆3000人
タッグマッチ60分3本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(2-1)アブドラ・ザ・ブッチャー
テリー・ファンク          キラー・ブルックス
①(10分23秒両軍リングアウト)
ブッチャーがドリーのスピニング・トーホールドを逃げ場外へ出たところから場外戦となりドロー。
②テリー(49秒体固め)ブルックス
テリーはブルックスをロープに振り、返ってきたところへフライング・ボディシザースドロップを決めフォール。

タッグマッチ45分1本勝負
ジャイアント馬場(1-0)ジャック・ブリスコ
ジャンボ鶴田      ジ・アベンジャー
①鶴田(12分31秒体固め)アベンジャー

30分1本勝負
プリンス・トンガ(10分21秒片エビ固め)ウエイン・ファリス
バトルロイヤル(12人参加)
決勝、後藤政二(17分53秒体固め)滝川隆寿
タッグマッチ30分1本勝負
タイガー戸口(1-0)グレート小鹿
ロッキー羽田    大熊元司
①戸口組(22分39秒反則勝ち)小鹿組
20分1本勝負
佐藤昭夫(時間切れ)石川隆士
ミスター林(12分8秒逆片エビ固め)越中詩郎
百田光雄(8分23秒片エビ固め)滝川隆寿

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第7戦、4月30日松戸市運動公園体育館 観衆3600人
インターナショナル・ヘビー級選手権 60分1本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(1-0)テリー・ファンク
①ドリー(54分エビ固め)
ドリーは、テリーのロープ越しの回転エビを切り返してエビに決めフォール。
※ドリーがタイトル初防衛に成功

インター王座争奪トーナメント決勝戦 時間無制限1本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(不戦勝)ブルーザー・ブロディ
ブロディが右足首捻挫の為、決勝戦を棄権。
※ドリーがタイトルを獲得、第10代インターナショナル王者となる。
急遽ドリーの初防衛戦をやる事となり、ドリーとブロディ以外のトーナメント参加選手による挑戦者抽選会がリング上で行われ、テリー・ファンクが挑戦権を獲得。

タッグマッチ45分1本勝負
ジャイアント馬場(1-0)アブドラ・ザ・ブッチャー
ジャンボ鶴田      キラー・ブルックス
①馬場(8分4秒体固め)ブルックス

30分1本勝負
タイガー戸口(6分18秒体固め)ジ・アベンジャー
ジャック・ブリスコ(8分54秒回転エビ固め)プリンス・トンガ
カール・フォン・スタイガー(8分8秒首固め)ウエイン・ファリス
タッグマッチ30分1本勝負
グレート小鹿(0-0)佐藤昭夫
大熊元司      石川隆士
①(16分36秒両軍リングアウト)
20分1本勝負
ロッキー羽田(10分35秒片エビ固め)越中詩郎
百田光雄(9分37秒片エビ固め)後藤政二
ミスター林(8分背骨折り)滝川隆寿

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