昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

第6戦~第10戦('72旗あげジャイアントS)

2011年01月01日 17時00分14秒 | '72全日本プロレス
第6戦 10月28日(土)奈良・橿原公苑体育館 観衆6800人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&駒(2-1)テリー&コザック
①馬場(14分6秒片エビ固め)テリー
②テリー(6分41秒揺りイス固め)馬場
③駒(2分13秒体固め)コザック

45分3本勝負
ブルーノ・サンマルチノ(2-0)大熊元司
①サンマルチノ(7分38秒リングアウト)
②サンマルチノ(3分21秒体固め)

30分1本勝負
サンダー杉山(11分52秒両者リングアウト)ダッチ・サベージ
フレッド・ブラッシー(9分27秒体固め)サムソン・クツワダ
ドン・デヌーチ(8分44秒体固め)デビル紫

20分1本勝負
佐藤昭夫(14分17秒片エビ固め)百田光雄
鶴見五郎(12分38秒逆片エビ固め)藤井誠之

(試合開始18時30分)

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第7戦 10月29日(日)三重・尾鷲市体育館 観衆4100人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&大熊(2-1)サンマルチノ&ブラッシー
①サンマルチノ(10分32秒体固め)大熊
②日本組(1分5秒反則勝ち)外人組
③馬場(1分45秒体固め)プラッシー

45分3本勝負
サンダー杉山(2-1)ダッチ・サべージ
①サべージ(7分35秒体固め)
②杉山(1分31秒体固め)
③杉山(2分25秒リングアウト)

30分1本勝負
テリー・ファンク(10分43秒体固め)サムソン・クツワダ
マシオ駒(9分1秒回転エビ固め)ジェリー・コザック
ドン・デヌーチ(9分2秒体固め)佐藤昭夫

20分1本勝負
デビル紫(14分49秒片エビ固め)鶴見五郎
百田光雄(11分56秒エビ固め)藤井誠之

(試合開始18時)

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第8戦 10月30日(月)名古屋・愛知県体育館 観衆4500人
世界ヘビー級王座争奪第2戦 60分3本勝負
ジャイアント・馬場(2-1)テリー・ファンク
①テリー(19分15秒回転股裂き)
テリーはコブラツイストに入るような体勢から馬場の足に手を掛けてグラウンドに持ち込みリングの中を回転するローリング・レッグスプレッドで馬場がギブアップ。
②馬場(4分24秒コブラツイスト)
馬場はテリーがコブラツイストを仕掛けてきたところを切り返し、逆にコブラツイストで揺さぶるとテリーはギブアップ。
③馬場(5分体固め)
エプロンの馬場を捕まえて、テリーがブレーンバスター。しかし、バランスを崩して倒れ馬場の下敷きに。そのまま馬場が押さえ込んでフォール勝ち。
※馬場・争奪戦2戦1勝1分

タッグマッチ45分3本勝負
サンマルチノ&ブラッシー(2-1)杉山&大熊
①杉山(16分7秒体固め)ブラッシー
②ブラッシー(3分14秒体固め)杉山
③サンマルチノ(1分6秒ベアハッグ)大熊

30分1本勝負
マシオ駒(16分45秒両者リングアウト)ダッチ・サベージ
ドン・デヌーチ(9分45秒背骨折り)サムソン・クツワダ
ジェリー・コザック(9分15秒体固め)佐藤昭夫

20分1本勝負
デビル紫(14分29秒体固め)藤井誠之
百田光雄(11分57秒逆さ押さえ込み)鶴見五郎

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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鶴田友美・全日本プロレス入団

10月31日東京・赤坂プリンス・ホテル「桂の間」で、ミュンヘン・オリンピック・レスリング・グレコローマン100キロ以上級日本代表の鶴田友美(山梨出身21歳195cm115kg中央大学レスリング部)の全日本プロレス入りが発表された。
入団発表は、ジャイアント馬場、八田一朗日本アマチュア・レスリング協会会長、関二郎中央大学レスリング部監督、そしてミュンヘン・オリンピック日本選手団の赤いジャケットを着た鶴田友美が出席して行われた。
今後の予定として馬場は、「大学を卒業するまでは東京・恵比寿の山田ジムでプロレスラーになる為の練習を行い、卒業後に渡米してプロレス修行(ドリー・ファンク・シニアかフレッド・アトキンスに預けて鍛える)を行い、全日本プロレス旗あげ1周年の時にメインイベンターとしてマットに立ってほしい。」と語った。

アマチュア・レスリングの主な成績
全日本レスリング選手権大会
1970年(11月1日~3日熊本・九州学院大体育館)
フリースタイル100㎏級3位
1971年(6月21日~23日東京・日大講堂)
フリースタイル100㎏以上級優勝
グレコローマン100㎏以上級優勝
1972年(6月28日~7月3日茨城・笠間市体育館)
フリースタイル100㎏以上級優勝(磯貝頼秀選手と両者優勝)
グレコローマン100㎏以上級優勝

レスリング世界選手権
1971年(8月27日~30日ブルガリア・ソフィア)
フリースタイル100㎏以上級2回戦失格
グレコローマン100㎏以上級2回戦失格

ミュンヘン・オリンピック・レスリング
グレコローマン100㎏以上級(バッドマークシステム・ルール)
9月6日ミュンヘン・レスリング柔道ホール・エキシビジョンランズ
ラウンド1
ヨーゼフ・チャサタリ(6分46秒警告)鶴田友美
※負けた鶴田には、バッドマーク4点。
9月7日ミュンヘン・レスリング柔道ホール・エキシビジョンランズ
ラウンド2
イシュトヴァン・セメレディ(7分48秒警告)鶴田友美
※負けた鶴田には、バッドマーク4点が追加され、計8点となり失格。

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第9戦 11月1日(水)群馬スポーツセンター 観衆3200人
タッグマッチ60分3本勝負
サンマルチノ&テリー(2-1)馬場&駒
①テリー(17分28秒揺りイス固め)駒
②駒(4分34秒体固め)テリー
③サンマルチノ(3分6秒片エビ固め)駒

45分3本勝負
サンダー杉山(2-1)フレッド・ブラッシー
①杉山(15分38秒体固め)
②プラッシー(9秒体固め)
③杉山(2分4秒リングアウト)

30分1本勝負
大熊元司(10分31秒体固め)ジェリー・コザック
ダッチ・サベージ(15分7秒回転エビ固め)サムソン・クツワダ
ドン・デヌーチ(8分53秒体固め)鶴見五郎

20分1本勝負
佐藤昭夫(時間切れ)デビル紫
藤井誠之(13分9秒体固め)百田光雄

(試合開始18時30分)

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第10戦 11月2日(木)長野県営体育館 観衆2800人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&大熊(2-1)サンマルチノ&シニア
①サンマルチノ(8分50秒体固め)大熊
②日本組(4分37秒反則勝ち)外人組
③馬場(1分45秒片エビ固め)シニア

45分3本勝負
マシオ駒(2-1)ジェリー・コザック
①コザック(10分59秒体固め)
②駒(4分28秒体固め)
③駒(3分16秒体固め)

30分1本勝負
サンダー杉山(12分11秒体固め)ドン・デヌーチ
フレッド・ブラッシー(8分47秒体固め)サムソン・クツワダ
ダッチ・サベージ(10分37秒体固め)佐藤昭夫

20分1本勝負
鶴見五郎(11分28秒片エビ固め)百田光雄
藤井誠之(12分46秒体固め)デビル紫

(試合開始18時30分)

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