昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

第1戦~第3戦(全軍対抗戦)

2012年03月17日 19時55分50秒 | '77全日本プロレス
第1戦 11月25日(金)群馬スポーツセンター 観衆3800人
インターナショナル・タッグ選手権 60分3本勝負
大木&ドク(1-1)馬場&鶴田
①鶴田(12分45秒片エビ固め)ドク
鶴田はエプロンのドクを捕まえてロープ越しのブレーンバスターからドロップキックを決めフォール。
②ドク(10分14秒体固め)鶴田
ドクが鶴田へ急所打ち。大木がボディスラムで叩きつけたところへ、コーナー最上段からニードロップを決めフォール。
③(4分34秒両軍リングアウト)
何度となく場外戦を繰り返し、両チームリングアウト。
※大木・ドク組がタイトル初防衛に成功。
大木のコメント
「汚いと言われようが、とにかく勝ったんだ。この余勢をかって、オープンタッグも優勝を狙う。」
ドクのコメント
「俺と大木さんが組んだら負けっこない。これからの目標は、オープンタッグの優勝だ。」
馬場のコメント
「汚い野郎だ。あっちのペースにはまってしまったのが敗因だ。」
鶴田のコメント
「何もしゃべりたくないですよ、あんな汚いヤツ…」

特別試合・タッグマッチ45分1本勝負
天龍&羽田(1-0)ロビンソン&デュラン
①天龍(19分7秒体固め)デュラン

特別試合・タッグマッチ30分1本勝負
木村&草津(1-0)ブルックス&アサシン1号
①木村(10分25秒逆エビ固め)アサシン1号

対抗戦・30分1本勝負
高千穂明久(18分35秒両者リングアウト)アニマル浜口
高千穂がコブラツイスト。浜口がロープへ逃げるが、そのまま両者場外転落し場外戦となりドロー。

対抗戦・タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)井上&寺西
①大熊(17分片エビ固め)寺西
寺西が大熊に逆さ押さえ込み。小鹿がカットに入りレフリーを牽制し、後からリングに入ってきた井上にレフリーが注意をしている間に小鹿が大熊と寺西の体を反転させフォール。

対抗戦・20分1本勝負
サムソン・クツワダ(9分10秒片エビ固め)大位山勝三
ネックブリーカードロップでフォール。

鶴見五郎(7分44秒片エビ固め)肥後宗典
鶴見は肥後のエルボーバットをかわし、ロープの反動をつけてのランニング・ネックブリーカードロップを決めフォール。

剛竜馬(7分18秒体固め)ミスター林
ドロップキックからサイド・スープレックスでフォール。

スネーク奄美(6分34秒エビ固め)百田光雄
百田は奄美がショルダースルーに来たところを切り返して逆さ押さえ込み。しかし奄美はさらに切り返してエビ固めに決めフォール。

対抗戦得点(第1戦) 全日本(4点-6点)国際

(試合開始18時40分)「全日本プロレス中継」収録

----------------------------------
第2戦 11月26日(土)秋田・大曲圏民体育館 観衆4700人
対抗戦・60分1本勝負
ジャイアント馬場(1-0)グレート草津
①馬場(11分50秒グランドコブラ)
草津がロープの反動をつけてタックル。続けてもう一発タックルを仕掛けたが、馬場はタックルをかわしてコブラツイストを決め後方へ倒しグランドコブラに移行してフォール。

対抗戦・タッグマッチ30分1本勝負
木村&井上(1-0)天龍&羽田
①井上(16分7秒片エビ固め)羽田
羽田へ木村がブレーンバスター、井上がフライング・ショルダーアタックからサンセットフリップを決めフォール。

対抗戦・タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)浜口&寺西
①大熊(19分16秒体固め=ダイビング・ヘッドバット)寺西

特別試合・タッグマッチ30分1本勝負
鶴田&高千穂(1-0)ロビンソン&デュラン
①鶴田(17分57秒逆さ押さえ込み)デュラン

対抗戦・30分1本勝負
サムソン・クツワダ(9分4秒片エビ固め=ブレーンバスター)デビル・ムラサキ

特別試合・タッグマッチ20分1本勝負
ブルックス&アサシン1号(1-0)剛&鶴見
①ブルックス(11分55秒片エビ固め)鶴見

対抗戦・20分1本勝負
大位山勝三(6分18秒体固め=アトミックドロップ)伊藤正男
米村勉(9分40秒逆片エビ固め)肥後宗典
淵正信(6分4秒逆さ押さえ込み)スネーク奄美

対抗戦得点(第2戦) 全日本(8点-6点)国際

(試合開始18時30分)

----------------------------------
第3戦 11月27日(日)岩手・宮古市宮古ボウル 観衆5200人
対抗戦・60分1本勝負
ラッシャー木村(1-0)ジャンボ鶴田
①木村(21分18秒片エビ固め)
鶴田のバックドロップをコーナーポストを蹴って崩した木村は、鶴田へパイルドライバー2連発。反撃に出た鶴田のジャンピング・ニーパットをクロスチョップで叩き落し、パイルドライバーを決めてフォール。
試合後、鶴田は肩がカウント2で上がっていたとして樋口レフリーに抗議したものの判定は覆らず。
木村のコメント
「鶴田の抗議は全くおかしい。完全にピンフォールしたからね。とにかくどんな事があっても、馬場さんとやる。」
鶴田のコメント
「あんなの完全にレフリーのミスだよ。」
馬場のコメント
「鶴田の肩が上がってたと思うが、はっきりと判定が出た以上は仕方がない。俺と木村の再戦ももちろんやるよ。ジャンボもこのまま黙っていないだろう。」

特別試合・タッグマッチ30分1本勝負
馬場&クツワダ(1-0)ロビンソン&デュラン
①馬場(17分55秒エビ固め)デュラン

特別試合・タッグマッチ30分1本勝負
井上&浜口(1-0)ブルックス&アサシン1号
①浜口(14分43秒体固め)アサシン1号

対抗戦・30分1本勝負
グレート草津(11分10秒グランドコブラ)ロッキー羽田
天龍源一郎(8分8秒片エビ固め=ブレーンバスター)デビル・ムラサキ
グレート小鹿(8分56秒コブラツイスト)鶴見五郎
寺西勇(7分33秒変形アバラ折り)伊藤正男

対抗戦・20分1本勝負
大位山勝三(4分37秒片エビ固め=ペンデュラム・バックブリーカー)肥後宗典
剛竜馬(7分45秒体固め=サイド・スープレックス)大仁田厚
ミスター林(4分58秒体固め=ネックブリーカー・ドロップ)米村勉

対抗戦得点(第3戦) 全日本(6点-10点)国際

(試合開始18時)
※試合開始直前に突然場内が停電になり、25分遅れで試合が開始された。

--------------

コメント    この記事についてブログを書く
« 第4戦~第6戦(全軍対抗戦) | トップ | 全日本プロレスVS国際プロ... »