昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

第20戦~第24戦('76ジャイアントS)

2011年11月26日 19時10分35秒 | '76全日本プロレス
第20戦 10月16日(土)埼玉・入間川青果市場 観衆2600人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)ブッチャー&ジェリー
①(12分35秒両軍リングアウト)
②鶴田(8分12秒体固め)ジェリー

30分1本勝負
グレート小鹿(13分26秒体固め)ジョン・グレイ

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(1-0)デストロイヤー&クツワダ
①大木(13分12秒体固め)クツワダ

30分1本勝負
ワルドー・フォン・エリック(12分25秒体固め)大熊元司
高千穂明久(10分22秒体固め)テッド・オーツ

タッグマッチ20分1本勝負
ヒライ&林(1-0)桜田&伊藤
①ヒライ(17分9秒体固め)伊藤

20分1本勝負
百田光雄(15分56秒回転エビ固め)淵正信

15分1本勝負
肥後宗典(11分20秒体固め)大仁田厚

(試合開始18時)

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第21戦 10月17日(日)新潟・燕市民体育館 観衆3700人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&クツワダ(2-1)ブッチャー&エリック 
①ブッチャー(8分30秒体固め)クツワダ
②日本組(6分3秒リングアウト)外人組
③馬場(2分25秒片エビ固め)エリック

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(12分39秒片エビ固め)ジョン・グレイ
大木金太郎(10分27秒体固め)ジェリー・オーツ
ザ・デストロイヤー(13分20秒4の字固め)テッド・オーツ

バトルロイヤル(12人参加)
決勝、百田光雄(11分59秒逆エビ固め)ミツ・ヒライ

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)高千穂&桜田
①大熊(21分27秒体固め)桜田

20分1本勝負
キム・ドク(11分41秒体固め)伊藤正男

タッグマッチ20分1本勝負
ヒライ&林(1-0)百田&肥後
①林(13分18秒片エビ固め)肥後

15分1本勝負
大仁田厚(11分20秒体固め)園田一治

(試合開始18時30分)

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第22戦 10月18日(月)新潟県体育館 観衆3500人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-0)ブッチャー&ジェリー
①鶴田(15分38秒反則勝ち)ブッチャー
②鶴田(2分49秒体固め)ジェリー

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(9分28秒体固め)ワルドー・フォン・エリック

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(1-0)テッド&グレイ
①大木(13分10秒体固め)グレイ

30分1本勝負
ミスター林(11分51秒体固め)伊藤正男

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(0-0)高千穂&クツワダ
①時間切れ

20分1本勝負
ミツ・ヒライ(9分2秒体固め)桜田一男
肥後宗典(11分34秒体固め)園田一治

15分1本勝負
百田光雄(12分37秒片エビ固め)淵正信

(試合開始18時30分)

17日から巡業に合流した天竜は、18日新潟大会の試合前午後4時から受け身を中心に約90分リング上での練習を行った。
馬場のコメント
「素人に受け身をやってみろって言ったって、すぐできるわけないよ。だけど天竜は器用だし、柔軟性があるな。想像以上に見込みがありそうだ。」

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第23戦 10月19日(火)秋田県立体育館 観衆4800人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&デストロイヤー(2-1)ブッチャー&ジェリー
①ブッチャー(11分30秒体固め)デストロイヤー
②日本組(5分10秒リングアウト)外人組
③デストロイヤー(3分48秒体固め)ジェリー

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(11分2秒回転エビ固め)テッド・オーツ
大木金太郎(9分13秒体固め)ジョン・グレイ
ワルドー・フォン・エリック(4分2秒体固め)キム・ドク

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(0-0)高千穂&クツワダ
①時間切れ

バトルロイヤル(8人参加)
決勝、百田光雄(13分52秒片エビ固め)桜田一男

20分1本勝負
桜田一男(9分27秒反則勝ち)ミスター林

タッグマッチ20分1本勝負
ヒライ&淵(1-0)百田&大仁田
①ヒライ(16分31秒体固め)大仁田

15分1本勝負
伊藤正男(12分42秒体固め)肥後宗典

(試合開始18時30分)

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第24戦 10月20日(水)青森県営体育館 観衆2900人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&高千穂(2-1)ブッチャー&グレイ 
①ブッチャー(10分9秒体固め)高千穂
②日本組(3分4秒反則勝ち)外人組
③高千穂(16秒体固め)グレイ

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(12分41秒回転エビ固め)ジェリー・オーツ
大木金太郎(10分27秒体固め)テッド・オーツ
ザ・デストロイヤー(9分35秒体固め)ワルドー・フォン・エリック

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)クツワダ&伊藤
①大熊(21分22秒体固め)伊藤

20分1本勝負
キム・ドク(11分31秒体固め)桜田一男
ミスター林(11分24秒片エビ固め)肥後宗典
ミツ・ヒライ(12分18秒体固め)百田光雄

15分1本勝負
淵正信(12分24秒体固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)

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コメント

第25戦~第29戦('76ジャイアントS)

2011年11月26日 19時00分45秒 | '76全日本プロレス
第25戦 10月21日(木)福島県営体育館 観衆2800人
アジア・ヘビー級王座決定戦 60分3本勝負
大木金太郎(2-1)ワルドー・フォン・エリック
①大木(1分31秒4の字固め)
エリックは大木をコーナーに打ち付けダウンしたところへロープを掴んでジャンプしてニードロップ。これを大木がかわし、自爆したエリックへ4の字固めを決め先制。
②エリック(2分30秒体固め)
エリックは大木をロープに振り腹部へキック。続けてボディスラムで叩きつけフォール。
③大木(59秒体固め)
大木はエリックへヘッドバット。さらにロープに足を掛けてジャンプしてのヘッドバットを2発。とどめに一本足頭突きを決めフォール。
※大木がタイトルを獲得。
大木のコメント
「長引いたら損だと思ってガンガンいった。とにかく勝ててうれしい。頭の傷はもう大丈夫だ。」
エリックのコメント
「残念だ。頭が痛い。大木があんなに最初から飛ばしてくるとは思わなかった。」

アジア・タッグ選手権 60分3本勝負
高千穂&クツワダ(2-1)オーツ・ブラザーズ
①ジェリー(13分39秒片エビ固め)クツワダ
ジェリーがクツワダをバックドロップからボディスラムで叩きつけフォール。
②クツワダ(11分56秒片エビ固め)テッド
テッドが高千穂へギロチンドロップを狙ったが、高千穂にかわされ自爆。すかさず飛び込んだクツワダがアトミック・ドロップを決めフォール。
③高千穂(6分7秒回転エビ固め)ジェリー
コーナーに振られた高千穂はコーナー2段目に飛び乗り、突進してきたジェリーへ飛びつき回転エビを決めてフォール。
※高千穂・クツワダ組がタイトルを獲得。

タッグマッチ45分1本勝負
馬場&鶴田(1-0)ブッチャー&グレイ 
①鶴田(12分24秒片エビ固め)グレイ

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(14分58秒回転エビ固め)キム・ドク

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)ヒライ&林
①大熊(16分58秒体固め)林

20分1本勝負
桜田一男(9分40秒体固め)伊藤正男

15分1本勝負
百田光雄(10分21秒逆さ押さえ込み)肥後宗典

(試合開始18時30分)

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第26戦 10月22日(金)名古屋・愛知県体育館 観衆3200人
ジャンボ鶴田・試練の十番勝負第6戦 60分3本勝負
ジャンボ鶴田(2-1)アブドーラ・ザ・ブッチャー
①ブッチャー(5分55秒体固め)
ブッチャーは鶴田をロープへ振ってクロスチョップからボディスラムで叩きつけ、ジャンピング・エルボードロップを決めフォール。
②鶴田(3分49秒片エビ固め)
鶴田はブッチャーにエルボードロップ3連発を決めフォールに入るが、これをブッチャーに返されると、鶴田はブッチャーが立ち上がるところを待ち構えてジャンピング・ニーパットを決めフォール。
③鶴田(3分46秒反則勝ち)
ブッチャーは鶴田の髪の毛を掴んでヘッドバット7連発。さらに注意をしたレフリーへもヘッドバットを決め、鶴田へヘッドバット攻撃を続けた為反則負け。怒りの収まらないブッチャーは勝利者トロフィーを床に叩きつけて破壊。
※鶴田試練の十番勝負6戦2勝1敗3分。
鶴田のコメント
「どうにもこうにもこんな結果では喜べないよ。一番参ったのは、あの靴のとがった先でやってくるトーキックだ。一発のどに食ってから調子が狂った。デストロイヤーが助けに来てくれなかったら、どうなっていたかわからない。」
ブッチャーのコメント
「勝ち負けなんか問題じゃない。鶴田を足腰立たぬほど痛めつけてやったじゃないか。鶴田と同じように、馬場とデストロイヤーを叩き潰す。」

タッグマッチ45分1本勝負
大木&ドク(1-0)馬場&高千穂
①大木(13分28秒体固め)高千穂

リング上から天竜がファンに紹介された。

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(15分47秒4の字固め)テッド・オーツ
グレート小鹿(12分3秒逆片エビ固め)ワルドー・フォン・エリック
サムソン・クツワダ(13分11秒片エビ固め)ジョン・グレイ
ジェリー・オーツ(12分47秒片エビ固め)大熊元司

タッグマッチ20分1本勝負
ヒライ&林(1-0)桜田&伊藤
①ヒライ(14分53秒首固め)桜田

20分1本勝負
肥後宗典(9分54秒エビ固め)百田光雄

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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第27戦 10月23日(土)和歌山県立体育館 観衆3800人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&クツワダ(2-0)ブッチャー&ジェリー
①日本組(14分2秒反則勝ち)外人組
②馬場(3分15秒片エビ固め)ジェリー

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(14分54秒エビ固め)ジョン・グレイ

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(1-0)小鹿&大熊
①大木(21分17秒体固め)大熊

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(21分20秒エビ固め)テッド・オーツ
高千穂明久(11分38秒逆エビ固め)ワルドー・フォン・エリック

タッグマッチ20分1本勝負
ヒライ&林(1-0)肥後&伊藤
①林(18分7秒片エビ固め)肥後

15分1本勝負
百田光雄(9分35秒体固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)

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第28戦 10月24日(日)大阪・寝屋川市民体育館 観衆3700人
PWFヘビー級選手権 60分3本勝負
ジャイアント馬場(2-1)アブドーラ・ザ・ブッチャー
①ブッチャー(4分20秒体固め)
ブッチャーはロープを利用してのヘッドバットで馬場を倒し、ジャンピング・エルボードロップ。ロープに足を延ばしフォールを逃れた馬場に対し、もう一発エルボードロップを決めフォール。
②馬場(4分27秒体固め)
馬場はブッチャーのエルボードロップをかわし、倒れたブッチャーの頭部へ蹴り上げ攻撃、チョップ、ダブルチョップを連発した後、ロープに振ってジャンピング・ネックブリーカードロップを決めフォール。
③馬場(2分3秒体固め)
ブッチャーのヘッドバットで倒れた馬場の下敷きになりレフリーがダウンし、ブッチャーのフォールがカウントされず。怒ったブッチャーがレフリーに食って掛かっているところで、馬場はキックでブッチャーを場外へ蹴り落とす。場外からイスを持ってリングに戻ってきたブッチャーがイスを振り上げて殴ろうとしたところへ、馬場が32文ドロップキックを決めてフォール。
※馬場がタイトル32度目の防衛に成功。
馬場のコメント
「鶴田にもっと考えて試合をやれと注意した本人があんなざまで、お恥ずかしい限りです。それにしてもブッチャーは、何度戦っても底知れない力を持っているねぇ。」
ブッチャーのコメント
「俺は完全に馬場をフォールしていた。なのに樋口の奴はカウントしなかった。気絶したのは奴の責任だ。俺には関係ないし、すぐに臨時のレフリーがやってくるべきだ。とにかく面白くない。」

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(10分35秒片エビ固め)ジョン・グレイ

タッグマッチ30分1本勝負
高千穂&クツワダ(0-0)オーツ・ブラザーズ
①時間切れ

30分1本勝負
大木金太郎(5分8秒体固め)ワルドー・フォン・エリック
ザ・デストロイヤー(15分21秒回転エビ固め)キム・ドク

バトルロイヤル(8人参加)
決勝、ミスター林(14分3秒逆エビ固め)百田光雄

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)ヒライ&伊藤
①大熊(14分46秒体固め)伊藤

20分1本勝負
ミスター林(12分45秒片エビ固め)肥後宗典

15分1本勝負
百田光雄(9分30秒体固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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第29戦 10月25日(月)長野県営体育館 観衆4000人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)ブッチャー&グレイ 
①ブッチャー(11分10秒体固め)鶴田
②日本組(3分44秒反則勝ち)外人組
③鶴田(2分55秒体固め)グレイ

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(17分32秒エビ固め)テッド・オーツ
大木金太郎(10分50秒体固め)ジェリー・オーツ

タッグマッチ30分1本勝負
高千穂&クツワダ(1-0)小鹿&大熊
①高千穂(22分32秒体固め)小鹿

30分1本勝負
キム・ドク(11分40秒両者リングアウト)ワルドー・フォン・エリック

バトルロイヤル(8人参加)
決勝、大仁田厚(11分27秒逆エビ固め)ミツ・ヒライ

タッグマッチ20分1本勝負
ヒライ&林(1-0)百田&肥後
①ヒライ(13分15秒体固め)肥後

20分1本勝負
伊藤正男(6分36秒体固め)淵正信

15分1本勝負
園田一治(7分13秒回転エビ固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)

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コメント

第30戦~第32戦('76ジャイアントS)

2011年11月26日 18時50分08秒 | '76全日本プロレス
第30戦 10月26日(火)山梨・石和町小松パブリックホール 観衆2500人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)ブッチャー&ジェリー
①鶴田(12分34秒回転エビ固め)ジェリー
②ジェリー(4分43秒体固め)鶴田
③鶴田(4分30秒体固め)ジェリー

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(9分30秒4の字固め)ワルドー・フォン・エリック

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(1-0)小鹿&大熊
①大木(16分35秒体固め)小鹿

30分1本勝負
高千穂明久(12分6秒体固め)ジョン・グレイ
サムソン・クツワダ(10分35秒片エビ固め)テッド・オーツ

タッグマッチ20分1本勝負
肥後&伊藤(1-0)ヒライ&林 
①肥後(13分28秒体固め)ヒライ

20分1本勝負
百田光雄(11分57秒片エビ固め)大仁田厚

15分1本勝負
淵正信(8分58秒片エビ固め)園田一治

(試合開始18時30分)

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第31戦 10月27日(水)千葉公園体育館 観衆3400人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&小鹿(2-1)ブッチャー&エリック 
①(13分59秒両軍リングアウト)
②馬場(2分24秒体固め)エリック

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(17分42秒回転エビ固め)ジェリー・オーツ

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(1-0)高千穂&クツワダ
①大木(14分50秒体固め)高千穂

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(17分45秒4の字固め)ジョン・グレイ
大熊元司(12分44秒片エビ固め)テッド・オーツ

タッグマッチ20分1本勝負
ヒライ&林(1-0)肥後&伊藤
①ヒライ(13分15秒体固め)肥後

20分1本勝負
百田光雄(13分27秒片エビ固め)淵正信

15分1本勝負
大仁田厚(10分9秒体固め)園田一治

(試合開始18時30分)

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第32戦(最終戦) 10月28日(木)東京・蔵前国技館 観衆8900人
インターナショナル・タッグ選手権 60分3本勝負
大木&ドク(2-1)馬場&鶴田
①鶴田(7分5秒片エビ固め)ドク
鶴田はドクへ、馬場とダブルキック(カウント2)からダブルアーム・スープレックスを決めフォール。
②大木(3分40秒体固め)鶴田
大木は鶴田のダブルアーム・スープレックスを投げられまいとヒザをついて自軍のコーナーにじり寄っていくと、ドクが本部席から持ち出したマイクで鶴田の後頭部を一撃。すかさず大木が鶴田をボディスラムで叩きつけ、ドクがコーナー最上段からフライング・ニードロップを決め、大木が押さえ込んでタイ。
③韓国組(1分27秒反則勝ち)日本組
馬場が額から流血したドクの頭を蹴りまくり、助けに入ってきた大木へもキックを連発して場外へ蹴り落とし、鶴田とドクへストンピング攻撃。再度リングに入ってきた大木と馬場がやりあう間に、ドクに馬乗りになってパンチを打つ鶴田をレフリーが制止するが、そのレフリーを跳ね飛ばした為日本チームの反則負け。
※大木・ドク組が、タイトルを獲得。
馬場のコメント
「韓国コンビのあんまり汚いやり口にカッとしてしまったのが、反則負けという結果になってしまった。とにかく不覚だった。俺の負けだ。」
鶴田のコメント
「このままでは僕自身も納得できないし、リターンマッチだけはぜひやりたい。」
大木のコメント
「とにかくキム・ドクの大健闘を褒めたい。向こうはカッとなってペースを乱した。完全にこっちのインサイドワークの勝利だ。このタイトルは永久に馬場の手に渡さない。」

USヘビー級王座決定戦 時間無制限1本勝負
ザ・デストロイヤー(1-0)アブドーラ・ザ・ブッチャー
①デストロイヤー(10分57秒反則勝ち)
デストロイヤーがレッグブリーカーから4の字を決めようと前かがみになったところへ、ブッチャーが火を投げつけたため反則負け。
※デストロイヤーがタイトルを獲得。

30分1本勝負
グレート小鹿(12分44秒逆エビ固め)ワルドー・フォン・エリック

タッグマッチ30分1本勝負
高千穂&クツワダ(1-0)オーツ・ブラザーズ
①クツワダ(24分37秒片エビ固め)テッド

30分1本勝負
大熊元司(12分32秒体固め)ジョン・グレイ

20分1本勝負
ミツ・ヒライ(10分50秒体固め)伊藤正男
ミスター林(12分9秒片エビ固め)肥後宗典
百田光雄(13分8秒回転エビ固め)淵正信

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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天龍情報
10月30日天竜はアメリカでの修行の為、馬場、桜田と共にハワイに向け渡米。4日間ハワイでトレーニングの後、ロサンゼルスから11月7日テキサス州アマリロ入り。8日からアマリロ・スポーツ・アリーナに設置されたリングを使って馬場、ドリー、ジェリー・コザックらの指導の下、本格的なトレーニングを開始。
11日には相撲マッチ、13日にはプロレスデビュー戦を行った。

11月11日テキサス州アマリロ・スポーツ・アリーナ
相撲デモンストレーションマッチ3本勝負
天竜(2-0)桜田一男
①天龍(下手投げ)
②天龍(突き落とし)

11月13日テキサス州ヘレフォード・ブルバーン
天龍デビュー戦
エキシビション・マッチ 15分1本勝負(10分1本勝負)
嶋田源一郎(時間切れ)テッド・デビアス
天竜のコメント
「何が何だかさっぱりわからない。もう無我夢中ですよ。スタミナはそんなに心配ない。苦しいなんて全然感じなかった。教えられたとおりの技を掛けたが、うまくいかんもんですね。」

天竜はテキサスでのプロレス修行を一旦中断して19日に帰国。23日に福井で行われる妹の結婚式に出席後、スーパー・パワー・シリーズの巡業に合流してトレーニングを行い、最終戦の12月9日日大講堂で断髪式を行う。

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韓国・金一道場
11月1日韓国・ソウル特別市文化体育館 観衆4500人
時間無制限1本勝負
大木金太郎(0-0)アブドーラ・ザ・ブッチャー
①(18分48秒両者リングアウト)
※レフリーはジョー樋口

11月3日韓国遠征を終えアメリカへ帰国する為に日本に戻ってきたブッチャーが、午後1時から羽田空港の特別室で記者会見を行い、当初参加予定になかったスーパー・パワー・シリーズへの参加とビル・ロビンソンとの対戦を宣言。

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コメント

(海外情報)佐藤昭夫・羽田光男10月

2011年11月26日 18時40分51秒 | '76全日本プロレス
10月1日ミズーリ州セントジョセフ・オーデトリアム 観衆1523人
羽田光男(1-0)チーフ・サンダークラウド
佐藤昭夫(反則勝ち)ボブ・スローター

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10月2日カンザス州フォートスコット・メモリアルホール
6人タッグマッチ
ペドロ・モラレス&ボブ・ガイゲル&佐藤昭夫(勝敗不明)羽田光男&ジョー・ターコ&ジョー・パラディ

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10月2日ミズーリ州セントルイス・チェイスパーク・プラザホテル・KPLRスタジオ・テレビマッチ
ボブ・ブラウン(1-0)佐藤昭夫

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10月3日アイオワ州デモイン・ベテランズ・メモリアル・オーデトリアム
羽田光男(勝敗不明)佐藤昭夫

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10月7日カンザス州カンザスシティ・メモリアルホール
羽田光男(1-0)スキップ・ヤング
佐藤昭夫(1-0)ウエイン・ハマー

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10月8日ミズーリ州セントジョセフ・オーデトリアム 観衆2000人
羽田光男(1-0)佐藤昭夫

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10月9日ミズーリ州セントルイス・チェイスパーク・プラザホテル・KPLRスタジオ・テレビマッチ
タッグマッチ・テレビ中継時間内3本勝負
ボブ・ブラウン&羽田光男(1-1)リック・ギブソン&スキップ・ヤング
③時間切れ

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10月12日カンザス州グレートベンド・シティオーデトリアム
羽田光男対スーパー・インターン
佐藤昭夫対ジョー・パラディ
※試合結果不明

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10月13日アイオワ州デモイン・ベテランズ・メモリアル・オーデトリアム
羽田光男(勝敗不明)佐藤昭夫

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10月14日カンザス州カンザスシティ・メモリアルホール
リック・ギブソン(1-0)羽田光男

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10月15日ミズーリ州セントジョセフ・オーデトリアム
羽田光男(11分31秒1-0)スキップ・ヤング

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10月16日ミズーリ州セントルイス・チェイスパーク・プラザホテル・KPLRスタジオ・テレビマッチ
テレビ中継時間内1本勝負
佐藤昭夫(時間切れ)羽田光男

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10月17日アイオワ州シーダーラピッズ・ベテランズ・メモリアル・オーデトリアム
エリミネーションマッチ
ボブ・スローター&ジョー・パラディ&ジョー・ターコ(1-0)ハーリー・レイス&佐藤昭夫&スキップ・ヤング

佐藤昭夫(1-0)ジョー・パラディ

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10月21日カンザス州カンザスシティ・メモリアルホール
13人参加バトルロイヤル
(参加選手)ヘイスタック・カルホーン、ハーリー・レイス、ボブ・スローター、パット・オコーナー、ボブ・ブラウン、ブラック・ゴールドマン、グレート・ゴリアス、リック・ギブソン、ビッグ・レッド、佐藤昭夫、ダッチ・マンテル、チーフ・サンダークラウド、ジョー・ターコ
(優勝)ヘイスタック・カルホーン

タッグマッチ
ビッグ・レッド&佐藤昭夫(反則勝ち)ダッチ・マンテル&ボブ・ブラウン

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10月22日ミズーリ州セントルイス・キール・オーデトリアム 観衆4211人
タッグマッチ30分3本勝負
佐藤昭夫&スキップ・ヤング(2-1)デニー・アルバーツ&ゲーリー・フルトン
①フルトン(6分37秒1-0)佐藤
②佐藤(4分33秒1-0)フルトン
③ヤング(4分48秒1-0)アルバーツ

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10月23日カンサス州サリナ・メモリアルホール
9人参加バトルロイヤル
(参加選手)ヘイスタック・カルホーン、リック・ギブソン、ボブ・ブラウン、佐藤昭夫、羽田光男、ブラック・ゴールドマン、グレート・ゴリアス、ビッグ・レッド、マイク・ヨーク

タッグマッチ
リック・ギブソン&佐藤昭夫対ブラック・ゴールドマン&グレート・ゴリアス

羽田光男対ビッグ・レッド
※試合結果不明

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10月23日ミズーリ州セントルイス・チェイスパーク・プラザホテル・KPLRスタジオ・テレビマッチ
テレビ中継時間内1本勝負
佐藤昭夫(時間切れ)ダッチ・マンテル

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10月26日カンザス州ハッチンソン・コンベンションホール
8人参加バトルロイヤル
(参加選手)ヘイスタック・カルホーン、ボブ・ブラウン、ボブ・スローター、スーパー・インターン、ブラック・ゴールドマン、グレート・ゴリアス、ボブ・ガイゲル、佐藤昭夫

佐藤昭夫対ボブ・スローター
※試合結果不明

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10月27日アイオワ州デモイン・ベテランズ・メモリアル・オーデトリアム
ハンディキャップマッチ20分
ボブ・スローター対佐藤昭夫&チーフ・サンダークラウド

タッグマッチ
ダッチ・マンテル&羽田光男対スーパー・インターン&スキップ・ヤング
※試合結果不明

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10月28日カンザス州カンザスシティ・メモリアルホール
羽田光男(1-0)チーフ・サンダークラウド
佐藤昭夫(1-0)ジョー・ターコ

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10月29日ミズーリ州セントジョセフ・オーデトリアム
11人参加バトルロイヤル
ハーリー・レイス、ヘイスタック・カルホーン、ボブ・スローター、佐藤昭夫、羽田光男、ボブ・ブラウン、ビッグ・レッド、ダッチ・マンテル、リック・ギブソン、他
(優勝)ヘイスタック・カルホーン

タッグマッチ
ハーリー・レイス&佐藤昭夫(反則勝ち)ボブ・ブラウン&羽田光男

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10月30日ミズーリ州セントルイス・チェイスパーク・プラザホテル・KPLRスタジオ・テレビマッチ
佐藤昭夫(1-0)トム・ノバック


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'76ブラック・パワー・シリーズ

2011年11月19日 20時00分38秒 | '76全日本プロレス

参加外人選手
ボボ・ブラジル(197cm124kgアメリカ・ミシガン出身)
ジャック・ブリスコ(188cm109kgアメリカ・オクラホマ出身)8/28
スーパー・デストロイヤー(193cm125kgカナダ出身)8/28~31
タンク・パットン(194cm125kgアメリカ・カンサス出身)
テッド・デビアス(195cm102kgアメリカ・フロリダ出身)
ビッグ・レッド(193cm131kgアメリカ・ジョージア出身)
ザ・ウルフマン(185cm110kgカナダ出身)

全日本プロレス出場選手 
ジャイアント馬場(PWFヘビー級・インタータッグ王者)
ザ・デストロイヤー(USヘビー級王者)
ジャンボ鶴田(インタータッグ王者)
グレート小鹿(アジアタッグ王者)
大熊元司(アジアタッグ王者)
高千穂明久
サムソン・クツワダ
ミツ・ヒライ
ミスター林
百田光雄
桜田一男
肥後宗典
伊藤正男
大仁田厚
淵正信
園田一治
(レフリー)ジョー樋口、和田京平、園田一治

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・元日本プロレスのミスター林(176cm98kg東京出身)がアメリカから帰国し、全日本プロレス入り。
・覆面世界一決定戦の最終戦に備えアメリカで調整していたデストロイヤーは、練習中に左ひざを負傷。この為シリーズの開幕に間に合わず8月26日に来日し8月28日から出場。

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