るるの日記

なんでも書きます

大気の現象【無から有へ】

2021-11-04 14:43:29 | 日記
♦️大気現象とは
雨や雪などの現象
大気現象は4つに分かれる

■大気水象
※水滴や氷粒が大気中を落下
※地表から吹き上げられ浮遊
※地面などに付着
する現象

★雨
水滴の降水
水滴の大きさは0.5mm以上が多い
それより小さいものが、まばらに降ることもある

★着氷性の雨
0℃より低い温度で降る雨
何かに当たると、ものの表面で凍りつく現象を起こすことがある

★霧雨
※多数の細かい水滴(直径0.5mm未満)だけが、どこも同じような状態で降る降水
※濃い【層雲〈下層雲〉】から降ることが多い
※地面に達して霧と呼ばれることもある

★雪
空気中の水蒸気が、氷に変化してできた、氷の結晶からなる降水

★みぞれ
雨と雪が混在して降る降水

★あられ
直径 5mm未満の氷の粒による降水
白色の、雪あられ
半透明の、氷あられ
がある

★ひょう
直径5mm以上~50mmの氷の粒による降水(まれにこの大きさを越える)

★凍雨(とうう)
※水滴が凍結したり、雪の大部分が溶けて再び凍結してできた、氷の粒の降水
※高層雲か乱層雲(中層雲)から降る

★細氷(さいひょう)
※晴れた空から降る、ごく小さな氷の結晶。大気中に浮遊しているように見える
※非常によく晴れた、風の弱い、寒い日(-10℃未満)に発生しやすい
※太陽の光の中ではキラキラ輝いて見えるので、ダイヤモンドダストとも呼ばれる

★地ふぶき
※地面に積もった雪が再び吹き上げられる現象
※低い地ふぶきと、高い地ふぶきがある

★ふぶき
高い地ふぶきと、雪が同時に起こる現象

★露(つゆ)・霜(しも)
露→大気中の水蒸気が水に変化して、地面などに水滴となり付着
霜→大気中の水蒸気が氷に変化して、地面などに氷の結晶となり付着

★霜柱
地中の水分が柱状の氷粒となって、地中や地面などに突出したもの

★霧、もや、氷霧
※ごく小さな水滴が、地上付近の大気中に浮遊する現象
※見通しが1km未満→霧
見通しが1km以上→もや
※ごく小さな水滴が水晶(氷の結晶の場合)→氷霧



■大気じん象
水滴や氷粒をほとんど含まない粒(砂など)が大気中に浮遊したり
地面から吹き上げられたり
する現象〈黄砂など〉

★煙霧
塵やほこりが大気中に浮遊
煙霧の湿度は低い

★黄砂
中国大陸の黄土地帯で吹き上げられた多量の砂が空を覆い、徐々に降下する

★降灰
火山の爆発によって火山灰が空気中に吹き上げられ、徐々に地面に降下する

★風じん
塵や砂が地面から吹き上げられる
〈低い風じん〉と、〈高い風じん〉がある

★砂(さ)じん嵐
塵や砂が、強い風のため空中高く、激しく吹き上げられる

■大気光象
太陽や月の光の反射や屈折により生じる現象〈暈(かさ)・虹〉

★暈
上層雲(主に巻層雲)に氷の結晶ができ、その中を太陽や月の光が進むと屈折して、太陽や月の回りに光の輪のようなものができる

★虹
太陽の光が大きな水滴の中に入りこむと、屈折や反射をして虹ができる
虹のもっとも内側は紫
外側は赤色

■大気電気象
大気中の電気現象のうち、目視や聴音により観測できる現象
〈雷など〉

★雷光
雲と雲の間、雲と地面の間の
急激な放電による発光
稲光のこと

★雷鳴
雷光に伴う音

★雷電
雷光が見えて、雷鳴が聞こえる
急激な放電現象

♦️天気とは
大気の総合的な状態で決まる


雲の形・量・高さ・降水量

2021-11-04 12:22:07 | 日記
♦️雲の種類♦️
※広がり方は2種類ある
対流雲〈縦方向に発達〉
層状雲〈横方向に発達〉

※高さは3種類ある
下層雲〈地上付近~2km〉
中層雲〈2~7km
高層雲〈5~13km〉

※さらに細かく分けると10種類ある
これを10種雲形という
【下層雲】
層雲
層積雲
積雲〈対流雲〉
積乱雲〈対流雲〉

【中層雲】
高層雲
高積雲
乱層雲

【上層雲】
巻層雲
巻積雲
巻雲

■雲量〈全雲量〉観測
単純に空全体が、どのくらい雲に覆われているかの割合
0~10の数字で表す〈全く雲がない状態を0(雲が0割)〉
これを10分雲量という

0~1→快晴
1~8→晴
9~10→雲
この観測データを国際的に知らせるときは、0~8で表す(空全体を雲が覆われているときは8)
これを8分雲量という

■雲量〈雲形別雲量〉観測
10種類の雲形に注目し
その雲形別に、空が覆われている割合を観測
雲はいろいろな高さにできていて、部分的に重なっていることが多いので、全雲量と雲形別雲量の数は一致しない
【層雲(下層雲)が空全体10割を覆っていて、その上には巻雲(上層雲)が5割覆っている場合
全雲量→10
雲形別雲量→層雲が10、巻雲が5で合計15】

■雲高観測
観測地点から、雲の最も低い部分までの高さを観測する。高精度で観測することは難しく、山や高い建物を目安に観測している

■降水量観測
★降水とは、溶かせば水になるものすべて。雨だけなら雨量や降雨量。雪だけなら降雪の深さや積雪の深さという言葉が用いられる

★単位はmm(ミリ)
降水がどこにも流れなかった場合の高さ
面積によらない。(ある地域で10mmの降水が予想された場合、その地域ではどこでも10mmの高さに該当する降水がある)