ブイエ将軍がベルサイユに訪れ、閲兵式がとりおこなわれた
「捧げ銃!」
アラン・ド・ソワソン第1班は捧げ銃をせず、わざとブイエ将軍ののる馬の前に銃を落とし、ブイエ将軍は落馬した
ブイエ将軍は怒り心頭💢
「これは何のつまりだ!私へのいやがらせか!君は部下に上官を侮辱させる訓練をしているのか!」
オスカルは「申し訳ありません。私の手落ちでございます」と謝罪するが、将軍は兵士に1週間の牢獄入りを命じた。兵士は「牢獄にでも何でも入ってやるわ!」と息巻く
オスカルは、兵士に告げる
「なぜわからないのかっ
おまえたちを処分するのは簡単なことだ。私にはそれだけの権力がある。だが、権力でおまえたちを押さえつけることに何の意味がある。おまえたちの心まで服従させることはできないのだ。心は自由だからだ
みんな1人1人が、どんな人間でも、人間であるかぎり、誰の奴隷にもならない。誰の所有物にもならない心の自由を持っている。それがなぜわからんのか~、、、
すまなかった。もう、私はここにいる必要などないようだ。諸君の望み通り、私は衛兵隊をやめよう。新しい隊長が赴任するまで、ダグー大佐を隊長代理にする。よく指揮に従ってくれ」
「隊長!やめないでください!」
弱々しく顔色の悪い兵士たち中心にオスカルをとめた