るるの日記

なんでも書きます

ベルサイユの薔薇🌹宮廷の赤字15兆500億円

2021-11-18 17:40:18 | 日記
マリーアントワネットはようやく目覚めはじめた。自分が今まで何をしてきたか。自分に本当に忠実に仕えてきたのは誰だったのか。今まで浪費してきたお金がどこから入っていたのか

大蔵大臣カロンヌは今度貴族からも税金を取ろうという考えでいる。今までがおかしかったのだ。貧しい平民たちだけから税をとり、財産のある貴族や僧侶は無税などとは
貴族議会満場一致をもって大蔵大臣カロンヌはクビ。カロンヌはクビになりついでに宮廷の赤字を国民に暴露
15兆500億円💴

★ポリニャック夫人
「王妃さま、私の親戚にぜひ大蔵はになりたいという者がおりまして、、」

★アントワネット
「ポリニャック夫人、私はもう大臣を勝手に決めたりしないことにしましたの。そうゆうことは国王陛下におっしゃってくださいな」


ベルサイユの薔薇🌹アントワネットを本当に心から心配している者たちを思い出してください。

2021-11-18 16:56:44 | 日記
■1781年10月22日
マリーアントワネットは、2番目の子どもを生んだ
待ち望んでいた王子誕生であった
貴族たちは数週間に及ぶお祭りさわぎ。その間さえすでに民主主義はパンを買うことができず飢えていた

■マリーアントワネットはベルサイユ宮殿の窮屈さや、女王としての義務から逃れてトリアノン宮で、2人の子どもたちやごく少数のお気に入りの貴族たちと暮らし、幸福の絶頂であった。ただ1つ遠いアメリカへ戦いに出たフェルゼンの身を気づかう以外は

■1783年11月29日
ベルサイユ条約締結
イギリスはアメリカの独立を承認し、アメリカ独立戦争は終わった
フェルゼンもぶじにフランスへ帰国。マリーアントワネットに会い「この命も心もすべて、燃えつくすまでアントワネットさまに捧げます。もはやけっしておそばを離れますまい」と誓う
フェルゼンは、アントワネットの力によって陸軍連隊長に任命された

■アントワネットは首飾り事件で、国民が自分をどう思っているかを知る。平民ばかりではなく、貴族の中にすら自分を憎んでいるものがいる
「どうすればいいのか、教えてフェルゼン」

★フェルゼン
「ポリニャック夫人やその仲間たちと手を切ってください。思い出してください。あなたのことを本当に心から心配している者たちを。自分の地位や出世よりも、ひたすらアントワネットさまを思い、口うるさいと思われようとも、いつも忠実な意見を述べてきた者たちを
「それからベルサイユ宮殿へお戻りになって、宮廷を開き貴族たちを呼び戻すのです。今はせめて貴族だけでも味方につけておかねばなりません」
「それから、ご自分1人で勝手に大臣をお決めになってはなりません」
「それから、お金のかかる遊びはおやめになること」
「アントワネットさま、おそばにつきっきりで守ってさしあげることができたなら。。フェルゼンは辛いです」



ベルサイユの薔薇🌹悪女ジャンヌに国民や貴族の人気が高まる・アントワネットは国民が暴行するかもしれない状況に

2021-11-18 15:25:24 | 日記
■宝石商ベメールは前王ルイ15世が、愛人デュ・バリー夫人に贈るために注文したダイヤモンドの首飾りを持っていた。急に王が亡くなったので引き取り手がなくなったからだ。値段は192億円。あまりにも値段が高いのでどこの国の王室も相手にしない

■マリーアントワネットのもとに宝石商から手紙がくる。「うけたまわりました契約について、お忘れなきよう第一回目のお支払お願い申し上げます」
身におぼえのないアントワネットは、その手紙を燃やしてしまった

■宝石商ベメールが、首飾りの代金の支払いがないので、アントワネットを訪ねる。
【アントワネットがジャンヌ婦人に頼んで、ローアン大司教を保証人にし、首飾りを買った、、という
ジャンヌ婦人の夫はオスカルの部下だった】

■ローアン大司教も騙されていたのだが逮捕された。ジャンヌ婦人、その夫も文書偽造・窃盗・詐欺の罪で逮捕令状が。だがジャンヌの夫は首飾りを持って逃亡

■裁判では、ジャンヌ婦人は「私が犯人だという証拠はどこにあるの?盗まれた首飾りはどこにもないじゃありませんか?」
「私は王妃さまに頼まれて、しくみました」
「王妃さまは同性愛の趣味があり、それで私を愛してくださって、王妃さまと私はレズの関係ですわ
根拠としては、王妃さまのお気に入りポリニャック夫人。彼女も本当はレズのお相手だったのです。それにあそこにいる近衛連隊長(オスカル)、あの人が何よりの証拠ですわ。王妃さまは愛している女性に男装をさせてレズの相手をさせるためにお側においていらっしゃるのです」

「宝石商がさしあげた請求の手紙を、王妃さまは燃やしてしまわれたというじゃありませんか!それは証拠を消してしまうために違いありませんわ」

■オスカル
なんという恐ろしい女だ
ずる賢くて、大胆で
そして、すばらしくたくましい

■判決
★ジャンヌ
むちうちの刑
両肩にVの焼きごて
終身禁固

★ローアン大司教
無罪
アントワネットが負けたと
国民は喜ぶ

■アントワネットはパリへ行って真実を国民に話そうとするが、オスカルに危険だと止められる。なぜなら国民がアントワネットに暴行するかもしれないからだ

そして窃盗、詐欺の犯人のジャンヌに国中の同情が集まった。ジャンヌを人目見ようと、差し入れを持って牢獄を訪ねる人の列はあとをたたなかった。平民ばかりか貴族までが

■ジャンヌは脱走し、なんと本を出版「首飾り事件の真相」「マリーアントワネット醜聞伝」、、
フランスのベストセラーとなる

ざまぁごらんあそばせ
いくらでも書いてやるわ
いまや国民は私の味方よ
おもうがままにでっちあげてやる
本が売れれば売れるだけもうかるわ
あっはっはっは

その後、しかけた爆弾で爆死
国民の間に王妃と王室への強い疑惑と反感だけを残して首飾り事件は落着した

ジャンヌを牢獄から逃がしたのは
王位を奪おうと狙っていた王の弟プロバンスとも、従兄のオルレアンだとも言われているが、真相は現在に至るまで解明されていない







ベルサイユの薔薇🌹ベルサイユ宮殿から引っ越すアントワネット・オスカル「自分の楽しみよりも国民の幸福をお考えください。義務でございます」

2021-11-18 14:04:01 | 日記
■女王ご懐妊の知らせはその日のうちにヨーロッパ中にひろがり、傾きかけたアントワネットの人気も盛り返した
出産は古くからの規則に従って約50人ほどが見物する中で行われ、第一王女マリー・テレーズ・ド・フランスを生む

■広大なベルサイユ公園の中にちらばる数々の宮殿の中でアントワネットが最も愛したのは、トリアノン宮。わずか8つの部屋しかない簡素で美しい離宮だった。アントワネットはそこへ引っ越した

★オスカル
「なりません!
一国の女王たるお方が宮廷を捨て、政治を捨てることがあってはなりません!フランス国民への裏切りでかございます。どうかベルサイユ宮殿におとどまりくださり、ご自分の楽しみよりも国民の幸福をお考えください。義務でございます」

★貴族
「アントワネットさまがベルサイユを捨てて、トリアノンへ?
少数のお気に入りの人しか出入りできないなんて、なんという侮辱。じゃあ私たちはどうなるの?由緒ある大貴族なのに!人をバカにして!もうこんな宮殿になんか誰が出てくるもんか」

★アントワネットの母オーストリア女帝マリア・テレジア

1780年11月29日肺硬化のため危篤
「いとしいマリー・アントワネットが、愚かさのために不幸に陥るのを見たくないという願いは、どうやらお聞き届けくださるようです。愛する子どもたちに神の祝福を」

女性でありながら、数々の戦争を戦いぬき、深く神をうやまい、貧しい者のために小学校をつくり、賦役を減らし、家柄よりもひたすら才能を重んじ、オーストリア国民の心の支えであった偉大なる女帝・マリア・テレジアは63歳の生涯を閉じた

ベルサイユの薔薇🌹男が真の愛のために為す気高く尊い行為「私は逃げる」

2021-11-18 13:21:46 | 日記
■アメリカではイギリスから渡って来た清教徒たちの子孫が、イギリスからの独立を求めて戦っていた
アメリカの独立戦争である
フランスはアメリカに味方して、アメリカへの援助の遠征軍を送ることとなり志願兵の募集がはじまった

■フェルゼンは志願兵の署名をし、ラ・ファイエットの副官としてアメリカへ渡ることになった

★フェルゼン
「オスカル、すまないが私は逃げる。もうこれ以上アントワネットさまのそばにいては、あの方を途方もないスキャンダルの渦に巻き込み、恐ろしい危険にさらしてしまう!いまでさえ十分にあの方を苦しめてしまっているのに、、

あの人のそばにいながら、あの人の愛のまなざしを拒むには、この燃え上がる情熱を押さえつけるには、あまりにも私は若すぎる

身をひき、数千マイル距離をおくこと以外に、私はあの方にしてあげることが、、ない
オスカル、アントワネットさまを頼む」

★オスカル
「フェルゼン、立派だ
男性が真の愛のためになしうる
これ以上に気高く尊い行為を私は知らない
死ぬなフェルゼン、必ず必ず生きて帰れ」

■アメリカ遠征軍司令官
ラ・ファイエット候の副官としてついにフェルゼンはプレストの地から大砲64門を備えた軍艦ジャゾン号に乗り込んだ
後のフランス革命における革命軍最高司令官こそこの時のラ・ファイエット候であった