るるの日記

なんでも書きます

気象学・風向とは風が吹いてくる方向

2021-11-03 16:35:46 | 日記
風向は風が進んでいく方角ではなく
風が吹いてくる方角
(北風ら北から南へ吹く風)

風向には16方位と36方位がある
16方位→風が吹いてくる方角を16方向に区切ったもの
36方位→さらに詳しく36方向に区切った



16方位、36方位は、風向にそれぞれ対応した番号がついている

★16方位は
北北東を1
あとは時計回りに番号がつく
北が1というイメージがあるが、北の番号は最後の16

★36方位は、
360℃の方角を
10℃ごとに区切ったもの
北から右に10℃ずれた方角を1として、あとは時計回りに番号がつく
北の方位は最後の36

■36方位と16方位の関係式
16方位の方角×9=36方位の方角×4

〈問い〉36方位で27の方角から風が吹いています。それを16方位の方角に直しなさい

X(16方位の方角)×9=27(36方位の方角)×4
X=27×4÷9=12

〈答〉
16方位では12の方角(西)

気象学・風速は秒速で表す

2021-11-03 16:02:59 | 日記
■風速とは風の速度
1秒間で何m進むのかという秒速で表され、10分間の平均速度を指す
1秒間に4回観測(0.25秒間隔)

■【最大風速】
10分平均風速を観測しつづけて、その中で最も大きなもの

■【日最大風速】
1日の中で最も大きな10分間平均風速

■【瞬間風速】
3秒間に12回観測した平均風速


■【最大瞬間風速】
瞬間風速を観測しつづけて、その中で最も大きなもの

■【日最大瞬間風速】
1日の中で最も大きな瞬間風速

■突風率(ガストファクター)
10分間平均風速と最大瞬間風速の比率。最大瞬間風速の方が1.5~2倍大きくなる(例外あり)
最大瞬間風速が平均風速に対して、どのくらい大きいかを表す

■天気図で風速は矢羽根という記号で表す







気象学・気温、日照時間、風の観測

2021-11-03 15:32:22 | 日記
■気温の観測
★気温は1.5mの高さで観測される
地表面に近すぎても高すぎても正確な観測ができない
近すぎ→地表面の影響を受ける
高すぎ→人の感覚からずれる

★気温は高度とともに低くなるが
高度の高い観測所で測られた気温は、気圧のように更正せず、現地の気温がそのまま採用される

■日照時間の観測
★【直達日射量】が120w/m2以上の値を示した時間(物体の影が映るかどうかが目安となる)

★直達日射量→太陽の光が雲に当たって反射したり、空気の粒に当たって散乱(太陽の光がいろんな方向に反射)されずに、地表面まで直接届いた太陽エネルギー量

★全天日射量
直達日射量と反射・散乱された太陽の光をすべて含めたもの

■風の観測
★風速(強さ)と風向の2つで表す

★風は近すぎると摩擦などの影響を受けるので、地上から10mの高さで観測

★風は瞬間によって変化するので
10分間平均として観測する
(朝9時の風速・風向→朝8時50分~9時までの平均)

気象学・気圧には2種類ある【現地気圧】【海面気圧】

2021-11-03 15:06:46 | 日記
■気圧とは、空気の重さ。高度によって気圧は変化する
★高度が高くなるほど
空気が少く軽くなり
気圧は低くなる

★高度が低くなるほど
空気は多く重くなり
気圧は高くなる

★地上(高度0m)の気圧は1000hPa(hPaは気圧の単位
高度が1500m上昇→850hPa

■現地気圧と海面気圧
いろいろな場所(高度)に、気圧を測る観測所があり、その現地で測られた気圧を【現地気圧】。その現地気圧を、そのまま天気図に用いてはダメ
現地気圧を一定の高さ(平均海面・日本では東京湾の海面)の気圧に直す。これを【海面更正】という
直した気圧を【海面気圧】という

■天気図に引かれている等圧線(気圧の等しい場所を結んだ線)が海面気圧

読書日記・気象学【大気に国境はない】

2021-11-03 14:37:51 | 日記



■地上気象観測
日本全国にある気象台や測候所などで、気圧や気温など気象要素を観測している

気象現象の把握には、一部分だけではなく、地球規模の観測が必要
〈大気に国境はない〉
定められた時刻に、気象要素を観測して、その結果を世界各国に相互交換する

■定められた時刻は【協定世界時】
協定世界時とは、世界共通の標準時
これを基準に世界各国の標準時間が決められている

日本は、協定世界時を9時間進めた時間【日本標準時(日本時間)】
協定世界時が0時なら9時が日本時間