るるの日記

なんでも書きます

気象学・波浪の観測【有義波高が、人の目で見た波の高さのイメージと一致する】

2021-11-08 13:41:59 | 日記
■海面水温の観測
海面から1~2mの深度の
よく混合された海水温度

■波浪の観測
波浪とは波

★波向
波のやって来る方角
(波向が西→西からやって来た波が東へ進む)

★周期〈単位は秒〉
1つの波(の頂上)がやって来て
その次の波(の頂上)がやって来るまでの時間

★波長
周期と似た意味を表す
波(の山)から波(の山)までの間隔(長さ)

※波長が長い→波と波の間隔が大きい→周期が長い

※波長が短い→波と波の間隔が短い→周期が短い

■波高の観測
波の高さ〈波の底から、波の頂上までの高さ〉

一定期間(普通は20分間)観測

★平均波高
一定期間観測した波の高さの平均

★最大波高
一定期間観測した波の高さで最も高い

★有義波高(ゆうぎはこう)
3分の1最大波高ともいう
一定期間観測した波高の、高い方から3分の1を選んで、平均した波
3つあれば1つ
6つあれば2つを選ぶ、、
6回波を観測された波ならば、波高の高い方から2つ選び、その2つの波を平均する〈平均するとは、値の真ん中をとる〉
これが有義波高

■なぜ有義波高が必要か?
この有義波高の波の高さが、私たちの目で見た波の高さのイメージと一致するから
天気予報などで発表される波の高さは、この有義波高。一般的に波高とは有義波高を表す

⚠️注意点は、実際の波の高さは、有義波高よりも高いことも、低いこともある







気象学・海上気象観測は観測船や気象ブイ〈海の沖に浮いているビーチボールみたいなものに測器をつけたもの〉で実施→見たことある!

2021-11-08 12:54:44 | 日記
■海上気象観測は
※観測船
※海洋気象ブイ
が実施し、観測項目は地上気象観測と同じものと、海面水温、波浪など海上だけに観測している項目もある

★海洋気象ブイとは
海の沖に浮いている赤や黄色のビーチボールみたいなものに測器をつけたもの

★沿岸
海岸線から両側に広さを持つ、陸や海の地域〈海岸付近〉

★沿岸の海域
海岸線から20海里〈約37km〉以内の水域



気象学・アメダス【地域気象観測システム】

2021-11-08 12:34:20 | 日記
■アメダスとは
★無人の自動観測システム
観測データは、電話回線などを通じて、気象庁にある地域気象観測センター(アメダスセンター)に集計
異常値がないかチェックを受ける
全国の気象台、報道機関、民間気象事業所などに配信
(気温は10秒毎)

★1974年、気象災害の防止を目的に運用開始された、世界でもまれにみる高度な観測システム

★日本全国の約1300箇所の地点
(17km四方に1箇所)
に配置し、降水量を観測

★そのうち840箇所は
(21km四方に1箇所
降水量の他にも、気温、風、日照時間を観測【アメダスの4要素】(気圧、湿度は観測されていない)

★雪の多い地方320箇所は
積雪の深さも観測

気象学・日照時間を観測する気象測器【可照時間・日照時間・日照率】

2021-11-08 12:18:04 | 日記
日照時間とは
太陽光線が、反射や散乱されることなく、直接地表面に届いたエネルギー両が、120W/m2以上の値を示した時間

■【回転式日照計】を多く利用してる
ガラスの円の筒の中に
回転する鏡が取り付けられている
この鏡によって太陽光を反射させ
受光部に太陽光を集める
受光部に入った太陽光線のエネルギー量が120W/m2以上を越えると、〈日照ありの信号〉が記録装置に出力される仕組み

★可照時間
日の出から日の入りまでの時間
緯度により決まっている

★日照率
実際に観測された日照時間と
可照時間との比率
日照時間➗可照時間

気象学・降雪の深さ・積雪の深さを観測する気象測器【雪には降雪と積雪の観測がある】

2021-11-08 12:01:07 | 日記
■降雪の深さ
一定時間に降り積もった雪の高さ

【雪板】という気象測器を使う
積もっている雪の高さを、雪板についてる目盛りから読み取り、それを前回観測した時間からの積雪の深さとする
観測終了後は、雪板上に積もった雪をすべてはらい落として、次の降雪の深さの観測に備える

■積雪の深さ
観測時刻に、今までに降り積もった雪の合計

【雪尺】
目盛りのついた柱のメモリでよみとり計測する

【超音波式積雪計】
超音波を雪面に向かって発射
その雪面から反射され戻ってくるまでの時間によって積雪の深さを求める