品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

計量ワークショップリーダの育成

2010-06-09 08:22:37 | 品質計量管理
友人からの花の写真

計量ワークショップで職場で、測定の指導・教育の状態をマーケティングした結果は、前回掲載したとうりである。

この状態は、個々の企業にとっても、またその製品を購入する企業にとっても、そして社会的に見ても非生産性の源である。従って、改善すれば品質、生鮮性の向上に大きな効果が期待できる。

では、どうして改善するかであるが、その一つに計量ワークショップの開催である。これは理解のある計量団体や企業から始めるているが微々たる状況である、さらに推進するには組織とリーダが必要である。

リーダの育成では、計量士の資格のみでは企業及び社会が計量士の能力を知らないので信頼が得にくいので、次の力量がほどほど必要である。
1.インターネットが利用できる
2.一般的な環境管理、品質管理等の資格
3.その他業界の情報(経営状態、品質、生産等の技術)

計量士の資格試験の内容からみて、技術の共通している部分は品質管理が多いと思えるが、品質管理者の計量についての関心、知識は大変低いのでこの点を改善すると業務の中で計量士の活躍はやりやすくなる。従って、計量ワークショップのリーダは、品質管理との接点を作る活動が効果的である。


組織作りは、従来の計量団の中の理解のあるところからはじめて、各種の工業団体、商工会議所などで計量を利用すると効果の多きところに働きかける。


老人のぬいぐるみ