ipad2で写した写真(2011/07/22)
素朴な質問として、測定器は問題なく使われているのに「マイクロメーターやノギスなどに教育が必要ですか」と、きかれます。
もっともだと思えるが、しかし、使われている状態を見ると、
1)てきぱきと少々の汚れはあっても測定されている場合や、
2)もたもたと測定していて、マイクロメータの温度が上がっている場合や、
3)乱暴な取り扱いで、ラチェットが破損している場合など
を見かけることがある。
発展途上国向けの製品を作る場合は、上記の1)~3)は、許されるでしょうが、全世界で売れるプリウスやipadなどのように性能、デザインなどの良い製品を作るには、それぞれの工程をルーペで確認するぐらいの緻密さが必要でしょう。
緻密な製造工程にはトレーニングが必要であるから、職場に測定トレーニングのトレーナーが欠かせません。
測定トレーナーワークショップという名称はどうであろうか。この方法が普及すれば”測トレ”と呼ばれるであろう。
老人のぬいぐるみ