品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

5Sスキルに気が付いた

2012-11-07 07:25:40 | 品質計量管理
菊の花(2012/11/07)

街ののふれあい教室(2012/11/02)

スキルとは、辞書によると”熟練した技術。手練(しゅれん)”とある。また、”到達可能な技術、技能”ともある。


「QMS有効性向上のための測定5S」の講習会を終えてから、街のふれあい教室で「測定5Sスキルの体験」を実施した。

この10日間の変化は、測定5Sという言葉が一般的にはほとんど使われていないので、言葉から内容を伝えることの困難さを感じたいたことによる。

もう一つに、5Sでは、整理、整頓、清掃、清潔、躾という内容は伝わり、それをやると会社の経営が良くなることはわかるが、内容を科学的に説明する困難さがあり、数学や統計学を得意とする経営者、技術者の興味の対象にならない。

マネジメントシステムの有効性の向上は、数学や統計学に裏付けられた確実な方法が大切であるが、5Sは経験的であるから確実性が不足する弱点があるのでこの点を克服する必要を感じていた。

5Sをスキルとして分野ごとに具体的な表だしを行い、確実なものにするために測定において必要な5SをISO10012を基に洗い出し、具体的に表だしを行なったのが、「QMS有効性向上のための測定5S」の講習会の内容であった。

講習会を終えてから、街のふれあい教室でスキルという表現を取り入れて「測定5Sスキルの体験教室」とした深化である。


老人のぬいぐるみ