品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

ISO9001の継続的改善と10012の関係

2012-12-19 08:08:10 | 品質計量管理


愛知県常滑市(2012/12/15)

古木に何やら別の木が寄生しているように見える不思議な光景である。

3年前にISO9001の取得でコンサルを担当した会社が更新審査を終えた。現在もコンサルを継続して継続的な改善を指導している。継続的改善は、従来の古いことに新しいことを取り入れることが必要になるので、新しいことを探さなければならない。

古木に別な木を植えるようなことは継続的な改善とは言えないが、古木のままでは枯れてしまう。古木に栄養を注入する必要があるので古木が吸収できる栄養として、ISO9001と関係するISO10012を取り入れるように考えている。

中小企業向け測定研修でISO10012と表現すると、別なことをやるように受け取る人が多いので表現には注意が必要である。これは、中小企業ではISO10012はできないと思っていることによると思えるが、大企業と中小企業ではISO10012の実施レベルが異なるが中小企業でもISO10012の内容をやらなければ、品質も生産性も向上しない。

大企業でも中小企業でもISO10012の内容の全てを実施しなければ必ず倒産するので、中小企業ではISO10012ができないと考えている人への啓蒙の必要性を感じている。

老人のぬいぐるみ