品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

工場爆発とメンテナンス技能、計測機器

2014-01-11 06:10:54 | 品質計量管理



報道によると

トリクロロシランは引火性が高いため、1カ月以上、加湿窒素ガスを器内に注入し、爆発を防ぐ処置をしている。しかし、その後に器内の状態が安定したかどうかを判断する目安として温度計などの機器は使わず、素手で熱交換器に触り、「冷えていれば取り外しても問題ない」と判断するなど、現場作業員の個人の感覚や経験に頼っていたという。

上記のように、計測機器を使わないことが爆発の原因の一つように書いてある。この考え方は正しい考え方とも思える。また、現場作業者の技能が計測器を使わないと判断できないことにも原因の一つがあると思う。

この現場のメンテナンス技能は日本を代表する技能と思えるが、メンテナンス技能を高めるために計測器を使うことが必要と考える。

老人のぬいぐるみ