郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

「楽しいだけ」ではいけないの? (4)

2019年05月08日 | 日記

ただし、この「楽しい」というのを、受け手(例えば子ども達)に、どう

感じてもらうのかは、本当に難しい。

 

10年以上前に、TV局の記者の方が話していたのだが、

「力を入れて製作した番組であまり視聴率がとれず、意外な番組が視聴率を取れたりするから、視聴者の実態をつかむのが

本当に難しい。」

と話していた。

 

マスメディアですらそうなのである。出し手(教師)が受け手(子ども)に対して、「楽しいだろう」などと決め付けるのは

おこがましいのではないかと考える。

 

だからこそ、子ども達が「楽しんでいる」という実態を大切に考えないといけないのだと考える。

 

            □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■

 

そろそろ結論を・・・。

 

いろいろダラダラ述べてしまったが、結論としては

「楽しいだけで、いい。」

ということである。

 

しかし、その「楽しい」という状態については、常に振り返る必要があると思う。

私は少なくても以下の点は、「楽しい」といっても避けるべきだと思う。

 

・自分や他の誰かを不快にして「楽しい」という状態。

 

不快に感じる人が1人でもいるのなら、どんなに大勢が「楽しい」といっても慎重に行うべきだと思う。

(たとえば、「参加しない自由」を保障するとか。)

 

これまでの価値観で「楽しい」というものでも、これからはどんどん変わると思う。

そうなったときに、

 

・なぜ、楽しいのか?

・なぜ、楽しくないのか?

 

そこの振り返りを常に心がけていけば、やはり「楽しいだけで、いい。」と、私は考える。

 

あまりまとまらない感もあるが、「楽しさ」についての1つの意見として書いてみた。

 

(おわり)

 

-K.O-


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