郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

スペイン映画「だれもが愛しいチャンピオン」を観た

2020年01月08日 | 日記

お正月🎍初めて電車で外出🚃

今日から封切りの映画「だれもが愛しいチャンピオン」を観るために

 

ハビエル・フェセル監督によるスペイン映画だが、2018年のスペイン国内興行収入で年間第一位を記録した

ゴヤ賞(スペイン・アカデミー賞)作品賞等3部門受賞した人気映画だ

 

千葉劇場の初回上映は三分程度の入り具合い

おかげでゆったりと鑑賞

圧倒的迫力でスクリーンを賑わしたのは600人の中からオーディションで選ばれたという「実際に障害を持つ」人たち10人の「俳優」

 

プロバスケチーム🏀のコーチを解雇され、飲酒運転事故で社会奉仕活動を命じられ、おまけにパートナーとは別居中のマルコ

「知的障害者」たちのバスケ🏀チームをコーチすることに

 

あっという間に約2時間が過ぎてしまった😀

 

この「障害を持った」アスリートたちの個性は輝いているが、それ以上に誰もがしっかり一人の自分を持っている

そしてまた、各自がそれらの他者を当たり前のように受け入れている

 

「障害者」という枠で括って見たり接したりしがちな、私たち「健常者」(と言われる)の側の軽薄さがむしろ浮き彫りになる

 

この映画は決して観る者に「勇気を与える」とか「優しい気持ちにさせる」とかいうお仕着せはしない

 

でも映画を観終わった私は何か胸の中にあったモヤモヤが吹き飛んでいた

思えば笑ったり涙したりしていた様でもあるが

 

同時に上映されているのは先日観たばかりの「家族を想うとき」と「シュヴァルの理想宮」「最強のふたり」

 

このお正月にお薦めの映画である

 2020.01.03

 

-S.S-


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