インフルエンザウイルスの2023年第4週(1月23日~1月29日)の定点当たり報告数、全国平均では10.36人と「注意報」レベルを超えています。
大阪府の状況
兵庫県の状況
また、定点医療機関当たりの患者数については、
倉原医師のレポート
”学級閉鎖が急増し3年ぶりの水準 感染対策をしているのになぜインフルエンザは拡大するのか?”
https://news.yahoo.co.jp/byline/kuraharayu/20230203-00335581
によれば、下図のように
都道府県別では沖縄県(41.23)、福井県(25.38)、大阪府(24.34)、福岡県(21.70)、京都府(20.24)、石川県(17.52)、宮崎県(16.47)、兵庫県(14.02)、奈良県(13.93)、佐賀県(12.54)の順となっています。
そして、
インフルエンザの感染が拡大する理由について、
・新型コロナ対策によって国全体で感染症を抑圧していたことから、インフルエンザウイルスに曝露されずに過ごし、当該ウイルスに対する免疫が集団として成立していない
・コロナ禍に入ってインフルエンザの流行がみられなかったことから、「どうせ今年も流行しないだろう」ということで、インフルエンザワクチンを接種していない人が多い可能性
・海外からの渡航や新型コロナの「5類」化に向けて感染対策の緩和もすすんでいるため、インフルエンザの感染が拡大する条件
こうしたことから、倉原医師は、
・基本的な感染対策である、手洗いの徹底やアルコール消毒、不織布マスクの着用が重要
・マスク着用の緩和の議論も大事ですが、インフルエンザシーズンが終わってからのほうが賢明
と指摘しています。
地域差などインフルエンザの流行の状況をチェックしながら、換気対策と屋内でのマスク着用は、続けたいと思いますね。
・コロナ禍に入ってインフルエンザの流行がみられなかったことから、「どうせ今年も流行しないだろう」ということで、インフルエンザワクチンを接種していない人が多い可能性
・海外からの渡航や新型コロナの「5類」化に向けて感染対策の緩和もすすんでいるため、インフルエンザの感染が拡大する条件
こうしたことから、倉原医師は、
・基本的な感染対策である、手洗いの徹底やアルコール消毒、不織布マスクの着用が重要
・マスク着用の緩和の議論も大事ですが、インフルエンザシーズンが終わってからのほうが賢明
と指摘しています。
地域差などインフルエンザの流行の状況をチェックしながら、換気対策と屋内でのマスク着用は、続けたいと思いますね。