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暖かくする!

2023-02-05 | 健康
立春になっても肌寒い日が続きます。


   ※2023/1/25

室内温度を上げると頭がぼーっとするので、洋室に電気こたつを置いて脚を入れて、暖をとっています。

”寒い冬を乗り切るには暖房の設定温度を上げるよりも正しく服を着こむ方がはるかに節約につながる”
 https://gigazine.net/news/20230131-insulation-first-body-home/

GIGAZINEにこんな記事がありました。

◎節約の主旨は、

 依然として暖房器具のエネルギー消費量は膨大で、そのほとんどが化石燃料に依存しており、
「暖房の設定温度を下げて、より多くの服を着る」こと

・そもそも、人体深部の体温は摂氏37度程度あるが、皮膚温度は摂氏33~34度前後
・皮膚温度が下がるのは環境温度が体温よりも低いため
・皮膚からの放熱を防ぐために衣服の着用
・皮膚と衣服の間にある空気の層を温めることによって起こるものであり、空気は熱伝導率が比較的悪いため優れた断熱材

1)そして、衣服の断熱特性は「clo」という単位があるということです。

・1cloは0.155m²K/Wに相当し、スリーピースのビジネススーツ(シャツ・パンツ・ジャケット)と薄い下着を着用した状態に等しい断熱効果

・アメリカ暖房冷凍空調学会(ASHRAE)による衣服の種類毎の大まかなclo値は以下の通り。


着用している衣服のclo値を単純合計することで、断熱特性を計算できる。

・材料工学の発展により軽くてclo値の高い衣類も登場、日本で絶大な人気を誇るヒートテックなどの機能性インナーはまさに「軽くてclo値の高い衣類」のひとつ

・機能性インナーなどのclo値を正確に文書化したものは存在しないものの、約2倍で概算

2)ポンピング係数はclo値に加えて衣類の断熱性を定義するもう一つの要素で、着用者の動きによって生じる空気の動きを示す指標

・ポンチョやワイドパンツといったゆったりした衣服よりも、体にピッタリとフィットする下着の方がはるかにポンピング係数が優れているため、
 clo値が近い衣服でも実際の断熱効果は断然ポンピング係数が高い衣類の方が高くなる

・また、「単一の大きな空気の層」よりも「複数の薄い空気の層」をまとっている方が断熱効果が高くなるため、clo値の高い下着や衣類を着こむことで、高い断熱効果を期待

3)体を動かさずにじっとしているのか、タイピングなどの軽い動作を行っているかなどによって、必要なclo値は変化

・例えば室温が摂氏10度の場合、
  体を動かしていない場合は「2.7clo」が必要、
  タイピングなどの軽い活動を行っている場合は必要なclo値が「1.7clo」程度に下がる


毛や羽毛に覆われている動物がたくさんありますが、ヒトにはありません。
経験的に重ね着の効用など知っていますが、clo などの単位があることは初めて知りました。
値上げの中で、工夫を重ね、寒さを乗り切りたいと思います。


   ※地獄谷野猿公苑HPより