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ワクチン諸情勢など

2023-02-11 | 健康
黒木先生がレポートを更新、
”COVID-19 TK-File (46) 次世代ワクチンとワクチン接種スケジュール”
  2023 年 2 月 10 日  黒木登志夫
   https://lifemedicom.app.box.com/s/g35m09jcbyhoy53zsjpphakhsj69d3z6

その中の、米国での動きなどを紹介します。

1)年に 1 回、9 月にワクチン接種

FDA(アメリカ食品医薬品局)は、
・1/27、FDA の諮問委員会は今後、アメリカの全員を対象に、来年秋にブースター投与を接種するという FDA の提案を全会一致で大筋合意

黒木先生は、
 不確実性(amid uncertainty)」が依然として残っている最中にそのような決定ができるのかという疑問も残る
とし、

慎重意見
・ 年 1 回接種ですべての人が 1 年間十分な免疫が得られるかどうか。
・ インフルエンザは季節性感染なので、COVID とは違う。
・ ワクチンの接種率はブースターのたびに低下している。
・ ブースターの効果について疑問を持つ人が少なくない。
・ 研究よりも先に政策を決めると、後で修正するときに混乱が起こる。

を紹介しています。

2)ハイブリッド免疫
COVID 感染とワクチンによる二重の免疫を持っている『ハイブリッド免疫』は、効果が高い
・ ハイブリッド免疫: 感染を 42%、入院、重症化を 97%防御する。
・ 感染のみ: 感染を 25%、入院、重症化を 75%防御する。
   (註:ワクチン単独の効果については記載がない)

黒木先生は、致死率などについて、以下のコメントをしています。

・第 8 波は、死亡者数が第 7 波よりも多かった。死亡者数の方が正しく、感染者数は正確に把握できていなかったと考えるべきである。致死率は第 7 波よりも少し高かったが、オミクロンより前(第 5 波まで)と比べると遙かに少ない。ワクチンの効果+オミクロン株の特性の結果であろう。

2000 年 5 月から 2023 年 2 月まで の感 染者 数( 上)、 死亡 者数(中)、致死率(下)の推移<日本>


3)このリポートには、
毎回、コロナ秀歌・コロナ秀句・コロナ川柳が紹介されています。
その中から、コロナ川柳を三つ

  ちと可笑しマスクはずせば平時とは    東京都 塩田孝之
  二から五へ成績表なら文句なし      埼玉県 野口 博
  九波はね見えなくなってもあるんだよ   茨城県 五社蘭平


まだまだコロナとの戦いは続きますね。