仮称”住まいづくり塾”名前はともかく、住まいづくりを考えている人達の役に立ちたいと言うより、正しい選択をして後悔のない住まいづくりをして頂きたいと思う気持ちが強く、住まいをと考ている人達が気軽に相談できるシステムが無いため、仕方なく建築のプロと建て主が交渉をしなければならない為、分からないまま進んで行かなければならない。
敷居が高いからとか、高く付くのじゃないかとかの不安もあり、結局相談にも行けず、何が正しいのか、高いのか安いのかも分からないまま、業者から促されるまま契約をし、希望する殆どが、予算を理由に叶えられず、我慢の中で住まいづくりを終えてしまった人は決して少なくない。
今後、不況の中に置いて建て替えを諦め、リフォ-ムをと考える人が増える事は確実で、リホ-ム業界の中においても多くの業者が存在し、その業者の中には、専門知識を持たない人が看板を挙げ、消費者から見ればプロだと思ってしまい依頼をし結局信じられない施工をされ、損害賠償を弁護しに依頼する例も増加している。
消費者保護の法律が強化されたとはいえ、殆どは法律では守られず、知識の無さで業者を信頼せざるをえず、悪質とは言えなくとも信じられない金額を請求されている場合もある。
これからは消費者ももっと賢い選択をしなければこの不況の中、出来るだけ無駄な資金を使わないよう見極め支払っていかなければならない。
今、築10年程度のリフォ-ム工事を検討しているが、断熱を強化し、国土交通省の助成金やエコポイントにも適合しそれ以上の性能を持つ家にと考え施工業者と仕様の検討をしているが、断熱サッシにするため、既存の窓の室内側に付け二重のサッシを入れる商品は各サッシメ-カ-にその商品はあるが、サッシが二重のため、使い勝手も悪く、内部の綺麗さも損なわれる為、
真空ガラスを使えないかと業者に相談したところ、「真空サッシを使ったこと無いですが、多分高くて使えないでしょう」との返事が返ってきたが、どれほど高いのか日本で一社しかない真空ガラスを扱っているメ-カ-に問い合わせ、サンプルを送ってもらい調べた所、断熱ペア-ガラスと比べ約4倍の金額となる事が分かったが、ガラスだけを比較すれば高いが、サッシ全体で考えればそんなに高くは無いことが分かってきた。
真空ガラスは、ガラスの中に何もなく、理屈から考えれば熱戦以外は熱を通さない事になり、断熱効果は二重サッシよりも高くなる筈だと考え、業者に二重サッシと比較し予算的にどちらが高く付くのか検討させている。
このようにして、一つの疑問や可能性を考えることにより、住まいの良し悪しは変わり、予算も全体から考えることで単品の比較では高く付いても、手間が安く付けば、性能を向上させ結果的に安く綺麗に仕上がる場合もある。
このようにして一つの可能性は一般の消費者から提案される事は少なく、
もしその提案がされたとしても、「高いですよ、普通のペア-ガラスの4倍もしますから」と言われただけで諦めてしまうだろう。