テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

星空観望

2012-02-01 23:16:41 | 双眼鏡 望遠鏡
昨夜に引き続き、雲のない夜なので、星見をしていました。
今日、すばるは月に近すぎて綺麗な観望が望めないため、あちこちの明るい恒星、アルデバラン、カペラ、ベテルギウス、プロキオン、シリウス、、、と短い時間でしたが、順にSkyMasterで追っていきました。
具合のいいフリーストップビノホルダーですが、これに限らず、SkyMasterを三脚アダプターで保持して使う場合、右側鏡筒を手でもって使うと眼幅がズレがちになります。構造上、左側鏡筒のヒンジが三脚ねじ穴の側(前)にあるため、ビノホルダーの樹脂のブッシュと半固定状態に締め付けられて、眼幅調整に必要なトルクを上回っているからなのです。3D雲台のパン棒を持って動かせば、ずれることはないのですが、今日はKTS自由雲台のボールヘッドがギリギリ固定され、パン軸はやや緩く動く状態で使っているため、SkyMaster本体をある程度の力で向きを変えています。左手で持てば、何ら支障はないので、それまでなのですが、あらためてKTS自由雲台の使い勝手のよさ(パン軸よりさきにボールが強く固定される)に感心するとともに、組み合わせシステムの完成度の追求はムズカシイと感じた次第であります。また、かつてのOMシステムのマクロ撮影機材(オートベローズとかリングストロボ、様々。)の完成度の高さを畏敬の念をもって思いだすと同時に、コロコロと新規格、新機種、が発生する昨今の写真機、ハイエンドのプロ用機材は別にして、アマチュア用機材において、システムの完成度を求めたものなど見あたらない状況に落胆します。単体の機器の性能、スペックのみが、追求されるため、賞味期限の短い写真機が大半な状況、翻って、写真のデキに悩むより、次のカメラは何を買おうと悩む時間が多いカメラマンがほとんどのような気がします。オートフォーカスの精度の調整のために、レンズごとにキャリブレーションし、あるいは頻繁にサービス送りになる、そんなカメラは写真を撮る道具として、進む方向を誤っているのでは?と不安になります。

ハナシがズレてしまいました、今日の記事の後半は写真機雑感です、はい。