非常に馬鹿げた事をやって笑いを取る映画です。どうやら出演者はプロのスタントマン様です。瞬間接着剤を手やお尻に付けて人間同士を接着したり、お尻を人間火山見立て、ウンコを溶岩に見立てて3フィート以上の高さまでウンコを噴出。スタンガンの一杯吊るしている狭い廊下を囚人の逃走に見立てて走らせたり、奇想天外な笑いの極みです。オートバイ屋にオートバイを買いに行って、店内でエンジンをかけて、そのまま店のガラスを突き破って出て行ったり。巨大なゴム銃で人間を撃ったり、体中をビニールで包んで歩行器で運動させ汗を採集(人間の汗のカクテル)してそれを他の人に飲ませます。飲む人も、見ている人もカメラマンもゲッポゲッポです。良くもまぁこんな事を考えると感心します。一歩間違うと大けがをする様な笑いですが、彼らは真剣に楽しみながらやっています。とにかく奇想天外。
はたちの頃にアメリカに来て、それから30年。もうすっかり日本的な物事の考えは無くなり、アメリカ社会で生きて行く術を持ち合わせています。それが日本的な見方が抜けない私から見ると奇異に見えて仕方がありません。いくら、それを言って聞かせても分かってくれないのです。どちかかと言うと、首を傾げたくなる部分がアメリカ的になり、日本人としての良さが無くなっているのです。こんな話をアメリカ人にする、賢明なアメリカ人は分かってくれるのですが、アメリカ化した日本人が分かってくれないのが、悲しい限りです。日本人の良さを無くさないで下さい!