アメリカ大統領選挙の共和党候補、ルドルフ・ジュリアーニ元NY市長が選挙戦から降りました。昨夜のフロリダでの結果で決意をしたのでしょう。彼はフロリダに賭けての選挙運動でしたので、最終的な判断をしたのでしょう。NY市で犯罪の減少に辣腕をふるっとジュリアーニも大統領として全国民の期待に副うには、道のりが遠すぎたようです。今でも思い出すのは９１１のブッシュ大統領とのテロリズムと戦うと宣言した姿です。もう、あれから約７年、そんな彼の市長時代、そして９１１時の功績も人々の脳裏から遠のいて行ったのかもしれません。今夜は共和党の公開討論会です。次は誰が降り、誰が残るのか興味が尽きません。
注目のアメリカ大統領選挙。今夕はフロリダの予備選挙開票状況がCNNで放映されています。開票は両党とも４０％台ですが、民主党はどうやらクリントン候補が勝利のようです（現在約５１％）。先ほど早々と勝利宣言の映像が流れていました。オバマ候補は約３０％を得ています。一方の共和党はマケイン候補が約３５％でトップを走っています。２位はロムニー候補で、約３２％です。こちらはまだ、勝利宣言はありません。フロリダにかけた元NY市長のジュリアーニ（約１５％）は３位をハカビー候補（１３％）と争っています。明日の新聞の結果が注目されます。来週のスーパーチューズデイを待たずに、誰がドロップアウトするのでしょうか。こちらも注目です。アメリカの大統領選挙はまさしく長帳場の人気投票の様相を呈しています。乞うご期待です。
世の中いろんな商売がありますが、インターネットが発達した昨今では、情報は瞬時にそして大量に世界中にばら撒かれてしまいます。メッセージだけで、多数の人を、いろんな気分にさせて、そんな人からお金を吸い上げてしまうのでしょう。現実世界はそんなにお金をもうけさせてはくれないでしょう。そんな情報で簡単にリッチになったり、異性にもてたり、したら、私なら誰にも教えずに自分だけでこっそりと楽しみます。人間の弱い部分を利用しているとしか言いようがない、商売の一つではないでしょうか？いつも私のメールボックスには、そんなジャンクメールが一杯で消去するのに時間がかかってしまいます。「Easy come , easy go」労せずして得た物は失うのも、早いのですが、これもまた死語でしょうか？
老化防止には頭を使うことはもちろん、指先を使うのが宜しいようです。かく言う私は下手な何とかで小さい頃からギターを好きで練習をしています。一向にうまくならないのが癪でしょうがありません。これは天性の物が左右するのではないかと少しはあきらめています。ところが老化防止にはこの下手さ加減が誠に良いようで、流暢に引くのは老化防止には役立たないそうです。楽譜を見ながら、たどたどしく引くのが一番良いそうです。それなら、私のスタイルはまったくその典型です。そんな事で自分を慰めながら練習に励む今日この頃です。本当はもっとうまくなりたいのですが、負け惜しみです。
日本ですと、どこかにお店が新規開店しようものなら、オープンセールと銘打って大々的に開店記念セールをするのが普通でしょうが、ここアメリカオハイオをはちょっと違う様子です。近くに大きなホームセンター「LOWES」のチェーン店が先週？オープンしたのですが、オープンセールはもちろんの事、開店のチラシも何もないのです。想像すれば何故開店セールをやらないかは、推測できるのです。他の既存店への影響がまず一番でしょう。道路端に「NOW OPEN」と書いた立て札があるだけです。大きな駐車場ですから、お客の車か従業員の車かも定かではありません。これで商売になるのでしょうか？しばらく様子を見たいです。
インターネットの世界はますます拡大していっています。今ネットで買えないものは無いくらいでしょう。スーパーやデパートには、人ごみを嫌っていかない人もネットでは、一人で静かに買い物ができます。店員の説明にしても実際の店員が説明するよりも詳しい説明がネットにはあります。探すのも検索ですればあっという間です。歩かずに椅子に座ったままでほしい物が買い物でき、車のガソリンの節約にもなります。こんな事をしているから益々運動不足が進んで行きます。今日はお気に入りの演奏家の楽譜をネットで買いました。こんなもの実世界で探そうと思えば至難の事ですが、ネットでは至って簡単。演奏家のサイトに行けばちゃんとネットショップがあり、クレジットで購入です。後はメールでその楽譜のダウンロードサイトが指示されますから、そこからPDFをダウンロードしてプリンターで印刷すれば終わりです。便利な物です。これでは、郵便局も、宅配も勝てない要らない世界です。
今年11月に行われる大統領選挙で騒がしいこの頃です。ここオハイオ州は、「大統領の母」と称される州で、過去8人の大統領を輩出しています。その出身地とか名残の地には記念館、博物館、生まれ育った家などが残されています。８ケ所行くだけでも大変ですよ。
W. Harrison；9th.ノースベント
Grant；18th.生誕地ーポイントプレセント
Hayes；19ht.フリーモント
Garfield;20th.モニュメントークリーブランド、生家ーモアランドヒルズ
B.Harrison；223rd.インディアナポリス
McKinley；25th.カントン
Taft；27th.シンシナティ
Harding；29th.生家ーマリオン
W. Harrison；9th.ノースベント
Grant；18th.生誕地ーポイントプレセント
Hayes；19ht.フリーモント
Garfield;20th.モニュメントークリーブランド、生家ーモアランドヒルズ
B.Harrison；223rd.インディアナポリス
McKinley；25th.カントン
Taft；27th.シンシナティ
Harding；29th.生家ーマリオン
昨日の新聞に、30年前、1978年の大寒波のことが書かれていました。30年前ですからまだその事を記憶していらっしゃる方も多いとおもいます。この寒波で当時のオハイオ州では22人の人が車から歩き出して亡くなり、13人の人が車の中で、13人が暖房の無い家の中で、2人が倒壊した建物のなかで、1人は原因不明で亡くなったのです。高齢のご婦人はあまりの寒さで家の中の家具を燃やして暖をとったり、この地方のいくつかの種の鳥が全滅したのでした。この寒波の2日前は気温は40度代だったのですが、寒波のその日はデイーゼル燃料も凍る寒さでトラックを動かすこともできなかったのでした。当時のオハイオナショナルガードがその朝召集され活動に入ったのですが、1週間家には戻れなかったのでした。もう、そんな寒さはやってこないかもしれません。でも、自然の怖さは忘れたころにやって来るが、教訓です。
平野部の面積が狭い日本では信じられないのが、こちらの公園の大きさと多さです。ちょっと車で走れば、あのNYでも郊外は家の少ない田園地帯となるアメリカです。私の住んでいる近くも州都があるのですが、郊外に出ると家が点々という風景は普通です。州都を中心に10いくつかのメトロパークメトロパークが点在しているのです。もちろん森、湖、池、と自然に溢れていて野生動物のサンクチュアリー的な存在でもあります。そういった自然をよく知ってもらおうと年間を通して色んなプルグラムが組まれています。中にはゴルフコースを併設している公園もあります。今日は冬の間の運動不足解消にそういった近在の公園で散歩でもしてこようと思っています。
世界最長のノンストップクロスカントリーレースとして名高い「バハ1000」はその過酷さと難しさから、世界で最も危険なレースと言われています。メキシコのバハ・カリフォルニア半島を３日間ノンストップで走り続ける1000マイル（約1600km）もの長距離レースには世界中から自動車・バイクで走ることに人生をかけた猛者たちが集まってきます。不毛の地をノンストップで走破する選手達の姿はクレイジーの一言に尽きるでしょう。しかし、そのチャレンジする姿にはフロンティア精神があふれ、「バハ1000」には実にロマンに満ちたドラマがあります。2005年にはこのレースをドラマ化した「Dust to Glory」が上映されましたが、ドキュメンタリーで記録された、Bruce Brown Moto Classic Baja1000 Classic（１９６８年のレース） も、オフロードバイク好きには堪えられないシーンが多く含まれています。
ジャックニコルソン主演の映画で、66歳で保険会社を定年退職した男の生活と心の変化を描いています。とかくありがちな定年退職後の自分の存在のちっぽけさ、あるいは不在感覚を、妻の急死と生前の浮気、娘の結婚などを通し、揺れ動くさまを、ニコルソンの素晴らしい演技で表現しています。大きなトレーラーを一人で運転しながら行くのは、私もやってみたい事のひとつでもあり、興味を持ってみることができます。とかく男の５０，６０、定年などは、女性の更年期と同様に大きな変化点です。あまり考えすぎるのも、答えが出にくい物だけに、良くないことでしょう。トレーラーで旅にでるのは、最高でしょうね。
大統領予備選挙の最中、クリントン陣営は候補者のヒラリーの登場も多いのですが、旦那の元大統領と言うこともありビルの登場も激しさを増しています。こんなマスコミでの元大統領の登場を、オバマ派は疑問視しています。元大統領がヒラリーと一緒に登場するのは、何か元大統領がヒラリーと同一視され見る人に何か良くないメッセージを与えると訴えています。確かに夫婦ですから一緒にいてもおかしくは無いのですが、公平公正な選挙と言う点からは疑問視されても当然でしょう。ヒラリー陣営はそれを逆手にとっての戦略かもしれません。先日は、ビル旦那サングラスをかけてサックスを聴衆の前でご披露していました。傍らで見ていた、ヒラリー女房は笑っていました。さて、夫婦2人3脚の選挙、吉とでるか。ビル旦那、どこかの府知事みたいに選挙運動中に、セクハラ行為はないでしょうね？？何しろ前科ありのお人ですからね。
オハイオ州でも予備選挙が近づいてきており、テレビでの候補者のコマーシャルがしきりと流れて来ています。一番頻度が多いのが、オバマ候補者（46歳）です。彼はアメリカ上院で、現在唯一のアフリカ系アメリカ人（ただし白人とのハーフですので、純粋なアフリカ系ではありません）ハワイ、ホノルルで生まれ。お父さんはケニヤ系生まれのイスラム教徒で、お母さんはアメリカ、カンザス出身のスェーデン系白人労働者一家の生まれです。ですから、「奴隷の子孫」としてのアメリカ人の血は引いていないとの事。イスラムの戒律ではイスラム教でなければならないのですが、本人は現在キリスト教プロテスタントです。ハワイでは白人であるお母さんとお母さんの両親に育てられた自伝で釈明しています。名門コロンビア大学を卒業後、ハーバードロースクールに入学、アフリカ系として史上初の「ハーバードローリビュー」の編集長も勤めたのです。
米国の景気が後退局面に入ったと騒がれ、株価の下げが進んでいます。ブッシュ政権はそれではと、日本のどこかの党がやったような、個人への税の還元を公表しています。そうすると、そんな事がいまさら効果があるのか、無いのか、額が多い、少ないの議論が湧き出ています。外国人の私も当然納税していますから、この還付私にもあるのか興味はあります。米国がくしゃみをすれば日本は風邪を引く諺ですから、日本は今から予防注射をしても遅いのでしょうね。時節柄、風邪には注意しましょう。
世の中便利になったもんです、なんて事を言うと年寄りの台詞ですが、今夕は日本、アメリカ、カナダを入れた３極電話会議でした。時差を考慮して日本の朝、北米の夕方からでした。音も鮮明で、お互いに意見を交換し、通常のメールだけでの情報交換では出来ない、即断即決。約１時間半の国際会議でした。IP電話を利用したものですので、さほどコストもかかっていないのではと、知らない私は思うのですが、如何でしょう。他所不便を感じたのは、発言の順番でしたが、それも始まってしまえば、お互いに必要度の高い所から発言が出るのは自然で、成り行き任せでした。そして、少し沈黙があると別の所から発言が出ると言った感じです。先日のウェブ会議は失敗しましたが、今回のIP電話会議は成功でした。
