今年も鹿狩りのシーズンがやってきました。９月から青少年の弓矢による狩ははじまっているのですが、この月曜日の日の出１時間半前から銃による狩猟が９日間許可されます。オハイオ州内でも地区により、一人当たり何頭まで狩猟して良いのかが決められています。やはり五大湖よりが少なく、アパラチアン山脈に近い地区が多く生息しているのか、３頭まで許可されています。今回は来週の日曜日までの１週間、あとの二日は１２月の１５，１６日です。この間オハイオ州だけで４０万人のハンターが狩を行い、薬０万頭の鹿が捕獲されるようです。どうやら私の住んでいる地区も３頭で良いようです。特に都市部では４頭まで許可されるところも在るようです。兎に角道路に鹿が飛び出してこようものなら急ブレーキも間に合わず、車ドライバーが逆に犠牲になってしまうからでしょう。この時期会社の狩猟好きは有給を取って狩りに出かけます。とって来たら肉をあげるよとか言って勇んで出かけるのですが、そう簡単にはつかまらないのは、魚のつりと同じです。収穫なしの釣りは、坊主ですが、鹿の狩猟はなんといのでしょうかねぇ。さしずめ、ハンターは頭隠して尻隠さず状態ですから、オケツはどうでしょう。
サンクスギビングの次の金曜日はいっせいに商店がクリスマス商戦を初め、その初日の金曜日は多くの買い物客が深夜から一斉に店頭に押し寄せ、モールの駐車場も満車で止めきれなくなる日です。そこでこの日がブラックマンデーと呼ばれるのです。私も早朝４時半に起きて出かけましたが、近くのスーパーでももう、行列ができていました。モールの駐車場はほぼ満車状態です。入り口には深夜から椅子を持ち込んで待っている人もいました。これはテレビで報道しようとテレビ局の車とレポーターが飛び回っていました。開店と同時に人がどっと店内に押し寄せて、私が中に入った時には人の渦で、目指す商品のところまでいけない状態です。レジには既にお目当ての商品を買った人がこれまたレジに列を作って並んでいます。この早朝割引はお昼で終了するのですが、あっという間の買い物合戦ですね。
またまた映画の話題です。シカゴを観ました。１９２０年代のシカゴを舞台に、ショーダンサーを志していたロキシー（レニー・ゼルウィンガー）は愛人を射殺し、刑務所に入る。そこでロキシーが羨望していたショー・ダンサーのヴェルマ（キャサリン・ゼダ・ジョーンズ）と知りあう。彼女は妹を殺して服役中だが、殺しても死刑にならないためには、優秀な弁護士に頼むことだと言う刑務官ママ・モートン（クイーン・ラティファ）の薦めで、ヴェルマも弁護士・ビリー（リチャード・ギア）にロキシーは弁護を依頼するが……というストリーは展開していくのです。ボブ・フォッシー作のブロードウェイの人気ミュージカルを映画化。監督のロブ・マーシャルは舞台でも演出しています。主演のレニー．ゼルフィンガー、どこと無くマリリンモンローに似た風貌をしていると思うのは私だけでしょうか？
グラップル？これ何だかご存知ですか？外観はりんご（アップル）のようで、味はリンゴでなく、葡萄（グレープ）ですから、名前はグラップル（GRAPPLE)なのです。近くのスーパーで見かけた物でつい買ってしまい、食べてみました。お値段は４ヶ入りで６ドルですから、けして安くはないので、買うのを躊躇する人も多いようです。確かにりんごのような酸っぱさが全くありません。葡萄の味かといえば、葡萄のような果汁がありません。何か氷が人口的名感じはしますが、悪くはありません。他の食べた方によると、ものすごく人工的な安っぽいグレープの味（昔の駄菓子屋さんのグレープジュースの味？）がしておいしくないんですって。
グレープフルーツのような木のなり方をするのでしょうか？聞くところによると、「ふじ」を濃縮グレープジュースに漬けて作るんだとか？？アメリカでは色んなリンゴが出回っています。マッキントッシュ、Gala、Cameo,ゴールデンデリシャス、ジョナゴールド、たまにピンクレディーなどです。次回はまたまた不思議な（私の知らない）オロブランコについてお伝えします。
グレープフルーツのような木のなり方をするのでしょうか？聞くところによると、「ふじ」を濃縮グレープジュースに漬けて作るんだとか？？アメリカでは色んなリンゴが出回っています。マッキントッシュ、Gala、Cameo,ゴールデンデリシャス、ジョナゴールド、たまにピンクレディーなどです。次回はまたまた不思議な（私の知らない）オロブランコについてお伝えします。
2006年のアメリカの映画で、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の作品『バベル』を鑑賞しました。バベルとは『旧約聖書』の「創世記第11章」にある町の名です。2006年カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で上映され、監督賞を受賞しました。菊地凛子が米映画批評会議賞新人女優賞を受賞し、2006年10月にアメリカで、2007年4月末に日本で公開されました。交差する時間軸のなかから物語を浮かび上がらせる作品で、今回はモロッコ、アメリカ・カリフォルニア州、メキシコ・ティファナ、そして東京と、遠くはなれた地域の登場人物たちのそれぞれのストーリーが、ある事件をきっかけに交差していくものです。神が人々に国により違う言葉を話すように創った結果、意思疎通や、感情が伝わらなくなったという人間のストーリーを、モロッコを旅行中のアメリカ人夫婦、そして東京で聾者の日本人女性などを交え描いています。同じ言葉を話す、夫婦、家族、友人、知人等々の間でも意思疎通のうまく行かない状況は、誰もが経験済みです。そんな事を今一度、考えさせられる作品でした。
感謝祭が終わると次はいよいよクリスマスです。クリスマスの買い物が深夜から始まります。早い者勝ちを狙って商店も特別割引価格を出しての呼び込みです。４０％～５０％引きの価格を時間限定、数量限定出してきます。今朝は雨降りとミゾレ交じりの天気でしたから気温としては低い法です。この深夜から早朝狙いには暖かくして出かけなければいけません。最新もののDVDムービーなども３ドルから５ドル位で売られています。あらゆる商店がこのクリスマス商戦に年間の売り上げの大部分を掛けているだけに宣伝も大変なものです。今朝の新聞は、本体のニュースよりも宣伝チラシが多く、それを見るだけでも結構時間がかかりました。今夜は早く寝て早朝の買い物合戦（アーリードアバスター）に繰り出しますかねぇ。
今週の木曜日１１月２２日は、サンクスギビングデーです。ヨーロッパ大陸からアメリカ移り住んだ人たちが最初の年の収穫を感謝して始まった祝日です。ですから、カンダやメキシコでは無い祝日です。会社に人たちも親元に帰ったり、親戚で集まったり、親しい友人を招いてのご馳走が振舞われます。食べ過ぎて太り過ぎないようにするのが難しい休日でもあります。この日ばかりはどんなところもお休みのようで、買い物は食品スーパーだけがオープンで、レストラン系統はすべてお休み、ファーストフードのマクドナルドさえもお休みです。外食好きのアメリカ人のこの日ばかりは、家庭での手料理を楽しむようです。新聞にはもう、この感謝祭のご馳走の残り物の食べ方が載っています。ターキーは、サンドイッチにして食べるのが定番のようです。クランヴェリージュースをかけて食べると美味しいとのことです。どこかで試したいですが、体重増が気がかりです。
日本では最近、場の空気に関する本がベストセラーになっているとか聞きますが、今日の役員会はまさしくそのものでした。可愛そうに、空気が読めないというか、常日頃ほかの人たちとコミュニケーションが取れない役員がひとり頑張って演説をしました。他の周りの人たちは黙ってその人のしゃべっているのを聞いているだけでした。他の人たちもその人に、知らないのは貴方だけよ、とも言えずにただ聞くだけの役員会でした。他の人が黙っているので、あれ何か変だなと、分からない役員さん、場の空気を読めよと言ってあげたい位でした。気がついても、そこで引き下がれず、持論と言うか、筋論を展開するのです。筋通りに世の中行けば苦労はしません、役員さん。そんな、あなた周りの人がなんて言っているか。はい、それま～で～よ。（あなたの出世はそこまでと言う意味です。）
この週末アメリカは感謝祭（サンクスギビング）です。別名がターキーデーと言われ、多くの家庭で七面鳥の料理が振舞われるのです。ですから、会社によっては従業員に七面鳥を買う券を配ったりして、休日が来るのを祝います。丸ごと冷凍の七面鳥でも約２０ドル位で買えますから、そんなに高価なものでもないのですが、日本のお正月のお節料理のようなものでしょうか、これを食べないと感謝祭が来たと思えない的な定番中の定番料理です。テレビでも肉の温度が１６０度Fを超えるまで確りと焼く料理しないと駄目ですよと、警告をしています。私も食べました、鶏肉ですから、ま、早く言うとチキンです。そんなに騒ぐほど美味しくもありませんが、お節と同じですから、気分ものですね。この感謝祭が終わると直ぐにクリスマスとこの時期のアメリカはショッピング一色です。そのショッピングがいっせいに始まり、クリスマス協奏曲がなるのが、感謝祭翌日の金曜日です。早いところは午前０時から開店、午前中開店２時間は２０％引きとか、店もあの手この手で現金を吸収しようと、セールス合戦の始まり、始まりです。
今アメリカは来年に行われる大統領選挙でマスコミは賑わっています。民主党候補に、話題の候補者が二人もいるからです。一人は言わずと知れたヒラリークリントン元ファーストレディーです。もう一人は、黒人の候補者、バラックオバマです。ここオハイオ州は、大統領選挙では逃すことのできない州です。オハイオを制する候補が選挙を制するとも言われているからです。地元新聞が電話をアンケートを取った結果が先ほど掲載されていましたが、意外とクリントン候補は支持を得られていません。彼女に投票すると答えた人は３３％でした。好感が持てると答えた人と、そうではないと答えた人がどちらも４４％と均衡しています。好感をもてても投票は別という結果でした。この先各党が代表とする候補者選出に向けて本格動き出すのでしょうが、まだまだ興味がつきない大統領選挙です。
今年のサマータイムも明日、日曜日の午前３時で終了です。今年は法の改正があっていつも年よりも期間の長いサマータイムでした。本来ならば先週の週末に標準時間への変更が行われるのでしたが、１週間延長での標準時間切り替えです。テレビで言っていましたが、この１週間の延長で電気代の節約効果がかなりあるそうです。これで今までは暗い時間に出勤していたのが多少夜明けに近い時間で出社できそうです。今夜は一時間長く眠ることができますよと、テレビでも報道しています。
今日はハロウィーン本番です。会社では朝から仮想をした従業員があちこちと自分たちの仮装を見せびらかしに歩いています。お前たち何をしに会社に来ているのかと問いたくなるような騒ぎようです。そして昼食時には仮装のコンテストです。仕事はそっちのけと言いたくなる様な様子です。日本人の駐在員もこれに負けじと仮装しています。ちょっと太り気味のTさんは、相撲レスラーの仮装です。私には参加するだけの勇気はありません。今日ばかりは厳しい上司も、もっとまじめにやれと、言いたいところを我慢して、苦笑しています。家に帰ると近所の子供たちが軒並み、ドアベルを流しながら、トリックオアツリートに回って来ています。子供たちも心得たもので、ドアベルを鳴らしても直ぐに出てこないと直ぐに隣へ移っていきます。まるでどこでも、当たりかまわずに、回っているようです。アパートですから仕方ないと言えばそれまでです。どんな怖い人が出てくるかも分からないと、普通の人は敬遠するアパートでのツリックオアツリートです。事件の起こらないことを祈っています。
