私、シニアも放送大学学生として、生涯学習を文字通り実践しています。この放送大学、選択した学科科目以外にも、膨大な講義が受けることができ、知的好奇心を刺激します。その一つが「特別講義」です。
西部劇や日本の時代劇で馬に乗って疾走したり、野山を何日も移動するシーンがあります。しかし現実の馬と一緒の荒野の移動はそんな映画などの世界と違っているというのを、この番組『馬と共に走れ、世界一過酷なレース』を見て知りました。まさしく人馬一体、人間が馬を信頼し、気遣い、一歩一歩前進する姿は、私の動物に対する考えを変えさせました。
コロナウイルスの影響で、学校が休校になったり、外出自粛で家にいる機会が多く、多くの人の出入りするところを避けるために、家庭での食事がどうしても多くなりました。ご家庭の ”おさんどん”の重要性が一気に吹き出した様子です。この言葉”おさんどん”台所仕事というのは、付録のような意味で本来は”下女”を意味しているのですね。初めて知りました。誰かが料理して食事をせねば生きていけません。”おさんどん”は重要な人/コトです。
この時期、我が家の庭はスイセンがいっぱい咲いて賑やかです。花にあまり興味が無い私ですが、よく見ると、スイセンと一言に言っても、いろんな形のものがあるようです。ネットで調べてみると、あるわあるわ、相当に詳しい人でも正確な名前はわからないようでした。
昔の街道沿いには多くの「追分」が在ります。私の家は東海道沿いですから、幾つかの「追分」が在ります。右に行けば京都、左に行けば伊勢路と、道標が立っています。右か左かを、自らの意思で選択するのは、まだしも今回のコロナウイルス騒動で人生の行き先を変更せざるを得なくなった人々がいらっしゃいます。選択の余地なく、自らの意思には無関係に、行先を変えざるを得なくなった方々には同情を禁じ得ません。多くの変化は、プラスでなく、マイナスでしょう。就職内定取り消し、解雇、倒産、大会中止・・・。長い人生こういった事も、無いに越したことはありませんが、それにも負けず苦難を乗り切って行きましょう。私にとっては911もその変換点(追分)でありました。