ビジネスダイジェスト

ノキアは10月2日にアップルのiPhoneに対抗する、最初のタッチスクリーンタイプの携帯電話を発表するそうです。
ボブディランが彼の20年間の演奏活動から選りすぐったニューアルバムをウェブで店頭より2週間早く発売するようです。
US造幣局は人気のある24カラットのバッファロー金貨の販売を一時停止することに決めました。理由は、今の経済情勢ではあまり人気が増えるとも思われないからです。

地元商店街

日本に限らずアメリカでも古い町の商店街の振興に頭を悩めています。近くに大きなショッピングモールやアウトレットモールが出来ると人はみんな新しい大きなモールに行って買い物をするようになり、古くからある商店街はだんだん廃れてくるのです。先週近くに町（サークルビル）のメインストリートにある古い家具店が放火にあい、その家具店そしてストリート全体の新興に陰をさしています。1880年代の古い建物が軒を連ねた古きアメリカのダウンタウンメインストリートの一角が消失したのですが、歴史的に価値のある建物が集まっている地区です。その古き状態での復旧をさせるとなれば、新しい建築よりも破格の費用がかかり、かと言ってそんな場所に現代の建物が建つとなれば地域全体の景観からは似つかわしくなく、いづれで復旧させても昨今の地元離れから、来る人そのものが減っていて、復旧に値する売り上げが望めないとすれば、難しい決断を、被害にあった商店のみならず、迫られています。まだ再興の時期も場所も何も決まらない状態です。

インマイカントリー

この映画は南アフリカのアパルトヘイトが廃止されマンデラ大統領が就任後の映画です。白人支配層が有色人種に行ってきた残虐な行為を、1995年南アフリカ議会は「真実和解委員会」を設立し各地で公聴会を開きました。カトリックの「告解」と「許しの秘躇」にも似たこの方法は人々に安らぎを与えたのです。そこで被害者と加害者が自らの行った差別や暴行の真実を語り、証言を行った加害者は恩赦を与えられたのです。この公聴会に同行するアメリカ人黒人記者と、南アフリカ人の白人レポーターとの物語です。

アパラチアントレール

アパラチアントレール（略称AT）は、アメリカで最初の国定自然歩道です。今年はその制定40周年にあたります。全長2175マイル（これはシカゴからロスアンジェルスまでの距離に相当）、南はジョージア州のスプリンガー山から北はメイン州のカタディン山まで、アメリカで最長の人間が歩ける道があるのです。この歩道が完成したのは1937年で、毎年何百万と言う人がこのトレールを楽しんでいますが、この全区間を歩破した人はまだ1万人足らずです。それには約５ヶ月～７ヶ月かかると言われています。これを歩くと歩数はおよそ５００万歩です。最初（１９４８年）にこれを歩破した人はアール・シャファーという人です。単独で１２３日かかり、これを彼は自書の「Walkin In Spring」に記しています。１０年前にベストセラーとなった「A Walk In the Woods」の著者ビル・ブライソンもこのトレール歩破に友人と共に挑戦しましたが、適いませんでした。ロバートレッドフォードがこれを映画化し、ブライソン役を演じています。

ビジネスダイジェスト

アメリカ統計局は、2007年の統計より、持ち家世帯の約１５％が収入の半分以上を家の支払いにあてていると発表しました。
全米小売協会は、今年のクリスマス商戦の売り上げは昨年より２．２％増え（4700億ドル）になるであろうと発表しています。しかし、これは10年間の平均値４．４％を下回る数値です。
クライスラーは北米で２０１０年に電気自動車を発売すると、発表しました。
デルコンピューターはオンラインと電話による販売から、小売店での販売も増やして行く方針です。

ザ・ウェブ

ザという定冠詞が付くだけに定番のウェブサイトを紹介しています。
言わずと知れた２４時間一年365日ニュースを流すCNN.
何でもウェブ上でコンテストをやってしまうので流行しています。
ニュースでは在りませんが、ウィットに富んでいます。
セレブリティーのブログが一杯あります。
イギリスの有名な新聞のウェブです。
まじめなニュースからおかしなニュースまで一杯。
アナリシスが素晴らしいサイトです。
ビデオ、写真そしていろいろ。
セレブも注目。
ユーモアならこのサイト。

白い歯

歯を白くするのが最近のトレンドで、かなり根強い人気を示しています。もしまだ試していないのでしたら、この後に書いてある方法を試してみてはどうでしょう。歯が白くなると年齢よりも若くみえます。すべての方法は、ペロキサイドを使ったブリーチングです。最初のときはかかりつけの歯医者さんに相談したほうが良いでしょう。
・簡単に使えるのは、Rembrant Stripで24ドル4日で効果が現れます。
・最も早いのは、Aquafresh White Traysで40ドル。
・大きな変化が現れるのは、GoSmile Formula B1で89ドル。
・最も携帯性が高いのは、Listerin Pen で13.7ドル。
と、情報誌で伝えています。トレンドに乗るか反るか？

ガソリン価格高騰

会計監査会社からファックスで送られてくるビジネスダイジェスト記事からの情報です。株価が落ち込んだモーガンスタンレーは日本の三菱UFJファイナンシャルグループに株の２０％を84億ドルで売却する計画を明らかにしました。ウイルスソフトで知られているマカフィーはインターネットセキュリティー会社の「セキュアーコンピューティング」を買収するようです。先々週からのハリケーンアイクの通過で南部にある石油精製施設の２０％が操業停止したり、北部でも電力供給がトラぶっていて、一挙にガソリン価格が高騰し一部では5ドルを越したり、供給量そのものが緊迫している地区もありガソリンスタンドで車の長い列が出来たりしています。

GM100周年

この9月15日でGMが創立100周年を迎えました。1908年にデュラントがミシガン州フリントで組織した持ち株会社がゼネラルモーターズです。ビューイックモーターの経営を1904年に任されたデュラントは、社長としてビュイックを全米有数の自動車会社にしました。GMを創設後、オールズモービルを買収し、翌年にはキャデラック、エルモア、ポンティアック等を買収しGMの傘下に入れました。その後もミシガン周辺のトラックメーカーを次々に買収しましたが、1910年には買収費用がかさみ100万ドルの負債を抱えたデュラントはGMの支配権を失い、バンカーズトラストに会社の支配権を握られる事になりました。その後シボレーの創立に関わり、再度GMの社長に返り咲くのですが、投資の後ろ盾だったデュポン社の社長デュポンにGMを追い出される事になります。
何か映画のストーリーを思い起こすような政争、設立当時の話です。

弁護士料

世の中色んな人がいるものです。イリノイ州の弁護士が顧客のヌードダンサーに弁護士料の代わりに事務所でヌードダンスを踊らせ、触ってはいけないのに触った、いや触らないともめています。そして534ドルの弁護士代を踊りで支払わせたのです。ダンサーが警察に触ったとして訴えを起こしていますが、相手が弁護士だけに争うのはお手の物で拒否をしています。

アメリカ経済

今回のアメリカに端を発する金融不安が全世界を駆け巡っていますが、当のアメリカでは政府が公的資金をAIGに注入すると発表してもその不安が治まっていません。今回の一件では、失った人が10人に対し得をした人が1人と暗い話だけです。ゴールドマンサックスとモーガンスタンレーの株価も急落し自らの力で回復できそうもない線まで落ちています。この騒ぎ日本のバブルが弾けた時と酷似していると見ているアナリストもいます。大統領選挙中の両陣営は早速、私ならこうすると演説していますが、現実問題は候補の演説通りに行かないのが世の常でしょう。

監査

今日から約4日間、かの国からの監査人とお付き合いです。監査と名が付くだけでも、あまりいい気持ちはしません。ましてその結果が商いに影響するとあればなおさらです。かの国の海外出張のお手当は実勢と合わないとの知らせが入っていますので、俗に言う顎足プラス手土産付きでの受け入れです。本当にこんな国があるのかと疑いたくなります。こちらの用意した内容（支払い）に何の躊躇や遠慮もしめさず、まるでそれが当たり前の様に思っているようです。かの国を離れて約一月幾社の監査をしてきているのか解りませんが、多かれ少なかれどこも同じような対応をしているとすれば、さぞかし大きなスーツケースの中は土産でお腹一杯の事でしょう。そして言葉もあまり話さないとなれば、本当に何をしに来たのか疑いたくなります。

アップグレード

たびたび出張や旅行で飛行機を使う人は、フリークエントフライヤープログラム、俗に言うマイレッジカードを持っていると思います。これのマイルが溜まるといろんなサービスがあり、席のアップグレードもその内の一つです。多少の出費でアップグレードしてくれるサービスがあるとの情報です。たとえばユナイティッドエアでは、349ドル払えば年間でエコノミープラスとなり足元が5インチ広い席にすわれます。
ノースウエストは、国内線で5ドルから35ドル払うと便により足元の広い席に座ることができます。飛行機に乗る前にそんなサービスも調べてから出かけましょうと、トラベルスマートの専門家が言っています。

９１１調査

２００１年の攻撃の翌年より始めた、「身の回りの安全」についての調査です。今年で７年目ですが、昨年と比較して多少は身の回りが安全だと感じている結果が出ています。それでも、「９１１以降アラブ系の人に対する疑惑を持つ」と答えている人は３９％と高い数字を示しています。そんな折週末の新聞に広告で入れられていた「Obsession西側に対する戦争」のDVDを見るともっとその数は上昇するように思われます。全世界にいるイスラム系の人たちが聖戦と称して西欧の文化、宗教に敵愾心を持っている状況を伝えています。ごく少数の過激派だとは言っていますが、私たちの身辺にそんな人が居ないと言い切れないのが事実です。何も解らない子供たちを聖戦の名の下に自爆テロ戦士に洗脳して育てている事実が描かれています。

アメリカ大統領選挙

11月４日の選挙を控え両陣営とも副大統領候補と一緒に全国を遊説しています。先週は歴代の大統領が必ず寄ったと言われる由緒あるホテルがあるレバノンと言う町にマケイン候補が、そしてその前はオバマ候補がと、当オハイオ州を制する候補が大統領になると言われている性か両陣営ともオハイオには力を入れています。新聞にそのオハイオの有権者の調査結果が載っていました。それによりますと、４ポイント、マケイン候補がリードしています。内容としては、

　　　　　　男性　女性　黒人　白人　民主　独立　共和
マケイン　　51　　45　　1　　　53　　　11　　39　　90
オバマ　　　41　　47　　93　　 39　　　82　　36　　5　

となっています。黒人の大多数はオバマ候補を支持しています。ペイリン副大統領候補の擁立による女性票の動きは余り顕著ではなさそうです。共和党の一部がマケイン候補に流れいるのも特徴です。