「……いま試されているのは、何をなすべきかではなく、何をなすべきでないかを言い得る、言葉の力です。」
詩人、長田弘さん
テニスが終わり弁当を待っている時間に野川でぶらり。しだれ桜ももう終わり。野川と天文台の林をバックにセルフタイマーで。老けてきたな!でも何か怒っている顔。最近表には出さないが内側では怒っていることが多々。
なかでも許せないのが自民党の赤枝恒雄衆院議員の発言
http://digital.asahi.com/articles/ASJ4D6DSWJ4DUTFL00T.html
こんなデタラメがまかり通る社会は怖い。情報は一方通行の場面が多い。この記事だけ見れば信じる人がいるだろう。私がここで特に問題にしたいのはこの発言だ。
「とりあえず中学を卒業した子どもたちは仕方なく親が行けってんで通信(課程)に行き、やっぱりだめで女の子はキャバクラ行ったりとか」
ダメで通信制高校へ行って、そこでもダメだからキャバクラに行って・・・。通信制高校に学んでいる生徒たちへの暴言であり差別発言である。全日制で学ぼうが定時制で学ぼうが同じ高校生なんです。通信制高校を特殊扱いにする情報どこから仕入れたかわからないが、国会議員としての品位・品性、品格、無知などが問われる。
重要な他者であれ
議員のことで頭がパンクしそうに怒っていたが、朝日新聞夕刊にはこんな素晴らしい記事があった。話が横道にそれるが、秋山ちえ子さんの死去が報じられていた。
傷ついた母子、抱きしめて 生活支援施設長・しぶちゃんの35年
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12308680.html?ref=chiezou
渋谷さんは、施設を「人間関係の教習所」だと思っている。路上運転までは、安心して失敗できる場所で試行錯誤させてあげたい。
「人が人とつながらない自立は孤立でしかない」。損得なく一緒にジタバタして、子どもにとっての「重要な他者」になれれば、子どもはその人を悲しませたくなくて、善悪の区別をつけ、社会に順応していく。そう信じる。