みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 アルツハイマー認知症の新薬

2021-06-11 05:26:00 | 日記


梅やんは82歳の時にアルツハイマー型認知症を発症しました。以来ずーっと国保木沢診療所にかかり、認知症の診療ガイドラインにのっとり、この10年間治療を行ってきました。薬は認知症の進行を遅らせるというものでした。


先日の徳島新聞に、認知症の根本的治療薬が開発されたとの記事がありました。発症の20年前から脳にアミロイドベータが溜まり続けていたというのです。


新薬はその脳内のアミロイドベータを取り除く作用が有るそうです。


アデゥカヌマブというらしい。価格が高い。副作用がどんなものか書かれていません。
梅やんには間に合いませんでした。すでに梅やんは91歳です。致し方無い年齢までになりました。
今の梅やんは、漢方薬ツムラ83番ヨクカンサンハンゲカチンゲと非ベンゾジアゼピン系安定剤を飲んでいます。
梅やんの認知症の進行を遅らせてきたということは事実だと思います。遠方に通いながら、木沢診療所でお世話になり、頭の中の拠り所というか、心の寄る辺を保ってきたことが良かったと思います。家族の協力も良かったのでしょう。


デイサービスも効果的でした。今は特別養護老人ホームのショートステイを利用しております。
それでは今日はこの辺で。