みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 ヤギのチビ君は剣山に消える

2021-06-23 07:00:00 | 日記
昨日は、梅やんの心の癒しに活躍してきたシバヤギのチビ君が本当に家出をしてしまいました。ヤギ小屋の扉を角で開けてありました。午前9時に川成下の路上で通行人に見かけられ、10時には川成集落の奥のダムの辺りの路上で釣り人に見掛けられ、午後2時には槍戸川の上流のトビイシの辺りの路上を剣山に向かっていたと岡山から来たオートバイ乗りが私に告げてくれました。そこに私が2時10分に行くと、ヤギの姿は消えて有りませんでした。霊峰剣山でしばらくは生きて行くのかもしれませんが、実家から20キロ以上ある距離を思い詰めて、多分、死ぬる時期が近い事を悟って歩き続けたのでしょう。 

昨日は、その後、私がかねてより約束してあった高知県芸西村の農家さんへ1歳1ヶ月のザーネン種の雄ヤギを婿入りに連れて、県境の四つ足峠まで行き、引継ぎました。ザーネン君は種雄として今後も活躍してくれるでしょう。


名残惜しそうにザーネン君は車の荷台に乗ってトンネルの峠を高知へ行きました。
こうして、梅やんがショートステイしている間しばらくは留守番が居なくなります。私も少し忙しいので山羊飼いを中止します。また、8月になれば草刈りのために子山羊に来てもらいましょう。
梅やんはヤギのことを覚えていてくれるかどうか、分かりません。
それでは今日はこの辺で。