みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 介護人はよく眠る

2022-01-09 05:04:00 | 日記
梅やんをショートステイに預けてきてから二夜が経過しました。介護人の私はよく眠れました。左の坐骨神経痛がまた出始めていたのですが、これもよくなってきました。
一昨日の夕方、施設に梅やんを預けた後、看護師さんから電話を頂きました。私が手紙に書いた主治医宛の薬の変更についてでした。血圧の降圧剤と血液の抗凝固剤は趣旨のとおり減薬すること、頻脈性心房細動の薬は出すようにすることの返答を頂きました。

日和佐の山
梅やんは施設の4階にショートステイしています。この風景を見ていることでしょう。
年末年始の12日間は有意義な在宅介護でした。
この間に、自宅の風呂に入浴4回、日光浴1日、足浴2日、それぞれ行いました。入浴介助は私の3きょうだいが介助してくれました。ヘルパーさんが7回陰部洗浄に来てくれました。身体の匂いが消え、足のアカは落ち、浮腫はなくなりました。


ひ孫もおばあちゃんの入浴を見てくれました。





福祉用具入浴補助椅子も利用しています。
介護人によるリハビリは毎日20分から1時間行いました。麻痺している両脚と左手と股関節の拘縮を予防するために他動で強制的に行ないます。梅やんは痛いと言いますが、関節可動域訓練は重要です。曲っていた左膝は伸びるようになりました。左手指も拘縮しかかっていますので一本一本伸ばします。股関節の開きも大きくなりました。これらをやらなければ衣類の着替えやオムツ交換に支障をきたします。


足裏のマッサージをして足を高くして寝さすと浮腫は無くなり、ツルツルになりました。


マツモトの床屋さんで2月ぶりに髪を切ってもらいました。


上那賀病院で採尿パックバルーンカテーテルの交換をしました。


海部病院で胃ろうカテーテルの交換処置をしました。


1日5回の口腔と鼻腔からの吸引を行いました。鼻腔の液を除去して風通しをよくすると口を閉じて寝ることができます。明らかに顔色が良くなり表情が良くなります。口腔ケアは噛みつかれながら行ないます。高度な認知症のために私の指示が通りません。誤嚥性肺炎の予防になります。
そして夜は2回の体位変換をします。梅やんの身体は板のようになりしかも重い状態になっているのをゴロンとさせて血行を改善して褥瘡を予防します。


樫戸丸を見ながら日光浴。


4日間の母親介護をしてバスで帰る次女娘。
今後も介護老人福祉施設の短期入所を利用しながら、梅やんが住みなれた家で地域包括ケアというものをしていく計画です。


新型コロナの変異株が流行っているので自主的に抗原検査をしてからショートステイをしております。
それでは今日はこの辺で。