みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 梅やんの動脈血酸素は97%

2021-07-18 06:15:00 | 日記


1981年、実家にて、孫を抱く梅やん。51歳。
今日は日曜日です。久しぶりに私は休息日です。2階の窓から休息しているツバメが見えます。




先日の15日に病院で梅やんの主治医から説明を受けたことをメモしておきます。
①視床出血ですが、脳梗塞予防のために血液サラサラの薬を再開します。
②心不全、BNP値327、3です。心電図は心房細動、下壁梗塞の可能性あり。
③リハビリしている時に何か喋っている。座らせて血圧低下なし、酸素低下なし、動脈血酸素97%有り。
④歯科より訪問診療した。
⑤誤嚥性肺炎を防ぐためにも胃ロウが良い。明日、嚥下の機能検査をします。
以上です。
それでは今日はこの辺で。







みなみの梅やん介護日誌 梅やんの病状

2021-07-17 05:40:00 | 日記



私は昨日の午後4時過ぎに三好市の井川ふるさと交流センターに行き、第一回目の新型コロナワクチンを左肩へ接種してもらいました。集団接種の会場では顔見知りの地域の人々が並んで居りました。5時前には終わりました。
セツ姉から電話が掛かり、梅やんの面会に行ってきたと言う。昼過ぎに、病院から嚥下の機能検査をするための電話問診があったので、答えて置いたので、気になっていたところです。


写真はさる6月20日、2回目の新型コロナワクチン接種を終えて、ココアを飲んでくつろぐ梅やん、上那賀病院にて。これが元気な梅やんの最後の写真です。

セツ姉が言うには、梅やんの嚥下の機能はダメな結果のようでした。やはりイロウチュウブをいれるようになるのだろう、とのことでした。それに37度台の微熱が続いているらしい。どこが痛いのか?と聞くと、目を閉じたまま、自由な右手で胸を叩くらしい。微熱は日赤病院から続いています。喉がゴロゴロ音をしているし、うーむ。


今朝の我が家の前です。ここにも向日葵の花が咲いております。
月曜日には私が梅やんの病院へ面会に行くことにして居ります。それでは今日はこの辺で。







みなみの梅やん介護日誌 主治医との面談

2021-07-16 05:03:00 | 日記



木沢の朝は気持ち良くて、昔ながらのアサガオノハナが咲いていました。このアサガオのルーツ種は、かれこれ20年も前に徳島県三好郡内の井内西ノ浦と東祖谷山菅生の農家に咲いていた種を、井川町タクミ田の畑で増やして、その種を木沢の梅やんの畑に蒔いたものです。梅やんの畑に来て5年になるでしょう。


平家徳島落人の伝説『風そよぐ』撮影著者荒井賢治の写真集の地図をお借りしました。梅やんの長きに渡る療養は、この地図にある徳島県の山間部を行き来して、楽しい旅を続けて今日に至るのです。アサガオもこうして、昨日の朝、梅やんの畑で咲いたのです。




さて、昨日は昼に木沢から徳島市内の病院へ行き、梅やんがリハビリの時に履く靴と手を結束してベッド柵に固定するタオルを届けました。靴はデイサービスに使用していた物を洗っておいたのです。


午後6時前に私とセツ姉が4階病棟の面談室に呼ばれ、主治医となったノムラ医師から梅やんの病状説明を受けました。

これは6月26日の右視床出血のCT画像です。


これは脳室内の出血の状態です。左右に血が溜まっております。


現在のCTと出血直後のMRI写真です。出血は止まり薄い色に見えます。
梅やんは転移入院の翌日、右手で鼻腔のチューブを引っ張り出して胃から抜きました。それで医師が入れ直して確認のために腹部レントゲンを撮影したそうです。それで今日は造影剤を飲ませて嚥下の機能の検査をしてもらいます。経口で食べることができるか検討するためです。鼻腔栄養のチューブの装着は高齢者施設や在宅では無理でしょう。ダメなら胃ろうによる人工栄養となります。セツ姉も理解できたようです。
医師は2ヶ月で退院して、後は高齢者介護施設へ行くと。入院中の外泊や一時退院しての再入院はコロナで病棟がクラスターになるといけないので許可しないそうです。
それなら、8月の盆前に退院すると、こちらから申しておきました。身体障害者手帳1級申請は3ヶ月後に、要介護度変更申請はしたので意見書を近日に、書いてもらえるように宜しくお願いしておきました。今後は、在宅介護と特別養護老人ホーム及び老人保健施設のショートステイでやって行きます、と申しておきました。
セツ姉とは病院前で別れて、私は午後9時前に三好市の自宅に帰りました。
それでは今日はこの辺で。















みなみの梅やん介護日誌 竜峠を見る

2021-07-15 05:44:00 | 日記


昨日の木沢は朝のうちは良い天気でした。私は洗濯物を干し、草を刈り、ヤギ小屋の掃除をして過ごしたのだが、昼から雷が鳴り出し、夕方まで雨が降り、家の片付け作業はできませんでした。
ケアマネジャーのハヤカワさんに電話して、梅やんの要介護認定の変更申請をしていただくようにお願いしました。要介護度5になるだろう。8月には退院してベッドを借りてお盆は家で過ごさせよう。


夕方、大用知へ行き、ひと月半ぶりに子山羊を見せてもらいました。このヤギたちは異母兄妹です。


雌ヤギの方は飼い主に懐いて居ないようでした。身体も小さくて角が有りません。8月から実家で草刈りをしてもらう予定です。梅やんの世話もヤギの世話もしながら、また、ケアプランを認知症介護から重度の身体介護に切り替えて、梅やんの実家療法をやってみましょう。


身体が小さい雌ヤギは十分育つかどうか、心配ですが。


午後6時を過ぎても山々に太陽がさしていました。この地からはニシミネ山、八重寺峠、竜峠などの山々が見えます。勝浦方面が良く見えます。山を見ていたら、ちょうど病院の先生から私の携帯に電話がかかり、梅やんの嚥下の力、飲み込みの検査をしたいとの用件でした。本日午後5時半から病状説明を聞きに病院へ、セツ姉と共に行く事になりました。










88歳の梅やん、敬老会記念写真です。
それでは今日はこの辺で。


みなみの梅やん介護日誌 脳出血発作後18日目の梅やん

2021-07-14 06:23:00 | 日記
昨日、私はタクシーに乗って小松島の日赤病院へ向かいました。正午の面会時間に少し遅れて着きました。


18日ぶりに見る梅やんは別人の様に痩せていました。
リハビリテーション実施計画書にサイン。右視床出血、心房細動、慢性心不全、意識障害GCスケール4.1.4 と記載されています。嚥下困難、四肢筋力低下、運動機能障害麻痺、感覚機能障害、音声発話障害、高次脳機能障害、寝返り全介助、起き上がり非実施、立ち上がり非実施、座位保持非実施、立位保持非実施。
意識障害レベルはGCSグラスゴーコマスケール(自発的に開眼4+言語反応言葉出ず1+運動反応逃避行動4)で合計9点→中等度障害(8点以下は重度)
というレベルでしょう。しかし短い言葉が出ているので2とすれば10点とも言えそうです。時や場所、人は分りません。ちなみに正常は合計15点、軽度、中等度、重度と点数が低くなります。


爺さんのようでもあり、脳性麻痺の子どもの様でもありました。



チャーターした寝台車で、私が傍らに乗り、梅やんの手を握っておりました。


梅やんの目はしっかり開けているし、ゴロゴロとした痰を切ろうとしています。


徳島健生病院に入院しました。面会は月水金午後に短時間1名ができます。セツ姉が近いから時々に面会します。


4階の地域包括ケア病棟に入っております。来週に私が医師から説明を受ける時間を取ってもらいます。


私は、遠路徳島市まで面会に来てくれたフミ叔母、チイ叔母を木沢までマイカーに乗せて送り、実家へ帰って来ました。
庭にはオニユリの花が土に横たわったまま咲いておりました。


今朝はその花を起こしてシャンと咲かせました。10年前、梅やんはデイサービスに出かける朝、ニコニコしてユリの花の傍らに立って居たのです。


さあ、また頑張ろう!梅やん。
それでは今日はこの辺で。