みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 真冬、梅やん自宅に戻る

2022-01-23 06:08:00 | 日記


昨日、梅やんは3時半に木沢の実家に帰りました。職員さんが言うには、少し言葉が話せて、便秘はなく体調は良いとのことでした。家では風呂に入れるのかと聞いてくれました。私は、入れますと答えておきました。


今日はトモちゃんたちがお見舞いに来てくれました。梅やんは笑うことはしませんでしたが、意味ありげに右手を挙げて挨拶して、握った手を離しませんでした。2年前に藍住のゆめタウンで食事をして以来の再会です。4歳の曾孫は緊張した表情でした。しかたありませんね。


トモちゃんが小さい頃に、梅やんは木沢から藍住まで子守りによく行きました。


冬の日は短いので4時にトモちゃんは帰って行きました。ヤギたちも見送ります。ところでヤギは小さな箱に入れて車に乗せ、途中の上板サービスエリアと阿南市加茂谷でトイレ休憩させます。


梅やんの足は少し腫れています。高栄養流動食の経管注入による食事、唾液と鼻汁の吸引をし、足湯とマッサージ、関節可動域訓練をして寝させました。昨夜は今朝までに3回の吸引と体位変換を行いました。血圧は上が130mmHgでした。
今回もユキ妹が手伝いに来てくれて美味しい夕食になりました。梅やんはたべられませんけど。
町役場から、梅やんの第3回目のコロナワクチン接種を2月22日に木沢診療所で行うとの通知が郵便で来ておりました。
今日は梅やんを風呂に入れます。尿バルーンカテーテルを抜かないように上手くやらなければなりません。


今朝の木沢は小雨です。

それでは今日はこの辺で。












みなみの梅やん介護日誌 かいな山

2022-01-22 03:18:00 | 日記


週末が私は新聞の仕事で忙しい。井ノ内の腕山や池田の中津山を眺めながらの車の運転です。この地でもう何十年もしているのですが、この地の配達は、梅やんが認知症の療養のために来ていた10年の間にほとんど私1人で行ない、梅やんを連れて行った記憶が無いのです。


井内地区は標高1300メートルの山々が間近にあります。その700メートル余りの高さの所にまで人家があります。梅やんが生まれた那賀町木沢の集落とよく似た山間部です。昨日は新聞の仕事を遅くまでして今日の梅やんを迎えに行く準備をしました。この地から梅やんがショートステイしている日和佐までは距離にして130キロくらいあります。徳島県西部の三好市から南部の美波町まで移動するのです。私は午後4時過ぎに施設へ電話して、明日の午後2時に迎えに行くことを伝えました。
今朝は早朝より用事を済ませて梅やんを迎えに行きます。5日間の在宅療養のために気合いを入れて参りましょう。
それでは今日はこの辺で。






みなみの梅やん介護日誌 諸準備、在宅療法

2022-01-19 06:09:00 | 日記


今朝の朝刊によれば、昨日の徳島県内の新型コロナの検査結果状況は200数十人検査して陽性者40人となったそうです。
梅やんは22日にショートステイを退所するのですが、1週間したらまた入所する予定なので入所の日の朝には検査をします。そのために新型コロナウイルス抗原検査キットを買ってきました。吉野川市川島町のホームセンターコメリで2000円でした。


これは自宅での研究用です。
梅やんは11月に県立海部病院と日赤病院に入院した折りに、それらの病院での診療報酬明細書を後からくれるのですが、それを見ると抗原検査をしています。コウゲンケンサというのです。


15分で結果が分かります。陽性に出れば保健所へ届けて対処することになり、入所はできません。施設に迷惑をかけないために。
今日はマイカーのタイヤを新しいスタットレスに変えて置きます。今履かせているタイヤは、車に詳しい友人に聞くとすり減って効果がないそうですから。
高栄養流動食は7日分買ってありますから大丈夫。
今回もユキ妹が在宅介護を手伝いに来てくれる予定なので助かります。
それでは今日はこの辺で。







みなみの梅やん介護日誌 梅やんの個別機能訓練計画書、評価

2022-01-18 06:03:00 | 日記



昨日は梅やんが居るショートステイの施設から、個別機能訓練計画のために評価した日常生活動作の状態を書いたものが封筒で郵送されて来ました。それを見ると10月18日の短期入所時点よりもコミニュケーション能力が改善しています。「会話が全く理解できない」→「理解できる」へ、「意思伝達が不可能」→「時どき可能」へ変わっていました。病院での入院生活を経たばかりの状態よりも、生活機能を重視した短期入所生活介護での状態が良いようです。これは施設の作業療法士が評価してくれたものです。もっとも、プログラムに書いてある健康体操やラジオ体操は出来るわけないけれど、書いておくだけだろうと思います。




徳島県西部の三好市山間部は今朝も雪のようです。梅やんはお陰で温かい日和佐の施設で真冬の季節を乗り越えられるのでありがたいことです。
梅やんは今週の土曜日22日午後に私が迎えに行ってショートステイを退所する予定です。
それでは今日はこの辺で。





みなみの梅やん介護日誌 関節の拘縮とリハビリ

2022-01-14 06:06:00 | 日記




梅やんは昨年6月26日に、朝食中突然に脳内出血になりました。右視床というところの血管から中程度の出血でした。
発症以来寝たきり状態になり、10月18日まで入院。その間に病院の救命救急病床から急性期病床、療養病床、地域包括ケア病床へと途中、4泊と6泊の在宅介護を経て、転院しました。
10月18日から10月31日まで特養ホームにショートステイ。11月1日から5日まで在宅介護。11月5日から22日まで特養ホームにショートステイ。11月23日から12月6日まで病院に入院。12月7日から12月27日まで特養ホームにショートステイ。
そして年末年始を在宅介護で過ごし、1月7日から特養ホームにショートステイして居ります。
11月から12月27日まで生活介護施設と病院で過ごしたので52日間はリハビリがありませんでした。左半身が麻痺している梅やんは股関節の開きが悪くなり、左膝関節も曲がってきて、左手指関節も曲がって、右足も自動では動きません。体幹の寝返りもできません。
在宅介護中は自宅のベッドの上で私が関節可動域訓練を毎日実施してきました。毎日、関節を動かしてあげると伸びるようになります。関節は2週間動かさないで置くと拘縮が始まり、4週間で関節組織が癒着してしまうそうです。関節拘縮が進行すると、オムツ替えや着替え、入浴、移動に障害になります。
というわけで、梅やんのショートステイは2週間から3週間を、在宅介護は月2回に分けて残りの数日間を行うように計画しています。私自身が腰痛で長年リハビリを受けてきましたので、見様見真似でできるのです。また大学柔道部で運動の理論と関節技の仕方を身につけていますのでやれるのです。柔道部の先輩や後輩の中には柔道整復師になった人もいます。私は柔道2段。
さて、今月26日には上那賀病院でリハビリの先生の診察と評価を受ける予定です。
それでは今日はこの辺で。