まだまだ続くよ発達障害とデトックス機能の弱さの話題
ここのところ、わたしの血液検査データから読み取れることの出来るデトックス機能の弱さについて書いてきております
(ごくごく一般的な血液検査でよく見かける、MCVという項目です)
生きづらさに悩み続けてきたわたしが、なぜ加工食品を控え、デトックスにこだわるのか…
その理由について書いています
今日は前回の葉酸不足に引き続き、B12不足についてです
B12不足が引き起こされる要因で挙げた、胃酸不足
胃酸不足ががあることによって引き起こされる、B12の吸収阻害
これがデトックス機能の低さにひとつ関係してきます
(しつこいですが、(笑)B12を吸収するためには胃酸が必須なのです)
胃酸分泌に関して気になる方はペプシンの前駆体、ペプシノーゲンを検査項目に追加したり、血清アミラーゼの項目なんかも見てみると良いと思います
発達障害の人が往々にして消化能力が低いことは、
発達障害のスペシャリストでもある西脇俊二先生のよく言われるところです
西脇俊二先生著書・消化力を是非読みましょう
免疫力UP 自律神経を整える 基礎代謝が高まる! 消化力 | |
西脇 俊二 | |
ワニブックス |
この発達障害の人の消化力の弱さ、、
つまり胃酸不足が、より顕著に彼らをB12 不足へと誘うと言えます
発達障害の方に限らず、日本人は胃酸不足の人多いそう…
(胃腸が弱いの日本人…)
ちなみに、前回も書いた葉酸還元酵素、MTHFR遺伝子変異も、アジア系に最も多いと言われているそうです
脳の血流の低下にも関係しているとかいないとか…
胃酸不足=B12不足が引きおこされる可能性…
胃酸不足とB12不足が関係していることが分かった
では、なぜそれらがデトックス機能と関係してくるのか??
と言いますと…
B12は体内でメチレーションという重要な回路を回す上での必須の栄養素であり、
B12が不足するということは、このメチレーション回路が上手く周っていかないということでもある…
(まさに代謝障害ですね…)
メチレーションは、解毒機能にかなり深く関わっているそうで、
メチレーション低下は解毒機能の低下を意味しているってわけです
発達障害の人は解毒機能が弱い(デトックス能力が低い)というのは本当に本当によく聞くことですが、
そこには胃酸不足、B12 不足からくるメチレーション回路の不具合も関係していて、
さらに発達障害の人が胃と腸が弱いと言われることにも繋がっていると言えそうです
(胃酸か足りなきゃ、未消化物が大腸にまで到達して悪玉菌優勢になり、慢性炎症を引きこします)
全部が繋がっています
メチレーションについてはウィリアムウォルシュ博士のうつの5つ生化学タイプが勉強になりましたのでおススメです
(宮澤先生のブログで読めます)
さて、わたしの血液検査、MCVが常に高値である
ということから、わたしのデトックス機能の低さがこうして伺えてくるわけです
もちろん、これはひとつの指標にしかなりませんので悪しからず
なぜなら、
鉄欠乏があれば逆にMCVは低下、
鉄欠乏とB12 不足と葉酸不足の両方があれば数値は相殺されて一見正常にうつることもあるわけです
一つの検査項目だけでは判断できず、
鉄不足がないかも、他の項目と合わせて見る技術が必要になるわけです
分子整合栄養医学・オーソモレキュラーを熟知する先生というのはあらゆる方面から洗いざらいし、いくつもの可能性を頭に入れ入念みております
気になる方はオーソモレキュラーを実施している病院で洗いざらいしてもらうのがおススメです
常にMCVが100越えするわたしですが、
先日姉の血液検査を見る機会があり、彼女もわたしと同じ、やはり100超えするMCVの値をしめしておりました
素人読みではあるわたしの血液検査データの解析はあくまで指標にしかならないとはいえ、笑
葉酸.B12不足はやはり遺伝的なものが関係しているではないかと思ってしまいます
これまたひとつの指標程度にしかならないかもしれませんが、
次回はMCV高値であることで引きおこされる症状のいくつかをまとめておきたいと思います
MCV高値の人は要チェック