分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
栄養のこと、健康のこと、分子栄養学や日常やつぶやきなど
気ままに綴っています

うつ、心の病の原因。治したいのなら。

2018年11月17日 | 身体・健康

前回はトリプトファンサプリによって体調が悪化することがある

ということについて、

セロトニンが生成されるメチレーション回路を例に書きましたが

 

前回載せた代謝図👇

これを見ることで、

うつが 心の病という一言では片付けられない ということを理解するのに役立ちます

 

心を安定させ、幸せや喜びを司る神経伝達物質のセロトニンは、様々な栄養素と体内の酵素でもって、

さらには個人の代謝サイクルをもとにして生成されるわけです

 

それぞれの持ち場で必要とされる栄養素、たとえば鉄やビタミン類が不足してもセロトニンが不足してしまいますし、

以前の記事 でも書いた遺伝的な葉酸不足(MTHFR遺伝子変異)があれば、体内で葉酸を使える形に上手く変換できないということなどが起こります

 

これではセロトニンが充分に作られない😱

 

心の病を治す には、自分の心と向き合うよりも、代謝サイクルを正常に整えていくアプローチを行うほうがよっぽど効果があると言えるでしょう

話をする、話を聞いてもらうだけのカウンセリングでは、決して代謝を整えることなど出来ないのです

 

うつ、心の病を治したいのであれば、生化学的にアプローチする視点は絶対に持っていた方が良い

過去のトラウマや成育歴のせいだけにしていても、それらは所詮過ぎたこと…

心も体も元気になるには今出来ることをせっせとやるのが一番近道なのです

 

むしろ、これまで心を見つめて、、向きあって、、

なにも解決してこなかった人にとっては、朗報すぎる話しでしょう…

 

心を見つめて、"気付き"が起きてハッピーになれるなんて。。一部の人の幻想・たわ言です

 

行動を見つめる時間があるなら、行動あるのみ

コメント
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