分子栄養学講師の気ままなブログ

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ビタミンBサプリと高たんぱくとメンタルトラブル

2019年08月19日 | 身体・健康

前回はCBS酵素変異がある人はビタミンBサプリメントにも注意が必要ということを書きました✍️

サラダバー症候群とビタミンサプリと高たんぱく食


硫黄不耐症と診断されている人であれば分かりやすいですが、、、


セリアック病やグルテン不耐性と同じで、

(セリアック病やグルテン不耐性ではないにも関わらず小麦を食べるのをやめると体調が良くなる人が意外と多いように)

硫黄不耐性と診断されているわけではないけれど、

硫黄を含む食品を食べた日の翌日に実は体調が悪くなっている人がいるかもしれません😢


硫黄を含む食べ物を食べるとなんだか体調が悪いだなんて、

そうとう自分の食べたものに注意を払っていない限り、

昨晩食べた<それ>のせいで体調が悪いだなんて思いもしないです😰


インディゴチルドレンが自分の食べた食事に敏感に反応し、様々なトラブルが生じてしまうのも、

(トラブルが生じていると気付いていない場合も多いでしょうが)

CBS酵素変異や硫黄不耐性だけに限りませんが、こういった代謝経路の不具合が往々にして起きていることがひとつ関係していると言えますね(解毒能力にもひとつ関係してきます


ただでさえこの経路が活性化していてアンモニアや硫酸塩などが過剰になりやすいCBS酵素に変異がある人が、

硫黄やアンモニアを多く含む食品を食べ、経路を活性化させるビタミンB6(B6はBコンプレックスサプリの中に含まれる)を摂ったら、、、

身体の中に大量の毒を発生させるようなもの


また、ブレインフォグのような身体症状にとどまらずに、

メンタルの不調も出てしまうのがやっかいです


高たんぱく食をはじめてはみたものの、、

なんかイライラが酷くなったとか、うつっぽいのが悪化したとかっていう人は

このCBS酵素変異やアンモニアの解毒が上手くいっていない可能性があるかもしれません


アンモニアや硫黄は過剰になれば身体にとって毒以外の何者でもありません😈👿

 

体内では代謝は歯車のように働いていて、身体に毒素があればそれを解毒するように働く仕組みのようです

人間の世界でも、あっちが忙しいとそちらにばかり人手を奪われ、ある個所が手薄になるというのはよくあることですが

それと同じです…

毒素処理が優先され、神経伝達物質を作る代謝経路は後回しになり、結果メンタルトラブルが生じてしまうようです

 

CBS酵素に変異がある人は、高たんぱく食、硫黄やアンモニアを多く含む食品、ビタミンB6(Bコンプレックスサプリ)には慎重に

自分の体調の変化によく注意をにはらいながら摂った方がよさそうです😵

 

とはいえ、糖質過剰に陥りやすい現代人

過剰な糖質を分解するためには多量のビタミンB群が必要となり、

糖代謝を正常にするために糖質制限と高たんぱく食は有効…

 

しかし、これらを踏まえると、おいそれと高たんぱくと糖質制限に突っ走るわけにもいかない

CBS酵素変異、サラダバー症候群の人のジレンマと言えるかもしれません


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